まとめ

過去ログ694 2017/8/7 16:51

★土曜日
新潟11レース

ピップライブリー
以前は展開に注文がつくタイプでしたが、気性が成長して前目で運べるようになってから展開不問で安定して走れるようになった同馬。
3走前の心斎橋Sでは前に壁を作れない展開で掛かっていましたが、何とか収まりをつけて運び、直線のラスト1ハロンで先頭を窺う場面となり、そこから内の勝ち馬には見劣りましたがコンマ1秒差の2着。
2走前はうまく良い位置で流れに乗ってリズム良く競馬ができ、最後もしっかりと伸びての押し切り勝ちとなりました。
昇級戦となった前走は1番人気に推されましたが結果は3着。
着差がハナ・アタマ差の微差の競馬でしたが、このレースは馬場の内がかなり荒れており、最内枠だった事もあり、道中で外に出せずに終始馬場の悪い部分を走らされていました。
それでも最後は内から良く伸びてきての3着。
間隔が開いていた点、馬場の悪い部分を通った点を加味すれば叩き2戦目で綺麗な馬場の新潟では確勝級の1頭と言えます。

★注目馬
 デイジーフローラ(古500万)前走が牡馬相手に好走。1800メートルで初めての連対でもあった。揉まれず運べたのも良かったと思うが、今はデキもいいのだろう。これまでの実績からも小回りの1700メートルはベスト舞台。スンナリしたレースさえできれば引き続き好勝負


キラーコンテンツ(3歳未)実戦を1度使った効果か、スタートもスッと出たし、何より行きっぷりが初戦とは全然違っていた。あの内容なら距離短縮はむしろいいかもしれない。デビュー戦を見ても能力上位は明らか。レース間隔を開けたこともいい方に出そうだし、巻き返しに注目したい。
血統、体形、走法、気性から短い距離に向く。2戦がマイルで3、7着だったが1200メートルなら
)1歳時より体の重心が高くなり生粋の短距離馬という印象は薄れたが、それでも筋肉質の好馬体。母がBCフィリー&メアスプリント(ダート1400メートル)を制した米牝馬チャンピオンスプリンターという血統と、ピリッとした気性からも距離短縮はいい

スーパーモリオン(西部日刊スポーツ杯)はダートに戻した前走で2着。古馬相手にもメドは立ったし、勝ち馬は先週、越後Sで2着。相手も悪かったし、よく脚は使っていた。1000メートルはスペシャリストが揃うが、うまく流れに乗れれば。

ヴェネト(新潟・豊栄特別)
降級する前にマイルの現級戦で(4)(5)着。既にメドを立てているが、これも気性的に短い方がいい。1400メートルで更に。

ペガサスシャーイン(新潟・麒麟山特別)
大トビで加速に時間がかかるが、一旦勢いがつくと止まらない。長い直線のコースとの相性がいい。前走の時計は優秀で1000万でも通じる


アーバンイェーガー(新潟・3歳未勝利)デビュー前から追い切りで動いていたように、もともと素質は高かった。が、いかんせん、その気性の激しさが災いして、まっすぐ走らなかったりして、そのせいで不利などを食らったりしたこともありなかなか勝ち切れずにいたが、ここにきてようやくまともに走れるようになってきている

ステルヴィオ(札幌・コスモス賞)東京でのデビュー戦が圧巻。好位から余裕を持って差し切った見た目もさることながら全体の時計も優秀だった。終い2ハロンも11秒4―11秒6。一瞬の鋭さはいかにも札幌向き。

ハニーポット(新潟・3歳未勝利)前走は3カ月ぶりの実戦で馬体は20キロ増。9着に終わったが、まだ本来の行きっぷりになく、良化途上だったと判断できる。久々を叩いたことで、中間は大分反応が良くなり、動きに推進力が加わってきた。1週前はWで51秒0―12秒7の好時計をマークするなど、上積みは大きいはず。初の新潟も、1200メートルは(2)(3)着と安定。

ヒストリア(新潟・古500万)決め手のある馬で、速い上がりの脚を求められる新潟外回りは合いそうなイメージ。古馬とは初対戦になるが、牝馬同士なら互角以上に。

★土曜日
札幌11レース
モンドインテロ
この馬は弱点はありませんが、大きな武器もないタイプで、ある程度ペースが上がっても対応可能で、スローから要所でも動けます。
トップスピード持続も一定のレベルのものは持ち合わせており、ステイヤーズSの様にポテンシャルとそこからのもう一足という2段階加速もできます。
この馬の適性が広いと言ってもベストはポテンシャル戦で、基本的には内枠を引けばどういう展開でも対応可能のタイプですが前走の目黒記念では直線で馬群に包まれてしまい窮屈な競馬で8着に崩れました。
昨年の札幌日経賞は長く良い脚を使って直線で一気に突き抜けており、ルメール騎手に「重賞を勝てる馬」と評されたほど。
トップスピードも瞬間的には高いレベルで持っている馬なのでオープン特別ならどんな展開でも勝ち負けできる1頭と言えます。