まとめ

過去ログ661 2016/9/29 16:22

★土曜日
中山7レース

マコトギンスパーク
前走の新潟2200m戦はスロー上がり4F勝負となり、外側の馬場の良いところを走れてクビ差の2着。
道中もうまく馬の後ろに入れていましたが、途中から動いてきた馬達のせいもあり、3コーナーで内の馬と接触する不利がありました。
それでも動いて行った3頭の後を追って4コーナーで4番手まで押し上げ、直線で抜け出した勝ち馬を外から追うように伸びていました。
「体が増えて良くなってきたとは言え、この馬の力ならあそこから1馬身くらいは抜きされるハズですからね。前走はまだデキが本物じゃなかったから、今回はもっと良くなりますよ」との事。

この中間は不良の馬場でも抜群の動きを見せており、状態面での上積みが大きく見込める1頭となります。

★情報
中山500万下

ゴールドフォレスト
新馬戦は中山ダート1800m戦に使われて、脚抜き良い高速重馬場で前に行った馬が有利な馬場状態で2着。
スタートはバラバラと出遅れた馬が多数見られ、大外のゴールドフォレストが押して先手を奪い、最初は若干リードを奪いましたが2コーナーで抑えきれずにハミを噛んでしまいました。
同日の未勝利戦よりも速いぐらいのペースで進み、後続は進出しにくくためらう流れとなり、3角ではアジアハイウェイが捲って進出も、前に並ぶほどではなく直線で脱落。
前の組がいい脚色で粘り込む中、内を進んでいたフォースリッチが直線バラけて追い出すと、悠々と前の2頭を交わして楽に押し切った格好。
ゴールドフォレストは抵抗したものの、後続を離しつつの2着で、後続に突かれる形でかなり厳しい内容でしたが、それでも好位勢を振り切っての2着で相当強い2着のレースでした。

2戦目の前走は距離を短縮して1200m戦。
外からゴールドフォレストとシグナリングの出脚が良く、2列目も序盤は5頭ほどが並ぶ展開となりましたが、前の2頭がやたらと速く後続が追いかけられずにコーナーで隊列が縦に伸びる形となりました。
3ハロン34秒0のハイペースで逃げ、直線に向いても勢いは衰えず、もう行ったっきりの勝利。
ゴールドフォレストは当日のオープンクラスにコンマ2秒迫る走破タイムを叩き出し、同週の1000万特別をコンマ5秒も上回る時計での勝利となりました。
まだキャリア2戦のレースでこのパフォーマンスだけに、今後有望な1頭と言えます。

★土曜日
中山9レース

アルカサス
デビューから2連勝して青葉賞では6番人気ながらも、出遅れて後方からの競馬となり、道中は流れが緩まずに動けずに道中で脚を使わされる格好となり、終いは伸びを欠いて10着に敗れました。
2戦目んい中山で勝った時は、開幕週の絶好馬場でしたが標準より若干掛かっており、少し外差し優勢な馬場状態でした。
外の2頭の行き脚が良く、ヒプノティストが満を持して逃げる展開となり、ウインクルサルーテが2番手でシャインレッドが3番手。
すぐにペースを落とさず前の3頭が序盤は引き離して向正面で緩める逃げとなり、ドンチャブの捲りと同時に後続が徐々に追いついた3コーナー手前で、既に先頭はペースを上げていて、先頭のヒプノティストは手応え楽に押し切り態勢に入り、直線で突き離そうという態勢だったものの、大外を回って進出したアルカサルが一気の脚で差し切った格好。
このレースは完全に逃げ馬が押し切るべき展開だっただけに、アルカサルの強さが際立った1戦となりました。
前走の函館戦は滞在で良い雰囲気でしたが、レースでは雰囲気が違って掛かり気味の競馬となってしまいました。
追われてひと伸びしていましたが結果は3着。
パワータイプだけに、2連勝した中山コースは歓迎で、馬場が渋った方がパフォーマンスを上げてきそうな1頭です。