まとめ

過去ログ707 2017/10/10 10:50

★注目馬
土曜日
京都11レース
レッドアヴァンセ
休養明けで18キロ減だった前走時は文句のない出来で挑み、実質上り3ハロンの瞬発力勝負でラチ沿いから抜群の切れ味を見せてアッサリと抜け出しての勝利となりました。
「何もしていません。掴まっていただけです。調教でも乗って状態の良さは感じていたし、もともとは上のクラスの馬だからね」とデムーロ騎手が話しており、音無師は「新潟までの長距離輸送、そして夏場ということもあったと思うが、それよりもしっかりと稽古をやって臨んだからね。キッチリ結果が出たので、今回も手加減することなくしっかりとやっている。京都も走るからね」との事。
この馬は昨年の秋華賞5着馬でしたがこの馬にとっては2000mは長く、1600〜2000mがベストの距離と言えます。
京都では良く走れており、京都の成績は(2.3.0.3)で、掲示板に載れなかったのは1400m戦の斑鳩Sのみでラスト3ハロンでバテた馬が下がってきたために4角を回るところで最後方までポジションを下げさせられる不利があったレースのみです。
2000m戦の秋華賞5着、1400m戦の朱雀S4着と適性距離外でも大きくは崩れておらず、(2.2.0.0)の京都マイル戦なら
条件クラスはアッサリ卒業できる1頭と言えます。

東京
ヴォウジラール
新馬戦は出遅れを挽回するのに押していくと、外で壁を作れずに序盤は口を割って行きたがってしまいました。
それでも何とか我慢は利いて、直線で馬群に飲み込まれそうになりながらも、並びかけられると再び盛り返して何度も手前を替えながら渋太く伸びての3着となりました。
「ヨーイドンの競馬になるとキツいと思っていたし、勝ち馬が動いてきたので、前走はちょっと仕方ない部分はあります。次は上積みは大きいですよ」との事。
このレースの2着馬は既に勝っており、4着馬は次走レコード勝ちとレースレベルは高く、大型馬で2戦目の上積みも見込める1頭となります。

★注目馬
レッドアヴァンセ(清水S)その前の時と比べると18キロ減だった前回だが、音無師は「新潟までの長距離輸送、そして夏場ということもあったと思うが、それよりもしっかりと稽古をやって臨んだからね。キッチリ結果が出たので、今回も手加減することなくしっかりとやっている。京都も走るからね」と。昨年の秋華賞5着馬。条件クラスはアッサリ卒業か

ヴォウジラール(東京・2歳未勝利)初戦は出遅れを挽回するのに押していくと、外で壁を作れずに行きたがってしまった。それでも何とか我慢は利いて、直線で馬群に飲み込まれそうになりながらも、並びかけられると再び盛り返しての3着。そして2着の良血馬は既に勝っており、4着馬は次走レコード勝ちとレースレベルは高く、大型で上積みも大きい。

★日曜日
東京11レース
毎日王冠

リアルスティール
毎日王冠の1週前追い切りは9月27日にM.デムーロ騎手を背に栗東の坂路4ハロンを49.6秒で走破し、従来の自己ベストを0.6秒も更新する猛時計となりました。
この日の栗東の坂路は絶好のコンディションだったとはいえ、50秒を切ったのは「坂路王」のネロとリアルスティールの2頭のみ。
しかもネロは週末にスプリンターズSが控えていただけに納得できますが、こちらは前哨戦の1週前と状況が異なります。

1週前追い切りでしっかり時計を出して、最終追いはソフトにというのがリアルスティールの好走パターンですが、毎日王冠でここまで仕上がってしまうと、本番の天皇賞・秋では上積みどころか下降状態の可能性もあります。

デムーロ騎手はすでに天皇賞・秋ではサトノクラウンとのコンビでの参戦が予定されており、リアルスティールとのコンビは今回限りとなる事が決まっています。

昨年の天皇賞・秋を自身が騎乗して2着となったリアルスティールは、本番では強敵となるのは明白なだけに、多くのライバルが前哨戦仕上げの中でメイチに近い状態のリアルスティールで毎日王冠を勝ち、天皇賞・秋では下降気味のリアルスティールをサトノクラウンで負かす考えが汲み取れます。

「速い時計になったけど、そんなにやってないよ」と記者会見では惚けて見せましたが、『毎日王冠』と『天皇賞・秋』を手段を選ばずに本気で狙ってきている事は分かります。