まとめ

過去ログ698 2017/8/21 11:21

★注目馬
センチュリオン
土曜日新潟11レース BSN賞
オープン昇級後は惜しいレースが続いているが、この中間も放牧に出さずにここを目標に乗り込んでいる。「大型馬で夏場はこれまであまり使っていなかったんですが、今年は涼しいので在厩で調整しても疲れはありません。今のままではオープンでも賞金がギリギリで除外対象になるのでここは勝っておきたいですね」と田村師。

カーボナード(新潟・2歳未勝利)
新潟のマイルのデビュー戦は、人気の関西馬などもいて、結構骨っぽい相手が揃っていたが、その中でも均整のとれた好馬体は目立っていた。そしてレースでは後方から勝ちにいく競馬をしたものの、1頭外から次元の違う脚を使う馬がいて、その決め手に屈してしまった。それでも展開のアヤもあっただろうし、能力は示した。

マヤノオラティオ
日曜日札幌2レース
牝馬限定のダート1700メートル戦を予定。前走は3角からついていけなくなり案外な内容だったが、内で揉まれる不慣れな形になったのと砂を被ったのが良くなかったのだろう。前々走でも直線で勝ち馬に砂を被せられてヒルむ場面があった。今回はブリンカーを着用。これで前向きさも増すはずで、巻き返しを期待したい。

★注目馬
ダノンイーグル(新潟・3歳未勝利)
ダート1200メートルに関して言えば、中山での2着の後、新潟で2戦ともに4着しており適性面で問題はありません。
新潟での2度目の4着は初ブリンカー着用で馬がパニックになってしまい、ゲート内で暴れて出遅れながらも差す形で伸びてきたもので、スタートを決めていればもっとやれていたはずの内容でした。
その後は東京1300m戦に使われて2着となりましたが、ブリンカーを外して落ち着きが見られ、内を通った勝ち馬に対してコチラは外枠から終始外を回るロスの多い競馬でのものだけに、勝ちに等しい内容の競馬でした。
しかし、前走は同じ東京1300m戦となりましたが、中1週が響いてスタートで出ず、馬群に包まれてしまい行きっぷりが悪くなって8着に惨敗となりました。
今回は立て直されて中間の動きも良く、巻き返し濃厚の1頭と言えます。

アシュランス
2日目4R芝1200m。
ゲートで長く待たされてしまい、頭を下げた時にゲートが開いて出遅れた上に両サイドから挟まれて後方からの競馬となった前々走でも終いに伸びて3着。
発馬を決めた前走は正攻法から勝ちパターンでしたが相手が悪く2着。
もうひと押しですがどんな形になっても崩れず、今の未勝利なら力上位は明らかな1頭です。
今週から札幌の芝はCコースとなり、鞍上強化で今回は先行、押し切りが叶いそうな1頭です。

★日曜日
日曜日 新潟10レース
ショパン
この馬は叩き良化型で休み明けは今ひとつのタイプで、4カ月ぶりだった前走は9着となりましたが、プラス12キロ、前が止まるペースという流れもこの馬には合っていませんでした。
1000万なら能力上位は明らかで、ひと叩きした今回は一変可能です。
休養前の尼崎Sでは4角で外から被せられてしまい、ゴチャつく場面がありながらも3着に好走しており、3走前の睦月賞勝ち時は他厩舎もビックリするほどのパフォーマンスを見せての圧勝となりました。
今回は降級+叩き2戦目で確勝級の1頭となります。

日曜日 小倉10レース
グラットシエル
5月の白百合S以来となる1頭。
速い攻めは9日が初めてでしたが、いきなり馬なりで51秒4をマークして自己ベストを1秒近く更新しています。
前走は0秒2差5着と言っても7頭立てだったので評価はできませんが、稽古で格下にアオられており、体も10キロ減って完調とは程遠い状態でのものでした。
今回は立て直しの効果は十分で、両前を鋭く振り上げるフットワークで平坦の軽い芝も合っているだけに、今回の小倉1800m戦も適性的にマッチしているコースとなります。前走の敗戦+久々の競馬で人気の盲点となりそうな1頭です。

日曜日新潟9レース
サトノキングダム
4走前は開幕週で軽い新潟の馬場で超スロー瞬発力勝負で2着。
レース上がりが32秒台という究極の上がり勝負となり、この流れに対応できたと言えるのは上位4頭だけで5着以下は、脚は続くが加速が遅い馬や、加速は良いが上がりが速過ぎてトップスピードが低いという負け方でした。
当時、元々はスプリングSに使われる予定でしたが体調が整わずに新潟戦を使われましたがここでは直線で窮屈な場面がありながらもラスト2ハロンで馬群の外に出してしっかりと伸びてメンバー最速の脚で2着となりました。
7か月ぶりの競馬となった3走前は柔らかい馬場でのスロー瞬発力勝負。
馬場のせいで上がりが掛かっているように見えますが、実質遅い流れで直線の決め手比べとなり、着差の通り上位の決め手の差といっても僅かなものでしたがここではタイム差無しの2着となりました。
休み明けだった同馬はまだ良化の余地を残す仕上がりで、コーナーワークもぎこちなく、4角手前では手前を替えてしまい膨れてしまうなど不器用な面を見せていました。
それでも能力の高さだけで2着に来ており、2走前は左回りの府中に替わるも直線の入り口で他馬に寄られる不利があり、そこから体勢を立て直して一完歩づつ差を詰めての2着。
前走はデビュー6戦目にして初めて連を外して5着に終わりましたが、直線では馬群の中で窮屈な感じになり、スムーズに進路が見つからなかった事も影響しました。
それプラス、休養明けから順調に使われてきての3戦目で少し疲れがあったのも確かで、下見所ではヤンチャな面を見せていました。
今回は立て直して、昨年1000万で2着のある新潟1600メートルでの降級戦となり、順当に勝ち上がれそうな1頭です。