1 鈴木♂

チューハイと奇譚クラブ

桜も散って今年もGWを迎える新潟県内なのですが、このサイトを御覧の皆様方も
如何お過ごしの事でしょうか?。
この前の祝日(昭和の日)に鈴木♂はやっぱり仕事をしていたのですが
職場の近くにある田んぼでは田植えをしておりました。
おそらくは早稲じゃないかと思うのですが、ついひと月くらい前までは
職場の駐車場に残った雪を片付けていたのにそれがもう田植えのシーズン
なのかと思うと一年があっという間に過ぎて行く事を感じますね。
(PC)
2 鈴木♂
新潟もだいぶ暑くなってきて晴れた日の昼間では半袖でも丁度良いくらいの
陽気になってきました。
そうなると冷たいお酒が恋しくなってきますが最近というか昨年秋以降の
日本のチューハイのトレンドはこんな感じみたいです。

  キリン氷結ZERO

  http://www.kirin.co.jp/company/news/2014/1203_01.html (PC)

  タカラゼロ仕立て

  http://www.takarashuzo.co.jp/news/2015/TS15-01.htm (PC)

つまり糖質や人工甘味料、プリン体を限りなくゼロにした健康志向の
チューハイが今年の夏のトレンドではないのかと。
ちょっと前まではカロリーオフとか糖質ゼロの為にアスパルテームや
アセスルファムといった人工甘味料をチューハイに入れていたのですが
どうやらそれが本当は体に悪いんじゃないのか?といった認識が
世間一般にも広まってきたみたいです。

ちなみにチューハイに限らずカロリーオフという名目で人工甘味料を
使っていると世間一般では思われがちなのですが、カロリーオフとは殆ど
関係の無いカップ麺でもアスパルテームが使われているという事を考えれば
砂糖を使うよりも砂糖の200倍の甘さがあるというアスパルテームを使えば
安く作れる=儲かるという事じゃないのかなと鈴木♂は思います。
なお検索してみるとこのアスパルテームがアメリカで認可されたときの
面白い逸話が色々と出てきますね。
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3 鈴木♂
これはちょっと前のブログ記事なのですが故濡木痴夢男氏の著作
「奇譚クラブの絵師たち」、「奇譚クラブとその周辺」の内容を
もうちょっと掘り下げてみたという連載記事です。
中川彩子=藤野一友氏の'60年代に描かれた絵がフィリップ・K・ディックの
文庫本の表紙絵になっていたなんて鈴木♂も初めて知りました。


出版・読書メモランダム
2009-09-07 [古本夜話]古本夜話1 『奇譚クラブ』から『裏窓』へ

   http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20090907/1252250369 (PC)

濡木痴夢男氏が奇譚クラブや裏窓に書かれたSM小説の中でまだ単行本化
されていなかった小説を集めて藤見郁名義で単行本化した第二書房の
ナイトブックシリーズ(昭和44年創刊)を鈴木♂は小学生の頃に地元の書店で
見た事があります。
これは美濃村晃氏が表紙イラストを描いたという今となっては入手困難な
超お宝本なのですが、40年以上経ってもまだそれを覚えているという事は
当時少年だった鈴木♂にかなりのインパクトを与えたみたいですね。
(PC)
4 鈴木♂
奇譚クラブという雑誌は基本的に問屋を通さずに出版社から書店に直接流通
させるという清酒〆張鶴みたいなシステムをとっていた雑誌だったので
鈴木♂はリアルで奇譚クラブが書店に並んでいるという光景を見た事がありません。

鈴木♂が中学生の頃には濡木氏が編集をしていたSMマガジンが書店に並び、
谷ナオミさん主演のにっかつロマンポルノ団鬼六シリーズが既に始まっていた
という時代だったので、その頃には奇譚クラブという雑誌も既に時代遅れの雑誌
だったのかもしれませんね。
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