まとめ

過去ログ704 2017/9/25 9:48

★注目馬
土曜3レース
ヘンリーバローズ(2歳未)
戦は野路菊Sを楽勝したワグネリアンとの激しい追い比べの末、ハナ差惜敗。先に動いていい目標になったことを考えればこの馬も能力は相当。
とにかく馬体と動きが素晴らしい。初戦ハナ差負けしたが、勝った馬は次も楽勝。人気にアッサリ応える。

ペイシャルアス(中山・カンナS)前走は小倉に滞在しての連闘。さすがに脚捌きが硬くなっていて、向正面では進んでいかなかった。その点、この中間は栗東の坂路でチップ調整ができている。改めて。

ファージンゲール(3歳未)この馬もまた、前走では中1週と再度の輸送、厳しい日程でよく踏ん張った。そのあとは阪神最終週のここまで待機。あとひと押しを。

ヴァイザー(中山・カンナS)小倉2歳Sでも期待していたが、4角で前に入られ、直線では外からぶつけられてバランスを崩す不利。そこから立て直してよく盛り返したが、かなりもったいないレースになってしまった。幸い、回復が早かったようで細化や硬さも見られず、素軽い動き。

ピュアコンチェルト(古500万)前走も直線は本当にいい脚を使っていた。2着馬に僅かに届かなかったものの、その2着馬は次のレースですぐに現級を勝ち上がった。チャンスは近い。

エイシンルーク(古500万)休み明けの前走は昇級、初めての1800メートルでメンバーも結構揃っていたし、スローの瞬発力勝負で流れも不向き。直線半ばではぶつけられる場面もありながら小差の5着に健闘した。クラスには十分メドが立つ内容だったし、折り合いに課題のある馬が、遅い流れにも対応してスムーズに運べたのも収穫だった。再度同条件だし、あらゆる面で慣れが見込めて、1度使った上積みも大きい今回、前走以上は確実だろう。

★土曜日
阪神10レース

フロムマイハート
この馬は前半スローからのロングスパート戦が得意なタイプで、現級を勝った時も阪神芝2000mのスローからのロングスパート戦で渋太い伸びを見せていました。
3,4走前走はスローからのトップスピード持続寄り、平均ペースで先行、スピード面を高めてきた点は評価できましたが、この馬は3〜4角でどうしても外から進める形になるのは前走の開幕週での小頭数だと不安がありました。
結果的には勝ち馬に切れ負けしての3着となり、直線で勝ち馬に並びかけられたところで既に手応えが劣っていました。
今回は『少し早めに動いての粘り込みをさせます』との事で、近3走連続3着というツメの甘さが解消される可能性が高い1頭となります。

プレミオテーラー
この馬はトップスピード持続戦で前で運べれば面白い存在で、現級勝ちとなった昨年の秋川特別では逃げて12.2 - 12.0 - 10.9 - 11.0 - 11.3のラップ推移でL1をこのレベルでまとめてきています。
5走前の丹波特別では後方からになりましたがスローからのトップスピード戦でL1で差し込んできているように、トップスピード戦の方が合っているタイプと言えます。
前回は想定される条件的には合っているので前を確保して4角からペースを一気に引き上げる競馬ができれば穴で面白い1頭と思いましたが、押してハナに立つ競馬で後続を離し気味に逃げる策をとり、交わされるとアッサリと脱落しての7着。
この馬は揉まれるとハミを取らないため、前走のように内枠に入ると思い切ったレースをする羽目になってしまいます。
外目の枠には入れれば、再度前走と同条件のここは適性的に合っている舞台と言えます。

★注目馬
シグナライズ(2歳未)
デビュー前の稽古ではド迫力の内容でスピード感溢れる長く使える脚を見せていた同馬。
しかし新潟での新馬戦は4角までは良い感じで走れていましたが、直線で内にササッて伸び負けしての3着。
レース前の下見所、返し馬は一番うしろから行っており、馬場入りでは少しうるさい面を見せるなど、若さを見せていましたが、能力は抜けているだけに一度使われて右回りに替わる今回はスムーズに走れれば勝ち負け濃厚の1頭と言えます。


ギンゴー(中山・古500万)
この馬は中山ダート1200メートルで2勝していますが、3.4走前は芝に使われて13,13着で参考外の内容です。5走前に500万を勝った時の体重が492キロと言う事を考えると、休み明けで8キロ増でも前走の488キロが極端に太いということはありませんでした。
降級戦となった前走は実績のある中山まで待機しており、レースでは外目の枠からいい形で流れに乗れましたが、最後は息切れの格好となり9着。
過去には連闘で(6)→(3)・(12)→(3)・(3)→(1)着と変わり身を見せていたように使われて良くなるタイプの馬で、先週の除外で中1週になりますが、4カ月ぶりを叩いて前進必至の1頭と言えます。

マイティテソーロ(中山・2歳未勝利)
初戦は前半から押っつけ押っつけでしたが、後半にかけてスピードが乗ってからは良い走りになっており、4角で大外に出すと勢い良く追い上げて長く脚を使っての2着。
その後、連勝を遂げることとなるノームコアが勝ち馬で相手が悪かっただけの1戦でしたが、この馬も後方で追い通しながら外を回って勝ち馬にこそチギられたものの、1馬身以上の差をつけた3着馬が先週強い勝ちっぷりだったことを考えれば、中身の濃い2着とも言えます。
今回は強いメンバーも見当たらず、確勝級の1頭と言えます。