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【No.1343 Res.3】 自撮り棒の歴史 1 鈴木♂ 梅雨が明けて以降一気に気温が上がってしまい35℃前後の暑さが連日続いている 新潟県内なのですが、このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。
枕草子ではありませんが鈴木♂は夏の晴れた日の朝というものが一年の中で たぶん一番好きな時候じゃないかと思います。 夏休みだとか夏祭り、お盆、海水浴、キャンプなど夏という季節には色んな人生の 思い出がありますね。
2 鈴木♂ レトロな花柄が大きくあしらわれた「花柄ポット」。その復刻商品に注目が 集まったのは、あるツイッターユーザーが2021年7月5日の投稿で、 「象印さん、 話が分かる。昭和のデザインで今の機能性の物がほしかったの!」 と商品を 紹介したことがきっかけだ。 この投稿は2万件以上のリツイート、5万8000件超の「いいね」が集まるなど話題に。 ツイッターでは「これだよ!これ!!」「見た目は昔のままでもいいのよ。中身が 最新重要」「昭和のデザインといいつつ、全然今でもお洒落なのが素敵」 といった 声が寄せられている。
Yahooニュース 昭和の象徴「花柄ポット」が再ブーム 復刻商品「レトロかわいい」と反響... 発売の背景は?象印に聞いた 7/10(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f2d57ee340793c03aaeeb8d14fb77dbf9c88b63
色とりどりの花を散りばめたブーケが舞う『花化粧』は1970年に登場したデザイン。 乙女心をくすぐる、華やかで繊細なタッチが魅力です。 カラフルなレジメンタルの花が印象的な1975年発表の『フローラ』。歴代の花柄の 中でも特にインパクトのあるデザインを、すっきりしたボトルに仕立てました。 1980年に登場した『ワインフラワー』は植物図鑑のような繊細さとシックカラーが エレガント。大人の女性に似合う、落ち着いたマイボトルとしてどうぞ。
象印花柄復刻シリーズ
https://www.zojirushi-direct.com/ext/flower.html (PC)
昭和レトロブームが象印のポットにまで及んできたというお話です。 昭和40〜50年代にはどこの家庭にもこの花柄のポットがありましたね。 そして象印はおまけとしてこのポットの花柄デザインを無料ダウンロード できるようにしています。
本サイトでご紹介している花柄ポットの柄を モチーフにした「PC壁紙」「便箋」 「ブックカバー」を下記よりダウンロードいただけます。 便箋、ブックカバー(文庫本サイズ)はA4サイズでプリントしてご使用ください。
象印>GARARY>花柄ポット download
https://www.zojirushi.co.jp/life/garary/download/ (PC)
3 鈴木♂ この前に鈴木♂が落札した週刊少年サンデーなのですが、その内容はというと。
巻頭図解:巨獣戦車(長岡秀三=長岡秀星)、お歯黒べったり(水木しげる) 新連載:青の6号(小沢さとる)、パーマン(藤子不二雄) 連載:おそ松くん(赤塚不二夫)、バンパイヤ(手塚治虫)、原人ビビ(石川球太)、 :飛騨の赤影(横山光輝)、日の丸陣太(望月三起也)、カムイ外伝(白土三平)、 :冒険ガボテン島(久松文雄)、地獄くん(ムロタニツネ象)、etc
もう笑ってしまうくらいの超々豪華メンバーです。 この頃にはまだジャンプもチャンピオンも無かったとはいえ、よくもここまで 人気作家を集められたなあと思います。
さて後に世界の歴史や人物日本史とかの学習マンガで有名になるムロタニツネ象氏 なのですが、この頃は「かみなり坊やピッカリ・ビー」や「ファイトだ!!ピュー太」 とかのギャグマンガ家として既にそれなりに有名な人でした。 しかしそれらの路線とは全く違うホラー劇画が地獄くんです。
マンガ図書館Z 地獄くん 悪魔火の巻
https://www.mangaz.com/book/detail/131731 (PC)
これは光文社の「少年」1967年12月号に載った地獄くん・悪魔火の巻なのですが、 内容の陰惨さが原因なのか少年サンデーでは連載が一年も持たず、その後少年や 中一時代など色んな雑誌を転々としながら1966年〜1968年に掛けて描かれました。
鈴木♂はギャグマンガ家時代のムロタニ氏を知らず、この地獄くんでムロタニツネ象 というマンガ家のイメージが固まってしまった人なので、その後の学習マンガとか では違和感ありまくりというか本当に同一人なのか疑ってしまいましたね (ー_ー;) 。 ちなみにこの地獄くんは一般人よりもマンガ家などプロの人たちに人気があって 当時の東映ではこれを実写ドラマ化してNET(現テレ朝)で放送するという企画も あったんだそうです。
青の6号新連載が目当てでここ二年くらい探していたこの少年サンデーなのですが、 まあ予算の範囲内で落札できて良かったなと思います。
4 鈴木♂

これは2014年のBBCニュースに載った記事なのですがイギリスのアラン・クリーバー という人が当時のBBCに投稿した写真です。 その説明によるとこの写真は自分の祖父母(アーノルド・ホッグ&ヘレン・ホッグ) が1925年の結婚直後に撮影した写真でそこには既に自撮り棒が写っていたのだと。
BBC NEWS Does this 90-year-old photo show the world's first 'selfie stick'? 19 December 2014
https://www.bbc.com/news/blogs-trending-30550998 (PC)
現在言われている自撮り棒というものが商品化されたのは1983年(昭和58年)に ミノルタが出したディスク7とディスク5というディスク式フィルムカメラの アクセサリー「エクステンダー」が最初なのですが、それ以前にもこういう風に 自作の棒を使ってシャッターを押し、それで自撮りをしていたという人がいた という事ですね。

ちなみにこのミノルタのカメラはデジカメでは無いのでディスプレイという物は ありません。 じゃあどうやって自分の姿を確認したのかというとカメラ本体に小さな凸面鏡が 付いていて、それを見て確認したんだそうです。
なお昔の日本では姿見を使って自撮りをしていたみたいです。

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