まとめ

過去ログ818 2019/3/15 6:34

★注目馬
土曜日

中山5レース
トランスナショナルkkkma真夏にゲートに合格して放牧を挟んでの再仕上げとなった新馬戦はまだ場帯に余裕がある中での1戦となり、マイル戦を除外になったたために2000m戦に使われて2着となりました。この新馬戦がハイレベルで、勝ち馬ランフォザローゼスは京成杯2着。3着馬はゆりかもめ賞を好時計勝ちのサトノジェネシスで、適性よりも長い距離に使われて太目が残る中で2着だった同馬の素質の高さは間違いありません。しかも、道中は外枠からの競馬で外目を回らされる形になってしまい、ペースが遅くて止めては行ってを繰り返す形で最後に甘くなってしまいました。1週前の攻めでは抜群の伸びを見せて好時計で先着しており、馬体が引き締まってひと追い毎に気配は上向いてきただけに、適距離のマイル戦に使われるここは相手探しの一戦となります。

阪神6レース
ハッシュゴーゴーG1初戦のデビュー戦は押しても行けず、1200mの流れに乗れずに後方に置かれた上に、向正面で砂を被ると高脚を使って終始仕掛けられながらの競馬となり前半36.9のスローペース戦で最後まで加速ラップで先行馬が有利な展開で後方勢には厳しい展開となりました。そんなレースをほぼ最後方から4着まで追い上げた脚力は見所十分で、全兄メゾンリーは未勝利をダート1800m、500万を芝2600万で勝利したスタミナ型で、この馬も同配合だけに前走は距離延長+服部騎手→吉田隼人騎手への乗り替わりもプラス材料となり、条件替わりでハナ差の2着に好走してきました。前走は「砂を被らないように運びました」と吉田騎手が話しており、うまくレースができていましたが、勝負所で動かざるを得ない展開となり、そこで4頭分外を回る形で勝ち馬に離されてしまいました。そこをスムーズに回って来れれば勝っていた内容だっただけに、再度同舞台で勝ち負けになる1頭と言えます。

中京8レース
アヴァント(中京・古500万)前走は休み明けで久々にまともに砂を被る形になって競馬にならずに12着に崩れましたが、「前でレースをする予定でしたが、馬場が湿って行けなかったのと、他の馬が速くて砂を被る形になってしまいました。砂を被ると良くないのに外にも出せなくて悔しいレースでした」と川又騎手。ひと叩きして、広い中京でスンナリした競馬ができれば現級勝ちした力を見直せる1頭です。前走時は両馬場発表でも馬場が湿っており、今回は両馬場替わり、広いコース替わりとなり条件が大きく好転する1頭となります。

阪神2レース
マルカノーベルwinデビュー前には馬っ気がキツかった馬でしたが、去勢したことで馬が良くなってきており、小倉の新馬戦で2着に好走しました。稽古ではゲートを出ない馬でしたが、実践ではダッシュ良くハナを切って軽快に逃げ、向正面で後続を引き付けて4角手前からピッチを上げて自身のラスト2ハロンは11秒5―11秒4。普通なら逃げ切っているレースでしたが、勝ち馬のクロノジェネシス(阪神JF2着馬)が強過ぎただけで、3着馬には4馬身差、4着馬には7馬身差をつけていました。その後は3か月の休養に張り、前走時は1週前追い切りは復帰した和田竜騎手を背にCWでビシッと追われて良い動きを見せていましたが、結果は逃げる競馬で8着。「押し出される形になってしまって馬が力んでしまいました。重めの馬場も合わなかったようですし、今回は参考外です」との事。今回は休み明けを叩いての仕切り直しの1戦となり、能力通りならここは通過点の1頭と言えます。

阪神4レース
ラシェーラwinラシェーラ3走前の阪神戦はレース前からテンションが上がってしまい、イレ込みがきつい中でのレースとなりましたが4角手前で外に出すと直線でしっかりと脚を伸ばして3着以下に4馬身の差をつける2着となりました。2走前は馬込みで脚を溜めて直線では一旦は3着馬の後ろに取りついていましたがスローからのヨーイドンの展開となってしまい、稍重馬場で行った行ったの決着の厳しい流れで6着。2走前は展開と馬場と枠順に泣きましたが、前回は良馬場で内目の枠を引き当てるも4角で進路が無くなってしまい、外に持ち出さざるを得ない恰好となり後手を踏む形での4着となりスムーズなら3着は合った内容でした。ここ2戦は力を出し切れていないだけに、2走前2着時と同じ舞台となるここは巻き返し濃厚の1頭と言えます。

