まとめ

過去ログ703 2017/9/19 10:26

★注目馬
シグナライズ(2歳未)初戦は直線で内にササッて伸び負け。右回りに替わってスムーズに走れれば。

 ギンゴー(中山・古500万)中山ダート1200メートルで2勝。500万を勝った時の体重が492キロだから、8キロ増でも前走の488キロが極端に太いということはなかった。外目の枠からいい形で流れに乗れたが、最後は息切れの形に。過去連闘で(6)→(3)・(12)→(3)・(3)→(1)着と変わり身を見せていたように使われて良くなる馬。先週除外で中1週になるが、4カ月ぶりを叩いて前進必至だろう。

マイティテソーロ(中山・2歳未勝利)初戦は4角先頭から突き放して、その後は連勝を遂げることとなるノームコアの強さだけが際立っていた。しかし、この馬も後方で追い通しながら外を回って追い上げる脚を見せており、その勝ち馬にこそチギられたものの、1馬身以上の差をつけた3着馬が先週強い勝ちっぷりだったことを考えれば、中身の濃い2着とも言える。

★日曜日
中山11レース
センチュリオン
オープン昇級後は惜しいレースが続いて2,3,2,2,6着。
「大型馬で夏場はこれまであまり使っていなかったんですが、今年は涼しいので在厩で調整しても疲れはありません。今のままではオープンでも賞金がギリギリで除外対象になるのでここは勝っておきたいですね」と田村師が話しており、前回は叩き2戦目で勝利を狙いに来ていましたが結果は6着。
2走前の中京戦は3角から追い通しとなりましたが、それでも何とか離されずについて行って左手前のままでもしっかりと伸びて2着となり、3走前には東京1600m戦にも対応出来ており、どんな流れでも対応できる点に加えて待機策で瞬発力を生かす競馬で一皮剥けた印象があります。
前走はこの馬の事を一番よく知っている大野騎手に戻り、必勝態勢で挑みましたが、レースでは隣の馬が落馬した影響でトモを落とすようスタートとなってしまい、なし崩しに脚を使わされて厳しい形となり6着。
今回は特異の中山1800m戦で巻き返し濃厚の1頭となり、前走の敗戦で妙味も生じ、この馬が高配当の使者となります。

★注目馬
土曜日
阪神9レース
ワグネリアン(野路菊S)
デビュー戦はヘンリーバローズの少し後ろからレースを進め、スムーズに折り合って向正面で3着馬の進出をやり過ごして自身は4角から促し、先に抜けたヘンリーバローズを外から捉え、上がり3ハロンは32秒6を繰り出しての差し切り勝ち。
これは中京の最速記録となっており、ラスト2ハロンのレースラップは10.9−11.0。
勝ち切った瞬発力は圧巻で、3着以下を5馬身以上ちぎったのも当然で、前肢のよく伸びたフォームで素質の高さを見せており、ここは通過点の1戦となります。

ウインシャトレーヌ(古500万)
休養前の前走は18番枠の大外枠で壁を作れない場面があり、「スタートは出ましたが、前に壁が無かったからあれ以上出すと行き過ぎてしまうので仕方ない部分もありますね。」との事で、上手く馬の後ろに入れて落ち着かせる競馬となりました。
直線では伸び掛かったところで前の馬がふらついてしまい、勝ち馬に交わされてからも粘り強く伸びて僅差の4着となりました。
2走前はコンマ1秒差に迫ったヤマカツグレースが次走のフローラSでクビ差の2着となっており、世代では上位の力を持っている事は間違いありません。
この中間はデムーロ騎手が乗って仕上げられており、古馬相手でも現級なら勝負になる1頭です。

アドマイヤアルバ(2歳未)
半馬身差の2着だった初戦の勝ち馬フロンティアは次走で新潟2歳Sを勝利し、2戦目は未勝利の身ながら中京2歳Sに挑戦してクビ差の2着となり、後続を4馬身ちぎりました。
3着はそれぞれ2馬身半、まだ馬体など完成途上な面はあるものの、レースセンスは十分で、素質は優にオープン級と言えます。
少し間隔は開きましたが、帰厩後の調整も順調にきており、自己条件に戻って順当に勝ち上がれそうな1頭です。
福永騎手の進言で今回は距離延長で挑みます。

日曜日
リッカルド(中山・ラジオ日本賞)
昨年のエルムSで優勝し、今夏も北海道に遠征したものの、マリーンS7着、エルムS6着と掲示板まで一歩及ばぬ成績に終わりました。
両レースとも強力な先行馬のテイエムジンソクが出走していたことでレースをしづらい面がありましたが、それでも前走はレコード決着の中で0秒6差と不振脱出の気配は見せました。
今回は3勝2着6回と得意にする中山コースとなり、近走の敗戦で妙味ある1頭と言えます。