まとめ

過去ログ663 2016/10/4 15:54

★注目
日曜日
京都9レース

アズールムーン
前走は開幕週の馬場で、超Hペースの消耗戦となり、単騎逃げというわけではありませんでしたが、まるで1200mのような前半のラップとなりました。
3ハロン通過タイムが33.3秒で、この流れで押し切り勝ちは強い内容と言えます。
今回も開幕週の簡単に止まらない馬場だけに、注意が必要な1頭と言えます。

ヤマカツグレース
新馬戦は全面ボロボロの末期馬場で、時計が掛かる状況となり、出遅れた馬が多く見られ、内からアーダルベルトが逃げ、促してサクレエクスプレスとパリファッションの3頭が並んで進む展開となりました。
しばらく遅い流れで淡々と進み、3角過ぎから後方にいたニシノエアレスが一気に捲って出ると、それに対応して、2列目外にいたヤマカツグレースが反応し、併せに行って2頭で大外に膨れてしまい、内からサクレエクスプレスがラチ沿いを押し通そうと追い出すも、外の2頭も崩れず抵抗し、最後まで脚が続いたヤマカツグレースが態勢有利で押し通した格好となりました。
ヤマカツグレースは最後に物見をするなど、余裕を残しており、まだまだ良化の余地を残しての勝利 となりました。
切れる脚も持っており、開幕の馬場でさらにパフォーマンスを上げてきそうな1頭ですが、荒れた馬場も問題なく、馬場不問の1頭と言えます。

★注目
京都11レース

ダノンバトゥーラ
2走前の丹沢Sは予想外に強かった1戦で、休み明け、骨折明けというのもありましたが東京2100向きではないように思っていました。
ただ、12.9 - 12.8 - 12.5 - 12.0 - 11.9 - 12.6とL2最速で3F勝負と後半要素を問われながらも逃げてL2の上り坂でスッと2列目を引き離す脚を使えていました。
最後は差されましたが、3番手以下をきっちりと離した内容は評価できます。
スピードに不安はなく、重賞のアンタレスSでも48.1-49.5とハイペース戦となり、11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 13.0と消耗戦の中で2列目から先行しながら前2頭には4角以降で少し離されましたがL1ではしぶとく食らいついており、5着イッシンドウタイ辺りとの比較で見てもスピード戦で結果を出せたのは大きな材料です。
韓国馬事会杯を勝った時も厳しい流れだったのでどういう展開でも好走可能の1頭と言えます。
前走は休み明けで少し太めの馬体でしたが、2番手からの競馬で折り合ってスムーズに追走し、4コーナー手前から加速して1ハロン標手前で先頭に立って押し切りを狙いましたが勝ち馬の勢いに屈しての2着となりました。
今回は叩き2戦目で勝ち負け可能の1頭と言えます。

★注目
ムーンマジェスティ

前走は福島だったために1200m戦か1800m戦かの微妙な選択となり、結果的に1200m戦に使われて8着に敗れました。
この馬は東京マイル戦がベストの舞台で、中山開催は見送って東京開催まで待機させていた経緯があります。
前走の福島戦は度外視できる1戦で、2走前の東京マイル戦はゲートを失敗してしまい、前を追いかけるのに脚を使ってしまい最後はピリッとした脚を使えずに7着に敗れました。
3走前の東京マイル戦がこの馬の能力を発揮できた1戦で、中間に馬体を回復させ絵の出走で、道中は脚を溜めて進め、最後は内目が開いたところを確保してラスト1ハロンから伸びてクビ差の2着。
4走前は1400m戦で出遅れ、馬群が固まって直線も進路が無いまま10着。
5走前は休み明けで10キロ体重を減らしてしまい、明らかに調整ミスで参考外です。
東京マイル戦は優秀な持ちタイムがあり、近走の成績+休み明けで人気しないだけに妙味があります。
得意の条件で能力通り走れれば勝ち負けが期待できる1頭となります。