★お知らせ
日曜日
阪神5レース
ラシェーラwin2走前の阪神戦はレース前からテンションが上がってしまい、イレ込みがきつい中でのレースとなりましたが4角手前で外に出すと直線でしっかりと脚を伸ばして3着以下に4馬身の差をつける2着となりました。前走は道中は馬込みで脚を溜めて直線では一旦は3着馬の後ろに取りついていましたがスローからのヨーイドンの展開となってしまい、稍重馬場で行った行ったの決着の厳しい流れで6着となりました。前走は展開と馬場と枠順に泣きましたが、今回は良馬場で内目の枠を引き当て、小頭数から多頭数になる今回は前走以上に流れる可能性も高く前走からは条件は好転します。

中山4レース
バンブトンコート休み明けでの昇級戦となった前走は超ハイペースの流れで出負けからリカバーして二の脚良く中団ぐらいに入って競馬をしていましたが、前半のタイトな流れに乗れてしまったことが裏目に出てしまい、12.8 - 13.2 - 12.6 - 12.3 - 12.9のラップ推移で13.2秒地点の中だるみで巻き込まれてしまい、そこでブレーキをかけて直線に入ってしまいました。この形では厳しいのは当然で、内を狙った進路取りも良くありませんでした。今回は外目の枠に入り、外から中弛みが起こってもそこで外から取り付ければ好走可能で、加速戦そのものは2走前の未勝利で内から捌けて強いパフォーマンスを見せており、府中が合うタイプだけに叩き2戦目の今回は大きな上積みも見込めます。流れた場合でも東京マイルなら対応できていたため、スムーズなら好走できるパフォーマンスは示しています。前走の二桁着順で人気を落としていますが、前走からは条件が大きく好転するここは穴の魅力がある1頭です。

中山8レース
ハーモニーライズ2走前は直線で前が詰まってしまい、まともに追えない消化不良のレースで8着。内枠からのレースで道中は包まれてしまい、直線ではバテた馬を捌くのに手間取ってスムーズさを欠いただけに参考外の1戦と言えます。前走はスタートが良く、いつもよりも前の位置で競馬ができていましたが、直線では内で包まれてしまいしばらく追い出しを我慢せざるを得ない恰好となり、バラけたところで外で競り合う2頭の内を突いての2着。スムーズならかなり際どかった内容で、前走はいつもより良いポジションを取れた点は大きな収穫と言え、ああいう競馬が出来れば大きく崩れる不安は無く、すぐに順番が回って来そうな1頭と言えます。

小倉1レース
キモンボーイwin新馬戦はダート1000mで馬券に絡みましたが、その後は気難しさを見せて好走できずに12,6着。前走は1800mへの一気の距離延長で最後は伸びてきての5着で、「1200mを使ってきた馬で内枠だったのでテンに行かせずに控える競馬をしてもっらいました。気持ちやめるようなところがありましたけどハミを掛け直してからは反応してくれましたし、終いも脚をつかってくれました。前走は最内枠で砂を被ってフワついていたので、同じぐらいの距離で砂を被らない位置で競馬が出来れば面白いと思います」との事。ロスがあった前走でも水準級の時計では走れており、この枠から良いポジションを取って砂を被らない競馬が叶いそうなだけにここは好走可能の1頭と言えます。

小倉12レース
クリデュクール前走の中京戦は3〜4角で右にモタれてしまい、その分のロスが響いて2着となりましたが、レース後には鼻出血が見られ、「鼻出血による出走制限」のために、放牧に出されることになりました。中央再入厩となった2走前は4角でバテてきた馬の後ろで窮屈になる不利があり、ラスト1ハロンで内目を捌いて良く伸びて来ましたが2着となり、中央でも十分やれる力は示しています。今回は久々でも繋の柔らかいフットワークで軽快な動きを見せており、体質面に弱さがあるタイプだけに休み明けの方が力を出しやすく、鉄砲成績(0.3.0.0)の実績があるだけに久々でも割引する必要はなく、この馬の場合は休み明けの今回が狙い目となります。

ジャコマルG1小回りが得意はタイプで、前走は広い中京で最後まで長く脚を使っての4着に好走して力をつけてきています。降級後は3,2,2,2,3,2,4着と崩れておらず、小回りコースに変わる今回は圏内濃厚の1頭と言えます。ただ、3角から徐々に動くも最後は決め手の差で勝ち切れない競馬が続いているだけに、2〜3着候補の1頭となります。

