ペルチェ素子

GWも終わり鈴木♂の職場の周りでは水の張られた田んぼが増えてきて
今年も田植えのシーズンが近付いてきた新潟県内なのですが、このサイトを
御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか？。

週間天気予報では大半が雨か曇りという予報だったのですが実際にはそれほど
悪くはない天気だったので、今年のGWはまずまずの天気じゃなかったのかなと
鈴木♂は思います。

気象庁の予報では今夏は猛暑になるのかもという事なのですが、例年よりも
色んな虫の出て来るのが早いような気が致します。
これでツバメとかの渡り鳥が例年よりも増えてきたら今年の夏は猛暑確定ですね。

鈴木♂の今年のGWはコインスナック・ペガサスに行ったり、普段できない
手洗いの洗濯をしたりと相変わらずグダグダと過ごしたのですが、ひとつだけ
例年と違うのは家電の修理というか改造をした事でした。

鈴木♂はかなり昔に壊れたペルチェ式冷温ボックスというか保冷庫を捨てずに
まだ持っていまして、それを何を思ったのかGWを利用して修理してみようと
思い立ったからなのでした。
まず中を開けて基盤を見てみると2Aのガラス管ヒューズが飛んでいる事を発見、
それを交換してから100Vの電源を入れてみると今度はバチッ！という音がして
基盤から何かが焦げるきな臭い匂いが　(ｰ_ｰ;)　。

こりゃ基盤の部品自体がダメだという事で作戦を変更、その冷温ボックスは
よくあるように車の12V直流電源でも動くタイプなので二つある基盤を全て
とっぱらい、これも捨てずにまだ持っていた大昔の直流出力7V2Aのデジカメ用
アダプターに接続してみる事にしました。

プラスとマイナスをよく確認しながらペルチェ素子、ヒートシンク冷却用ファン、
保冷庫内部循環用ファンの電線をアダプターから出ている電線に接続、そして
素子と二つのファンが上手く動いている事を確認してから今度は運転したまま
ひと晩過ごすという長時間の耐久試験を行い、配線はこれで良いだろうという事で
今度はもっとしっかりとした電線やコネクターを使って全て配線し直して完成。

ちなみに何が起こるか分からない実験的な作業なので事前にブレーカー付きの
AC100Vタップを買ってきてから作業を行いました　(ｰ_ｰ;)　。

ちなみに最近ではペルチェ素子が安く出回っているので上記の保冷ボックスの他に
パソコンのCPUを冷やすクーラーや熱帯魚の水槽を冷やすクーラー、昆虫や
小動物用のクーラー、デジカメのCCD素子を冷やす為のクーラーという風に
色んな所でペルチェ素子が使われているみたいです。

そしてそういった風に自作する人の為にこんなペルチェ素子のキットまであります。

　オーム電機公式サイト
　　電子冷却器「ボックスクール」

　　http://www.ohm.jp/cooling/boxcool/oce-kt3/index.html　(PC)

　ペルチェ屋
　ペルチェ冷蔵庫の自作。電池駆動でコンセント不要のクーラーボックスにも

　　http://www.peltier-kit.com/refrigerator.html　(PC)

鈴木♂が大学生の頃はペルチェ素子と言わず熱電対（サーモカップル）と
言っていて素材も白金・ロジウムだったのですが、現在は安いものだと千円以下
でペルチェ素子が買えるので何か他の代替金属が見つかったのかもしれませんね。

見よ!! 貞操の洗濯場を爆進する童貞の機関車の英姿!!
飢餓と貞操の対峙、生活と性欲の争闘を続ける凄惨な絵巻を、
人類の二大使命を交戦せる地球上を、無軌道に爆進する装甲車。
唇の磔、乳房の手溜弾、素足の砲列、アルコールの嵐、ウヰンクの煙幕を衝いて
猛進！ 猛進！ 轟然天地に響く吾等の機関車の巨吼を聞け。
見よ!! 童貞の機関車の爆進するところ、不景気を吹きとばし、貧乏神は戦慄す。

　http://girafeeye.exblog.jp/iv/detail/?s=1235506&i=200412%2F01%2F30%2Fb0026230_0372276.jpg　(PC)

　いつか、きりんを見にいこう
　　すごい表現力
　　　http://girafeeye.exblog.jp/1235506　(PC)

これはGW中に一部で話題となった昭和５年発行の島洋之助著「童貞の機関車」の
宣伝文です。
何の本なのかさっぱり分からないという欠点はあるのですが昔の人の表現力って
もの凄いものがあるなと思いました　(ｰ_ｰ;)　。

ついでに国会図書館・近代デジタルライブラリーを検索してみると
伊藤晴雨が昭和４年に発行した責の話（せめのはなし）を見つけました。

　　　責の話

　　　http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456312　(PC)

活版印刷を使わずにガリ版刷り？の私家版だったという事が現物を見ると
よく分かりますね。
ちなみにこの本の付録だった日本初の緊縛写真集が原因で伊藤晴雨は
逮捕されてしまいます。
そしてその撮影の様子を映画で再現したのが昭和52年（1977年）公開の
にっかつロマンポルノ「発禁本「美人乱舞」より　責める」です。

http://blogs.yahoo.co.jp/kobutatoahiru/GALLERY/show_image_v2.html?id=http%3A%2F%2Fblogs.c.yimg.jp%2Fres%2Fblog-85-56%2Fkobutatoahiru%2Ffolder%2F17796%2F39%2F3640239%2Fimg_0%3F1177005279&i=1　(PC)
http://cinepo.com/upfile/7859_k2.jpg　(PC)

ちなみに配役は伊藤晴雨（山谷初男）、タエ(宮下順子)です。
伊藤晴雨役は2002年公開の映画「およう」の竹中直人さんのほうが似てますね。

　http://img.cinematoday.jp/res/T0/00/09/v1020940834/T0000936a.jpg　(PC)

こんな風に壊れた冷温ボックスを修理（改造）したり、ネットで古書を読んだり
新しいサイトトップを試しに作ってみたりとそれなりに充実していたというか
少なくとも暇にはならなかったGWの鈴木♂でした。