まとめ

過去ログ699 2017/8/21 17:07

★注目馬
日曜日
小倉11レース

ダノンメジャー
一時期は低迷していましたが、上がりのキレ不足を補うように、先行して押し切るというスタイルに変えてからは再上昇。
2歳時はタメて上がりで爆発というスタイルだっただけに、この馬は持っているスピードを前半か後半かどちらかで一気に放出するようなスタイルが合っているというタイプで、小出しに脚を使うよりもペースを見極めて極端なレースをした方がいいタイプとなります。
以前は1週コースで前半からペースが上がって平均的な12秒前後のラップを要求されるポテンシャル戦になると甘くなっていましたが、前走の福島戦はハナを切るも早めに2着馬に来られる厳しい展開で3着と踏ん張れるようになりました。
今回は同型のロングリバイバルが厄介な相手となりますが、今回は56キロを背負うだけにダノンメジャーが先手を取れる可能性が高く、メンバーを見ると先行タイプが見当たらないだけにここは展開面の恩恵を大きく受けられそうな1頭となります。
コーナー4つの競馬にも厳しい競馬で対応出来ており、今回は展開面で楽になる可能性が高いだけにこの馬が中心となります。

★注目馬
土曜日
札幌9レース
フォーラウェイ
休養を挟んでガラッと変わった1頭。
休養前は15,10,7,10着と掲示板にも載れませんでしたが、休養後は1.3.2着と安定して走れるようになっています。
休み明け初戦は、以前勝っている新潟コースで外差し馬場も味方して鮮やかな差し切り勝ちとなりました。その次走は良績の無い坂の阪神コースでの1戦。
前半はスムーズな競馬が出来ていましたが3角で外に出してきた馬の影響で一列後退する形となり、直線は内目を突いてひと追い毎に伸びてきての3着となり、これまでに見せなかったレース内容となっており休ませてしっかりと下地が強化されている事が感じ取れる1戦でした。
休み明け3戦目は、中間に輸送熱で1日休ませての出走となりましたが、道中は遅いペースを嫌って半マイル標から仕掛けて外を好位まで上がると、そこからの反応はイマイチでしたが直線では手応え以上に伸びて2着争いを制しました。
その次走は6着に崩れましたが、レース前(下見所)からイレ込んでしまい中2週で落ち着かせることが出来ずに勝負どころでの反応も悪く直線も伸び切れていませんでした。
そして前走は輸送があったためにテンションを上げないように調整され、前走時に2人引きだったのが、この時は1人で引かれており落ち着きを見せていました。
レースは中団から進めて馬群の中で我慢させていましたが、手応えの割に伸びきれず、4着となりました。
今回はもレース前の落ち付きがカギとなりますが、中2週続きで前走は中1週で使われ、この中間は末の鋭さも見られなかっただけに今回は上積みが見込めない1頭となります。

ラッシュアワー
前走の札幌替わりで2着に好走した同馬。
この馬は適度に時計の掛かる馬場が理想で、前走は中団から勝負どころで外から動き、直線で先頭に立つとそのまま押し切りを狙いましたがゴール寸前で勝ち馬の強襲にあってしまい、クビ差の2着となりました。
函館開催時でも、開催当初の馬場では時計が速くて7着となりましたが、開催が進んだ2戦目では時計の掛かる決着で4着となりました。
今回は札幌2戦目となり、時計が掛かっている馬場になってきた今の札幌コースでは更に前進可能の1頭となります。

★注目馬
センチュリオン
土曜日新潟11レース BSN賞
オープン昇級後は惜しいレースが続いて2,3,2,2着。
この中間も放牧に出さずにここを目標に乗り込まれています。「大型馬で夏場はこれまであまり使っていなかったんですが、今年は涼しいので在厩で調整しても疲れはありません。今のままではオープンでも賞金がギリギリで除外対象になるのでここは勝っておきたいですね」と田村師が話しており、今回は叩き2戦目で勝利を狙いに来た1頭となります。
前走の中京戦は3角から追い通しとなりましたが、それでも何とか離されずについて行って左手前のままでもしっかりと伸びて2着となりました。
2走前には東京1600m戦にも対応出来ており、どんな流れでも対応できる点に加えて待機策で瞬発力を生かす競馬で一皮剥けました。
今回はこの馬の事を一番よく知っている大野騎手に戻り、必勝態勢で挑む1頭となります。

カーボナード(新潟・2歳未勝利)
新潟のマイルのデビュー戦は、人気の関西馬などもいて骨っぽいメンバーでしたが、その中でも均整のとれた好馬体は目立っていたました。
レースでは後方から勝ちにいく競馬をしたものの、1頭外から次元の違う脚を使う勝ち馬の決め手に屈しての2着でしたが、展開のアヤもあり、能力は示しました。
操縦性も良く速い上りで後続に差をつけており、今回は勝利のチャンスが大きい1頭と言えます。

マヤノオラティオ
日曜日札幌2レース
前走は3角からついていけなくなり案外な内容でしたが、内で揉まれる不慣れな形になったのと砂を被ったのが良くありませんでした。
2走前も直線で勝ち馬に砂を被せられてヒルむ場面があり、今回はブリンカーを着用で前向きさも増すはずで、巻き返しが期待できる1頭となります。