★お知らせ
土曜日

阪神3レース
blastダノングリスター(強力騎手情報馬)初ダートとなった前走は「テンに行く気も無いと聞いていましたので、テンから押して行く形でハナを切りましたが、道中はフワつく面を見せていたためにずっと気合を入れました」と藤岡騎手。ハナに立ってからフワつく面を見せていましたが、それで2着となったように能力は間違いなく、本来は逃げるタイプの馬ではないだけに前を見ながらの競馬が理想と言え、今回はメイショウイフウが逃げる可能性が高いために番手からの競馬が可能で、ダート2戦目+展開面でも楽になる今回は更に上昇してきそうな1頭です。今回は久々の競馬となりますが、中間は水準以上の時計をマークしており、デキに不安はありません。前走で藤岡騎手が気合をつけて競馬を教えていたために今回は出脚も良くなってきそうな1頭で、今回は前走以上のパフォーマンスが期待できます。

阪神6レース
ブラックウォーリア11net前走の中山戦では2着馬からアタマ・クビ差の4着で、2走前の初ダート戦での未勝利勝ちの時計は5回京都開催で一番の時計で、ダート適性の高さは疑う余地もありません。この馬は馬群の中では他馬を気にするため理想は外目の枠で、前走は外枠から終始外を回る競馬で直線入り口で勝ち馬に並んでから交わされましたが、その後も踏ん張って正攻法の競馬で4着となりました。昇級初戦でいきなり目途を立てており、立ち回り一つですぐに順番が回って来そうな1頭です。

ワシントンテソーロ11netこの馬のデビュー戦は福島ダート1700mをほぼ持ったまま追うところがないままでの9馬身差の圧勝劇。騎乗した鮫島騎手も「凄く良い馬で他と全然違う。課題らしい課題が無い。」と絶賛しており、あんなパフォーマンスができる馬はすぐに2勝目もできるはずで、ここ3戦に関しては敗因は明白だったため度外視できます。2戦目のカトレア賞はハイレベルメンバー戦となり、芝スタートでダッシュつかずに終了。3戦目はオールダート戦で仕切り直しの1戦となりましたが、前半1000m=62.0という2歳戦の中山ダート1800mでは相当なハイペースとなってしまい、それでも直線入り口では先頭に立って見せ場十分の内容で上位を差し馬が独占した中で先行馬で唯一掲示板に載る5着。前走は京都ダート1800mの少頭数で2番手から機動力を生かしての2着で、3着以下には4馬身の差を付けました。前走は相手が悪かった1戦で、今回もスムーズに競馬ができれば再度勝ち負けになる1頭と言えます。

小倉5レース
ワイルドオーキッド近走成績は8,8,13着と不振ですが、近3戦は適性のない中山ダート1800mや、急坂の中山芝コースに使われており、小柄な同馬では厳しい条件のレースとなっています。3走前の東京戦では中2週、中2週、中3週、中2週と5戦連続詰めて使われての8着で、かなり疲労が溜まっていた中での競馬となりました。4戦目までは4,3,4,3着と安定してはしれていただけに、立て直されて小回り平坦コースとなる今回は条件好転の1頭と言えます。平坦の新潟コースでは安定して走っていた実勢があり、平坦コースでの持続力戦なら確実にパフォーマンスを上げてくる馬で、小さい馬だけに小倉での滞在調整で輸送がない点もプラス材料と言えます。滞在+直線平坦コース+最内枠という絶好の条件となるここは、近走の敗戦からも大きく妙味が生じる1頭と言えます。

小倉6レース
リュミエドールg16走前の新潟戦は発馬で躓いて大きく出遅れてしまい、3角手前から追い上げて4角では大きく振られるロスの大きな競馬となりました。それでも直線では渋太く差を詰めて0秒6差3着なら上等での内容と言えます。7走前も同じようにゲートでテンションが上がって出遅れてしまい、4角でメイショウササユリに外に振られる不利がありながらもゴール前で自身の脚を使っての3着。休養明けの1戦となった5走前の中京戦は勝負どころで押し通しで最後は地力で3着に追い上げており、4走前の京都は理想的なレース運びとなりましたが、直線で失速してしまい6着。3走前の小倉戦は「今まで乗った中で一番やる気が無かったですね。こんな感じが続くならチークピーシーズとかを着けた方が良いかもしれません。強気に動いて行って強いレースはしていますけど、馬がやる気になればこんなもんじゃないですよ」との事。競馬その次走は相性の良い左回りの新潟に使われましたが馬具を工夫する事なく4着。そして前走はゲート裏で気が入ってしまい、落ち着きを欠く競馬で出遅れてしまい終いを生かすレースに徹して3着となりました。鞍上が進言しても馬具を工夫してこない陣営に不振感はありますが、今回は右回りでパフォーマンスが落ちて来そうな1頭です。