1 鈴木♂

ビット・ギャグと宇宙の切り餅

今年は昨年よりも寒くなるのが早いような気がする新潟県内なのですが
このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

鈴木♂は網戸を洗って仕舞ったり、冬用の布団や靴下を出したりして
少しづつ冬の準備をしております。
少し風邪気味なのかここ数日はクシャミと鼻水が出て妙に寒気を感じますね。

鈴木♂の家の庭には大きな柚子(ゆず)の木があって今年も沢山の実が
生りましたが、今年は例年よりも黄色くなるのが早いような気が致します。
おそらくは桜の花のように気温の寒暖の差によるものじゃないのかと思いますが
9月の猛暑と現在の気温を比べてみるとそういう事もあるのかもしれない
という気がしますね。
ちなみに鈴木♂は冬になるとこれで柚子焼酎を作って毎晩呑んでおります。
(PC)
2 鈴木♂
巷で話題になっている例のあれなのですが、それに登場する人物のひとりである
竈門禰豆子(かまどねずこ)はこんなのを咥えています。



最初はなんでこんなのを咥えているのかが分からなかったのですが
鈴木♂がこれを見たときに最初に思い出したのはこれでした。



これはBit Gag(ビット・ギャグ)という物であってwikiを見るとこんな風に
説明がしてあります。

Bit
A bit gag is styled like the bit used in a bridle for a horse,
and much of its sexual appeal stems from fetishistic symbolism
in pony play
(以下略)
     wiki Gag (BDSM)
     https://en.wikipedia.org/wiki/Gag_(BDSM) (PC)

つまり現代のSMにおいてはポニープレイのシンボル的な存在だという事ですね。

しかし19世紀まではお喋りだとか舌禍を起こす人間に対してはScold's bridle
(スコールズ・ブライドル)という鉄製の刑罰器具が欧米で使われておりました。

wiki Scold's bridle
https://en.wikipedia.org/wiki/Scold%27s_bridle (PC)

日本の江戸期だったらそういった人は蟄居・閉門という刑罰になるんでしょうが
江戸期のこういった鉄製の刑罰器具としては戯作者や浮世絵師が筆禍を起こした
場合に手鎖という大型の手錠で創作活動をできなくするという事がよくあった
みたいです。
喜多川歌麿も1804年(文化元年)に手鎖50日という刑罰を受けておりますね。
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3 鈴木♂
竈門禰豆子は鬼になってしまったのでこんな竹製のギャグを咥えさせられている
らしいのですが、アニメコスプレ全盛の現代では早速このアイテムが世界中で
販売されています。

鬼滅の刃 コスプレ かまど ねずこ 口枷 ハロウィン 仮装 アクセサリー 小道具
竈門禰豆子 通常便は送料無料
商品番号68761 価格7200円 (税込)

  https://item.rakuten.co.jp/acomes/68761/ (PC)

しかしebayを見ると海外通販では。

Demon Slayer Kimetsu No Yaiba
Kamado Nezuko Bamboo Pipe Cos Prop Cosplay Anime
Price:US $8.16

https://www.ebay.com/itm/Demon-Slayer-Kimetsu-No-Yaiba-Kamado-Nezuko-Bamboo-Pipe-Cos-Prop-Cosplay-Anime-/113901488284 (PC)

つまり日本円だと900円くらいだという事ですね (ー_ー;) 。
この楽天通販でも鬼滅の刃と堂々と書いてありますから、集英社からクレームが
来るまで輸入品をボッタ価格で売ってしまおうという事なのでしょうか。

鈴木♂の記憶が確かなら駕籠で護送されている途中の囚人がこういった竹製の
ビットギャグを咥えさせられているという江戸時代の絵をどこかで見た事が
あるような気が致します。
それはたぶん自害というか自殺防止の為なんだろうと思いますが、この鬼滅の
作者さんがどこでこのビットギャグを知ったのか知りたいなと思います。

なお鈴木♂はボールギャグを買って実際にプレイで使用した事はありますが
このビットギャグはプレイでの実用性があんまり無いので買った事はありません。
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4 鈴木♂
宇宙飛行士の野口聡一さん(55)の国際宇宙ステーション(ISS)滞在時に提供される
「宇宙日本食」に越後製菓(新潟県長岡市)の「切り餅」と亀田製菓(新潟市江南区)
の「亀田の柿の種」が選ばれた。
それぞれ宇宙航空研究開発機構(JAXA)から宇宙日本食として認証されていた品だが
実際の携行品に決まったのは初。
(中略)
野口さんは11月上旬から中旬以降に打ち上げが予定される米企業スペースXの新型
宇宙船クルードラゴンに搭乗し、ISSには約半年滞在する見込み。
携行品には他に亀田製菓子会社の尾西食品(東京)が製造するアルファ米(乾燥米飯)
製品の白飯や赤飯、おこわ、おにぎりも選ばれている。

  新潟日報
  「切り餅」「柿の種」宇宙へ 野口聡一さん滞在時 携行食に初選定
                              2020/10/27

  https://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20201027577362.html (PC)

   越後製菓株式会社>お知らせ>企業情報
    JAXA認証の宇宙日本食「切り餅」が野口宇宙飛行士の携帯品として
     提供されることが決定しました。

    https://www.echigoseika.co.jp/sys/information/dtl/57 (PC)

亀田製菓が柿の種を宇宙にという事をやっているのは知っていましたが
越後製菓の切り餅が宇宙食になったという事は知りませんでした。
餅という東アジアでよく食べられている食品が宇宙に行くのはたぶんこれが
初めてじゃないかと思います。
前にもツインバード工業のFPSC(フリーピストン・スターリング方式冷蔵庫)が
ISSに納品されましたが、県内企業の製品が次々と宇宙に進出していますね。

しかしほぼ無重力下のISS船内で柿ピーのような小さい食べ物の袋を開けたら
船内空間に散らばってしまうような気がするのですが、野口飛行士が柿の種を
食べるところをJAXAは中継してほしいなと思います。
(PC)