1 鈴木♂

紫のワンピース

梅雨も明けて各海水浴場も海開きを行った新潟県内なのですが、このサイトを
御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

昨年は東日本大震災の影響で色んなイベントが自粛されたり延期となりましたが
今年の夏はそれを取り返すかのように各地で色んなイベントが行われております。


『潟コン』(公式)新潟街コンプロジェクト!新潟史上最大のコミュニケーション

           http://gata-con.com/ (PC)

昨年辺りから震災にもめげず全国各地で行われている街コンなのですが主催者側は
どれくらいの儲けなんだろう (ー_ー;) という捻くれたおっさんの鈴木♂の考えは
別として、こういった若い人たちの出会いの場が広がるという事は良い事なのでは
ないのかなと鈴木♂は思います。
(PC)
2 鈴木♂
怪談の語り手と言えば誰でもがすぐに思い浮かべるのは皆様もよく御存知の
稲川淳二氏なのですが、現在の日本の怪談業界では稲川氏の他にライブのCDやDVDを
出そうという語り手さんは殆どおりません。
以前は桜金造氏やレコード会社の企画物として怪談カセットやCDが出ていたのですが
近年、特にインターネットが普及してからは殆どが稲川氏の独壇場となっております。
これは何故なのかという事をちょっと考えてみたのですが鈴木♂はこんな結論に到りました。

まず現在、動画共有サイトyoutubeには稲川氏の怪談が溢れんばかりにUPされていて
それ等は当然の事ながら無料で鑑賞できます。
しかしその動画の大半は元々が有料で販売されていたものであって稲川氏の
所属事務所であるユニJオフィースが著作権を持っております。
そうなると事務所の許可なく動画サイトに動画をUPするという事は著作権の侵害
となるはずなのですが何故ユニJオフィースはそれを黙認しているのか?
という事になります。

これはあくまでも鈴木♂の想像なのですが、最新作をUPされるとさすがに困るけど
それ以外だったら稲川の宣伝になるんだからいいんじゃないのという稲川氏本人の
判断がおそらくあるのではないのかと。
鈴木♂も一昨年の夏くらいに稲川淳二氏のカセット、ビデオ、CD、DVDの全リストを
作った事があるのですがそのリストとyoutubeにUPされているものを対比してみると
最新作はUPされていないか削除されているが、次の新作が一年後くらいに出ると
前作のUPがどうやらOKになるというか黙認されるみたいです。
これって我々一般人には非常にありがたい仕組み?なのですが実を言うと
この仕組みが稲川氏の市場独占を許している原動力なのではないのかと。
(PC)
3 鈴木♂
仮に稲川氏やユニJオフィースが厳しくてyoutubeにUPされた動画が全て削除された
と考えてみます。
そうなると怪談ライブのCDやDVDを買おうという人にとっては内容が分からない
のですから稲川氏と他の語り手さんたちのDVDはほぼ同じスタートラインに立ちます。
しかし現実的には新作であってもいずれはyoutubeで無料で見られる稲川DVDは
実質無料という事になりますから、他の語り手さんたちは無料の稲川DVDに勝てる
ほどの有料ライブDVDを出さなければならないのですが、これは事実上不可能な事
であってそれで誰も出そうとはしないのではないのかと。

いずれ無料で見られるんだから稲川DVDは商売にならないのではないのか?
と思われるかもしれませんが、そこは一年間?という縛りがあるので早く新作が
見たいというファンやコレクター、それにyoutubeが見られないという状況や
年齢層の方だけを相手にしても充分に商売が成り立つという事だろうと思います。

鈴木♂は上記のリストを作成したときにお盆休みを利用してyoutube上にある
殆ど全ての稲川ライブ動画を見ました。
そして鈴木♂がたぶん最高傑作じゃないかと勝手に思ったのがこれです。

         稲川淳二「紫のワンピース」

      http://www.youtube.com/watch?v=KZlAcdZbBsw

※たぶん2004年6月発売のCD「稲川淳二の実体験怪異談 怖いから聞かないで 惨」
 からではないかと思います@鈴木♂

全然怖くもないし如何にも作家が作った感じのする怪談話なのですが
レイ・ブラットベリの短編小説みたいで私は好きです。
なお、お盆の最中に毎日怪談ライブ動画を見続けていたら、変な夢を見るわ
何故か部屋の中に何かが腐ったような異臭が立ちこめるわでそういった多少の怪異は
起こりましたね (ー_ー;) 。
(PC)