1 鈴木♂

真夏のパラレルワールド

暑中御見舞い申し上げます。

先週末から今週の初めに掛けて豪雨に見舞われてきた新潟県内なのですが
昨日辺りからやっと夏本来の暑さと青空が帰ってきたかのように思えます。
今回の豪雨と水害は2004年の7.13水害の教訓による堤防の改修が行われた
後だったので降雨量の割には比較的に被害が少なかったのですが、今回の
降雨量は7.13水害を上回っておりましたからその対応策でもギリギリの処で
何とか助かったなという感じが致します。

鈴木♂も子供だった頃の昭和42年に8.28水害を経験して、避難所である
小学校で一晩を明かし、家に帰ると床下浸水をしていたという経験がある
のですが、ゴーという猛烈な雨音で家の中に居ても怒鳴らないと会話が
できないという位の超豪雨というのは今の処それだけですね。
(PC)
2 鈴木♂
こんな既視感のあるちょっと不思議な感覚に襲われる動画を見つけました。

これはリーマンショック直後の2008年10月に行われた現地住民から首相官邸
までもが参加した大掛かりな総合防災訓練の動画なのですが、その内容は
東京電力福島第一原子力発電所三号機が不具合を起し、放射能が漏れ出して
付近住民が避難するというものです。

【東京電力】平成20年度 原子力総合防災訓練【福島第一】
 
   http://www.youtube.com/watch?v=Hd2OpSN2eJA

このときはまだ自民党の麻生政権下ですから亡くなられた中川財務相や
爆発する前の健在な福一原発の建屋、人々が暮らしていた頃の双葉町など
今となっては永遠に見る事ができない貴重な映像ではないのかなと思います。
(PC)
3 鈴木♂
SF小説などではパラレルワールドというか平行宇宙のお話がよくあるのですが
この動画って確かに2008年に行われた防災訓練の動画なのですが、
鈴木♂にはどこかの時点で分岐されたもう一つの宇宙、そしてその中の
日本で福一原発事故が起こったというパラレルワールドの動画にしか
思えません。
動画の中では我先に逃げ出そうとする東電社員もおらず、住民はスムーズに
バスで避難をし、車椅子のお年寄りもちゃんと救助されておりますから
取り残されて病死や餓死をするなんて事もありません。
もう終った事は仕方ないし、亡くなった人は帰ってこないというのは当たり前
の話なのですが、どこでこうなってしまったのかという虚無感をこの動画から
感じます。

なおこの動画の中でフランス大使館に(だけ?)事故の詳細を連絡する
というちょっと面白いシーンがあります。
今回の事故でもこの事はちゃんと行われたらしくて、その証拠として
3月15日朝にフランス大使館HPで東京に住む自国民に対して、東京に
放射能雲が迫っているという警告が載った訳ですね。
そしてこの事を何故か日本政府は自国民に知らせませんでした。
(PC)
4 鈴木♂
最近、鈴木♂の職場でも行きつけのスーパー、コンビニでもゲホゲホと
咳をしている人をよく見かけます。
そういう鈴木♂もちょっと夏風邪気味なのですがこのサイトを御覧の
皆様方も夏風邪には御注意下さい。
今の時代の夏は部屋を閉め切って冷房を掛けるというのが当たり前なので
風邪のウィルスは増殖し易いみたいですね。
(PC)