まとめ

過去ログ702 2017/9/11 10:20

★土曜日
月曜日
阪神11レース

ピップライブリー
以前は展開に注文がつくタイプでしたが、気性が成長して前目で運べるようになってから展開不問で安定して走れるようになった同馬。
4走前の心斎橋Sでは前に壁を作れない展開で掛かっていましたが、何とか収まりをつけて運び、直線のラスト1ハロンで先頭を窺う場面となり、そこから内の勝ち馬には見劣りましたがコンマ1秒差の2着。
3走前はうまく良い位置で流れに乗ってリズム良く競馬ができ、最後もしっかりと伸びての押し切り勝ちとなりました。
昇級戦となった次走は1番人気に推されましたが結果は3着。
着差がハナ・アタマ差の微差の競馬でしたが、このレースは馬場の内がかなり荒れており、最内枠だった事もあり、道中で外に出せずに終始馬場の悪い部分を走らされていました。
それでも最後は内から良く伸びてきての3着は評価できます。
間隔が開いていた点、馬場の悪い部分を通った点を加味すれば叩き2戦目で綺麗な馬場の新潟では確勝級の1頭と言えた前走でしたが、勝ち馬の先行力にやられてしまい2着。
開幕2週目の阪神コースなら崩れる要素は無く、今回も勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

★注目馬
ワグネリアン(野路菊S)のデビュー戦。先に抜けたヘンリーバローズ(前肢の振り上げが鋭く、ストライド、ピッチとも非凡。フットワークはこちらの方が好き)を外から捉え、上がり3ハロンは32秒6。これは中京の最速記録だそう。ラスト2ハロンのレースラップは10.9−11.0。それを勝ち切った瞬発力は圧巻だった。後続がち切れたのも当然。ここは通過点。

ウインシャトレーヌ(古500万)は休養前は大外枠で壁を作れない場面があったし、直線も少し周りに気を遣う場面が。それでも僅差だったし、世代では上位の力。古馬相手でも現級なら。

アドマイヤアルバ(2歳未)半馬身差の2着だった初戦の勝ち馬フロンティアは次走で新潟2歳Sを勝利。2戦目は未勝利の身ながら中京2歳Sに挑戦してクビ差の2着に健闘。3着はそれぞれ2馬身半、4馬身離しており、相手が悪かっただけ。まだ馬体など完成途上な面はあるものの、レースセンスは十分だし、素質は優にオープン級のものがある。少し間隔は開いたが、帰厩後の調整も順調にきており、自己条件に戻って順当に決める。

リッカルド(中山・ラジオ日本賞)昨年のエルムSに優勝。今夏も北海道に遠征したものの、マリーンS7着、エルムS6着と掲示板まで一歩及ばぬ成績に終わった。両レースとも強力な先行馬のテイエムジンソクが出走していたことでレースをしづらい面があったが、それでも前走レコードの0秒6差と不振脱出の気配はある。3勝2着6回と得意にする中山で前進。

★注目馬
土曜日
阪神9レース
ペルランヴェール
新馬戦は兄のゴールドドリームとそっくりな内容で、軽く促して中団に位置を取り、3〜4角で前に接近すると最後は逃げ馬をアッサリ捉えて3馬身半差の圧勝劇。
2戦目の昇級戦は、直線の長い東京コースでの競馬となりましたが結果は1番人気での2着。
最初の芝で出足がつかず、スタート直後に狭くなってしまい前半から砂を被って追走に苦しくなってしまいました。
1600m戦は忙しい印象もありますが、閉められて外に出しづらい展開でも直線で外に出してからは1頭だけ違う伸びを見せての2着となりました。
その次走は新馬戦で圧勝したダートスタートの阪神1800m戦に戻りましたが勝負所で置かれてしまい、前が止まらない競馬となり結果は3着。
器用さに課題は残りますが、前走は枠なりに中団の外につけて向正面からスーッとポジションを上げて4角手前で3番手につけ、直線で勢いがつくとスパッと切れての差し切り勝ちとなりました。
今回は再度1000万クラスとなり、1ハロン延長で再度勝ち負け濃厚の1頭と言えます。