まとめ

過去ログ689 2017/6/5 11:13

★注目馬
エイシンスレイマン(3歳未)
前走は休み明けの1戦となりましたが、前半は馬込みの中でゴチャつき、3角でも一旦退かされる場面が見られました。
流れが落ち着き、内目を回った馬、そして、先行していた馬に展開そのものは味方していたことを考えると、あのポジションからよく追い上げての3着は大きく評価できます。
休み明けで体が大きくなっており、今回は使った上積みも大きい1頭となります。
この馬は休養前は3戦していますが、全て雨で緩んだ馬場での競馬となり、緩んだ馬場に脚を取られて追われてからもモタつく面が見られていました。
それでも2,4,4、着と大きく崩れておらず、特に3走前(4着時)の相手は3着馬のモズカッチャンがその後フローラSまで3連勝を飾り、オークスでも2着。
2着馬メルヴィンカズマも未勝利を勝ち上がっており、勝ち馬サトノクロニクルはその後に白百合Sを勝利しています。
5着に負かしたマスターコード、8着に負かしたハギノアレスも未勝利を勝ちあがっておりかなりハイレベルな1戦となりました。
能力的には未勝利にいる馬ではないため、良馬場なら圧勝の可能性が高い1頭と言えます。


メイグランデ(東京・3歳未勝利)
デビュー戦は東京の芝のマイル戦に使われましたが、直線は内で包まれながらもバラけると馬群を割って伸びてきており5着。
攻め馬の本数が少なかった点を考えれば評価できる内容で、続く中京のマイル戦では時計を詰めて2着。
後続には水を開けていたたため、3戦目は1番人気に推されましたが結果は5着。
中1週+右回りコース+最後の直線の急坂で前をカットされる不利が響いてしまい崩れてしまいましたが、前走は間隔を空けて挑むも6着。
向正面でレースが動いた時に動くことが出来ずに敗れてしまい脚の使いどころが難しい面を見せていました。
今回はベストと思われる左回りのマイル戦に戻り、巻き返し濃厚の1頭となります。
近2走の敗戦で妙味も見込める1頭です。

★注目馬
土曜日
阪神9レース

ダイアナヘイロー
前走はテンの速い馬が揃いましたが、京都なら前半3ハロン33秒台後半までというのがこのクラスの常識的な範囲となります。
前半を34秒台前半で入って、後半も34秒台でまとめてくるというバランスで、ラップの前後半差が大きすぎた2,3走前の負け方は度外視できます。
前走は、この厩舎はこの馬しか乗らない武豊騎手に乗り替わってきており、休み明けで2着に好走。
1馬身のリードを取って3ハロン33.4秒で軽快に飛ばし、直線に入って渋太く粘っての2着となり、今回は一叩きして降級となり、再度武豊騎手騎乗で確勝級の1頭と言えます。
元々この馬は操縦性が悪かったのですが、フィリーズレビューではハミを替えた事で操縦性が格段に良くなっていましたが国分騎手のヘグリでテンに行けず、最後も大きく膨れてしまい権利取りに失敗した経緯があります。
この馬の新馬勝ちを決めた国分騎手でしたが、フィリーズレビューの騎乗ミスで降ろされてしまい、その後はこの馬に騎乗することは無くなりました。
陣営はこの馬の能力を高く評価しており、今回は力の違いで圧勝まであり得る1頭と言えます。

★注目馬
ナムラマル(3歳未)
前走は極悪馬場での競馬となり、直線に向くところで脚を滑らせ、大きくバランスを崩して落馬寸前となった同馬。
その拍子に左のアブミが外れてしまい、再び入れ直すのに4〜5秒のロスがあり、体勢を立て直してから脚を使って2着を確保する結果となりました。
デビュー前には併せ馬で負けた事が無く、新馬戦で1番人気となるも結果は3着。
この馬はゲートの遅さと道中でハをミ取ったり抜いたりする幼い面が課題でしたが、レース慣れするにつれてスタートも改善されており、まともなら今回は確勝級の1頭と言えます。