まとめ

過去ログ664 2016/10/6 17:30

★土曜日
京都10レース

キアロスクーロ
去勢明けの豊栄特別はトモがフラついていましたが、レースでも直線は内を狙うもスペースが狭くなってしまい最後まで追う事ができずに12着に敗れました。
ひと叩きされた前走でもまだ良化はスローでしたが、道中は好位グループの少し後ろからいい感じに追走しており、このレースでも直線は内を狙いましたがバテてきた馬の後ろで少し待たされるロスがあり、その後は2着馬の内から外から進路を切り替えながらの競馬となり、詰め寄りながらもコンマ1秒差の3着となりました。
スムーズだったらかなり際どかった1戦でした。
今回は3走前と同じ舞台となりますが、当時はパドックで馬っ気を出してレースでは半歩ほど出遅れてしまい、後方からの競馬となりました。
3ハロン標付近で勝ち馬よりも早めに仕掛けて出るも、最後まで前との差が詰まらずに2着となりました。
今回は休み明け3戦目でトモの状態もかなり良くなっており、中間の動きは良い反応を見せており問題ありません。
近走はまともな競馬が出来ていないだけに、スムーズなら勝ち負け濃厚の1頭と言えます。
今回は前走先着されたピンストライプがいますが、ピンストライプはマイラーで、もまれ弱いタイプだけに、この距離で内枠に入れば危険な人気馬となります。
降級馬ですが、1000万下クラスの京都1400m戦では力んで前に壁を作れずに14着に大敗しています。
この舞台では、内では揉まれて外では前に壁を作れずに掛かってしまうため、飛ぶ可能性が高く、人気を背負う1頭だけに配当面で期待できるレースと言えます。

★土曜日
京都9レース

オールマリンバー
前走の阪神は速い流れで入りましたが、1〜2角で緩んで後半5Fは緩まず流れる展開となりました。
中間にゲート練習を行った効果で、道中は行きたい馬を行かせて5〜6番手のポジションを取り、勝負どころで前に接近して直線で抜け出した勝ち馬を追う形。
最後は右手前のままで伸びましたが、半馬身及ばずの2着となりました。
前走の阪神は2000m戦で、距離が微妙に長くて最後に手前が替わりませんでした。
2走前の新潟1800m戦はペースが遅くて外を回る形となり、ロスの多い競馬で3着となりました。
一旦は13秒台まで落ち着いたペースも、向正面から突き突かれの形でペースアップが速くなり、後半5Fのロングスパート戦でハイレベルな1戦を休み明け初戦3着に食い込めた内容は大きく評価できます。
今回は叩き3戦目で前走から距離を短縮しての1900m戦となり、条件が好転する1頭となります。
この中間は前走以上の動きを見せており、現級2着の実績のあるコースで勝ち負け濃厚の1頭となります。

★注目
月曜日

京都10レース

マキシマムドパリ
フローラS3着の実力馬。
フローラSは開幕週で絶好の馬場となり、上がり性能必須の馬場状態で、ース序盤に好発を決めたシングウィズジョイと外枠から行き脚ついたグリシーヌシチーが並ぶも、競り合いとはならずすぐ隊列が決まる展開。
好位組もみな押さえ込んだままとなり、道中一切ペースが上がらず直線でも縦に長いままになってたほどで、後続が全く押し上げず全馬脚を余す展開。
後方の馬もほとんど33秒後半〜34秒前半の脚を使っているものの、隊列が全く変わらずに距離適性が合わず能力も近い馬同士の隊列勝負だとなりました。同馬は最内枠を利してまずまずのスタートからしっかりと好位のポジションを確保し、道中はディアマイダーリンの直後で進めながら3〜4コーナーでも最内ポケットを立ち回って3列目で直線。直線序盤で進路確保してシングウィズジョイの直後を突いて伸びてはいましたが、最後まで詰めきれずに君子蘭賞同様シングウィズジョイとの差をなかなか詰められず、ディアマイダーリンにも先着を許しての3着。
しかもこの時は輸送負けで馬体減が大幅に減っていた状態でのものです。オークスでは馬体を戻しながらの調整で目いっぱい追えずに仕上げられず、8着。
前走までにこの馬が馬券圏外となったのはこのオークスと、GV愛知杯4着のみで、あとは全て3着以内となっていました。
前走は1番人気ながらも5着に崩れましたが、敗因は『緩んだ馬場』とはっきりしています。
終始勝ち馬をマークして進みましたが、3コーナーから反応が悪くなってしまい、最後は前との差を詰められませんでした。
理想は良馬場で、良馬場なら巻き返し濃厚ですが、馬場が渋るようなら危険な人気馬候補となります。