まとめ

過去ログ692 2017/7/18 9:09

★今週の勝負レース
日曜日
中京9レース

ナムラマル
3走前の未勝利戦は極悪馬場での競馬となり、直線に向くところで脚を滑らせ、大きくバランスを崩して落馬寸前となった同馬。
その拍子に左のアブミが外れてしまい、再び入れ直すのに4〜5秒のロスがあり、体勢を立て直してから脚を使って2着を確保する結果となりました。
デビュー前には併せ馬で負けた事が無く、新馬戦で1番人気となるも結果は3着。
この馬はゲートの遅さと道中でハをミ取ったり抜いたりする幼い面が課題でしたが、レース慣れするにつれてスタートも改善されており、2走前には5馬身差の圧勝で未勝利勝ちを決めました。
昇級戦となった前走は渋った馬場が応えてノビノビ走れずに3角。
トビが大きいタイプだけに、前走は追われてからがいつもの走りではなく、ゴール前で甘くなってしまい3着。
「もっと上を目指せる馬です。このクラスなら力は2枚抜けています」と陣営も強気で、良馬場想定となる今回は一変の可能性が高く、アッサリ勝ち上がれる1頭となります。

ジュンエスポワール(函館・2歳未)
「勝つために福島から直接連れてきました」と日高助手が自信をもって連れて来た1頭。
前走の福島は前半にモタついて後方からの競馬となりましたが、ペース的には展開も向いて差し切れそうな流れでしたが後一歩及ばずに2着となりました。
新馬戦ではゲートのタイミングが合わずに出遅れてしまいましたが、馬込みでも問題とせず、一度使われて大きく変わり身を見せており、今回は確勝を期しての北海道遠征の1頭となります。

★注目馬
土曜日

函館11レース
キャンディーバローズ
この馬は輸送競馬に弱く、力を出せる条件は滞在競馬となり、函館3戦目の今回が絶好の狙い目となります。
この馬は北海道デビュー組で、新馬戦2着の後は札幌1500mをレコード勝ちしています。
しかし、その後は状態面の維持に手間取り、昨年の函館スプリント時は状態面が良くない中でのレースとなり16着に大敗。
その後は休養で馬体回復に専念し、復帰初戦の新潟1400m戦では息が持たずにいかにも休み明けといった内容で16着。その次走の阪神(4走前のレース)では『ひと月以上も在厩させて久々に良い状態で使える』と陣営が自信をもって挑むも坂井騎手の痛恨の出遅れで13着。
この1戦で坂井騎手が降ろされましたが、次走は苦手な輸送競馬の中山戦で12着と大敗しました。
2走前は函館に使われ、2階降級での得意の平坦コースとなりましたが、スタートで鼻面が地面に着くほど大きな躓きを見せての3着となりました。
滞在競馬となった前走は叩き2戦目で更に大きな上積みとパフォーマンスを期待できましたが、内を回った分、勝負所で前が塞がってしまい、動き出しが待たされるロスがありました。
直線でも内を突いたところでバランスを崩してしまい、そこで伸びが甘くなっての5着となりました。
今回はルメール騎手への乗り替わりで勝負を掛けてきました。

日曜日
函館9レース

メジャータイフーン
2走前は降級戦となり2番人気で5着に崩れた同馬。この馬は洋芝巧者で北海道での成績は(1,2,0,4)崩れた4回の敗因は、前走は1歩目が出ずに出遅れて最後方からの競馬となってしまい、4角では大外に出して伸びて来ましたが発馬のロスが響いて4着まで。
2走前時はダッシュひと息で中団からの競馬となり、力むのを抑えていると3角手前で馬が下がって来てしまい後方まで押し下げられるロスがあり、4角を回って外に出して伸びて来ましたが開幕週だけに前が止まらずに5着まで。
14着時は1回目のゲートは問題ありませんでしたが、競争除外馬が出てゲートのやり直しとなり、その影響で集中力を欠いてしまい出遅れてしまい、直線でも包まれてまともに追えないまま終了となりました。
12着時は連闘後の1戦で馬体を大きく減らしのての競馬で崩れており、その後は休養に入っていました。
まともな状態なら洋芝では崩れておらず、スタートさえスムーズなら勝ち負けが期待できる1頭と言えます。

ザッツクール
3走前は叩き3戦目と言う事もあったパドックでは馬がカリカリしてうるさい面を見せており8着。
その後、リフレッシュさせて挑んだ2走前では直線で全く追えておらず、度外視できる1戦と言えます。
もともとこの馬は冬の東京開催の未勝利でもかなりのハイレベル戦だったモアナの未勝利で上位に好走していた馬で、スピードに勝ったタイプでマイルでは最後に甘くなるので1200mへの距離短縮は良かったはずですが、2走前は初めての1200mで久々で大幅馬体増でテンについていけず、それでも位置は地力で取っていながらも直線では前が詰まって全く追えておらず、スムーズだったら勝ち負けになっていた内容でした。
前走は出負けしてしまい、中団の内に入れてラチ沿いをロス無く進めていましたが、なかなか前との差を詰められずに直線でジリジリになってしまい、7着。
この馬もスタートがまともなら勝ち切れる1頭となります。

★注目馬
土曜日

中京9レース

ピュアコンチェルト
注目は1000万の前々走で、このレースでは前半は馬込みに入れて進め、直線も馬群に突っ込んで捌いて捌いて伸びてきたましたが、ゴール前で前が壁になり、完全に勢いをそがれてしまい上り最速での4着。
降級戦となった前走はマイル戦に使われましたが、『この馬はマイルだと脚を溜める場面があって、そこから3〜4角で動く時にモタモタしてしまいます。少し忙しい1400mの方が絶対に合っていますよ』と、前走後に吉田騎手が話しており今回は降級2戦目で得意の1400m戦となり勝ち巻け濃厚の1頭と言えます。


ブルーミン(古500万)
前走は行った行った行ったの展開となり、3番手でスムーズに運びながら前2頭に1馬身ほど差をつけられての3着となった同馬。
前捌きからもダートの方が合っており、揉まれず自分のリズムで行ければ力を出せるタイプとなります。
中京1400メートルは既走馬相手のデビュー戦を圧勝した舞台で、当時は抜け出してからフワフワと遊ぶ面を見せていただけに余裕のある圧勝内容でした。
前走の出脚の良さなら今回もスンナリと行けるはずで1200mを使ったことで出が良くなる今回は砂を被る不安点も軽減され、アッサリ勝ち上がれそうな1頭です。

ディープオーパス(古500万)
昇級戦の前走はスッと前に行けましたが、1角手前から内の2頭がオーバーペースで押して行ったため、そこで流れが崩れてしまいましたが、『行かないと周りを気にするタイプだけにハナを切る事が条件ですね。前走はジョッキーが砂を被らないように運んでくれましたが、外から捲られるともう駄目でした』とのこと。
ハナに行ければ非常に渋太く、今の先行有利の中京は合うため降級の今回は変わり身がある1頭です。