まとめ

過去ログ504 2015/7/24 7:48

★日曜日
函館3レース
モーグリ
前走は脚抜き良い稍重で先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す展開。
番手以下の馬がむしろ先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走に苦労していました。
逃げ馬が直線遊び遊びながらも後続を引き離し、全馬脚色一杯のバテ合いになって着差が開いた格好。
モーグリはスタートでガクンと躓いてしまい、後方からの競馬。
向正面で外に出して中団まで進出し、勝負どころも仕掛けながらついて行って2ハロンで前を射程圏に入れるも2着馬に並びかけたところで相手にもうひと伸びされてしまい交わせないまま3着となりました。


ローレルウラノス
5走前は最初に複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げ、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなっていました。コーナーで緩みはしましたが、後続が追い上げ4コーナーで5頭雁行、直線横一線からの決め脚勝負となり先手争いした組が直線で壁になってしまいほとんど後退し、後方で待っていた組が直線坂上で逆転する格好。
ここではハナ差の2着となり、4走前は1番人気となりましたが結果は7着。内枠のフクノコニャックがいいペースで行って、ドリームメモリーが早めに並ぶ展開。コーナーでもそこまで緩まず進み、隊列がなかなか崩れない持続力勝負となり、2列目以降の差し馬が最後の根競べでズバッと抜け出し、上位3頭が標準並みの走破タイムでの叩き合いで4着以下はまともな上がりを使えていませんでした。
1番人気のローレルウラノスは前回の集中力を全く見せられずに7着。5走前のように溜めれば良い脚を使えますが、4走前のように勝ちに行く競馬では甘くなるだけに、小回りコースでは狙いづらい1頭です。
また、砂を被ると良くないタイプだけに、内枠では割引が必要です。東京コースに戻ってから狙いたい1頭です。

ただ、前走は早目の競馬で3着に好走。
砂を被らないように早めに外に持ち出して追い比べでも脚を使えていただけに、良馬場なら小回りでの上位可能の1頭です。


ガンクラブチェック
2走前はこれまでとは違い、いつもより前で競馬をしていた1頭。
この時は脚抜き良い稍重馬場で、先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す展開。
番手以下の馬が先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走に苦労していたほど。
ガンクラブチェックは好位からの競馬となりましたが、外目を立ち回って勝負どころから進出するも反応がひと息で3着馬に交わされてズルズル下がっての6着となりました。
嵌れば良い脚を使ってくれる感じはありますが、集中力に課題が残り、シャドーロールの効果は見られますが、それでもまだ要所での反応がイマイチだけに狙いづらい1頭です。

★日曜日
函館2レース
カルーセルフリック
新馬戦は楽な手応えのまま前に取りつき、外の2頭を先にやって好位の内で流れに乗って追走。
4コーナーで勝ち馬に出られてしまい、最後は伸びが止まって3着となりましたが競馬を理解しているようなセンスを見せました。
2戦目は1.7倍の1番人気となりましたが結果は3着。
脚抜き良い馬場え前半から競り合うもコーナーで落ち着く展開。
平均ペースで流れ、外の勝ち馬と並走の形。
追い比べではこれに競り負けてラスト100mでは止まってしまい3着。
揉まれると気にしていたため、前走はブリンカーを試しましたが好位から運ぶも最後は伸びそうで伸びず、直線では右手前のままで相変わらずワンペースな走りで4着となりました。
今回は1ハロン短縮となりますが函館入りしてかえらは意欲的に攻められており久々の競馬ですが一変の可能性があります。


ヌンチュルラ
前走の福島は乾いた馬場でハイペース時計勝負の行った行ったの1戦で2着。
未勝利で9秒台なら及第点と言えますが、時計が速めで隊列を覆せるだけの時計性能を持っていた馬がいなかっただけのレースで、先行して上位に残った馬もほとんど伸びらしい伸びは見られなかっただけに、大きなあ評価はできません。

モンサンナシーラ
前走はハイペースの差し決着で3着。
前に行った2頭が競り合い、その1列後ろにいた馬に展開が向いた流れ。初めての1000m戦ということもあり、行き脚がつきませんでしたが、これまで見せていた詰めの甘さが見られずラストはしっかりとした脚を見せてジワジワと伸びていました。
1000mが合っている印象で距離2戦目で前進可能の1頭です。


ロックフォール
3走前は休み明けの1戦で、内枠から好位のポジションを狙いましたが複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げたため、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなってしまい、二の脚がつかずに中団からの競馬となりました。
コーナーで緩み、後続が追い上げて4コナー5頭雁行となり、直線横一線からの決め脚勝負。
先手争いした組が直線で壁になってしまい、ほとんど後退して後方で待っていた組が直線坂上で逆転しての追い込み馬のワンツー決着となりました。
ロックフォールは休み明けだったこともあり二の脚がつかず、中団からの競馬となりましたが直線2ハロン標から少しずつ外に出てジワジワと脚を使っての4着となりました。
叩き2戦目の東京では砂を被らない良いポジションで競馬ができ、初めて着けたチークピーシーズの効果もあり勝ちに行っての競馬で2着。
前走は距離延長で挑みましたが前半はモタモタして直線でも仕掛けてからなかなか反応せず、半ばで馬群の外に出してもジワジワとしか脚を使えずに8着となりました。
今回は一距離短縮で巻き返しを狙います。

★土曜日
福島3レース
ロードメタリック
シャドーロール、ブリンカー、芝など色々と条件を替えて適性を模索中でタメても捲っても結果が出ず。大トビで俊敏性がないために、理想は外枠からノビノビと走られる展開です。

クピド
5走前は乾いたダートで前・内が有利な馬場状態。
初ブリンカーの勝ち馬トラキアンコードが前に出る所をエンカウンターが押して逃げ、2コーナーから向正面までは縦に長い隊列。しかしずっと向正面では遅いペースを刻んで息を入れて逃げている格好となり、後続が3コーナー下りで差を詰めるも、楽をしているのは先団でラスト3Fを速い上がりでまとめる展開となり、前がそっくり残ってもおかしくないペースとなりました。
結果は大外からジョッセルフェルトが鋭い脚で伸びて来たのを凌いだ勝利で、結局は人気上位の馬がキチンと力を出した1戦となりました。
クピドはゆったりした東京コースが合っており、4走前は勝負どころでジッとして完全な勝ちパターンのように思えましたが結果は4着。
2走前は道中一貫ペースでスタミナ必要なバテ合い。
この流れで脚が続いているのは実質上位3頭だけですが、それぞれに着差が開いた格好で、時計も速めで、スタミナ面だけでなく、時計性能の面でも力量さが大きかった1戦といえます。
この馬はゲートを出てからモタモタするため、どうしても後方からの競馬となってしまいます。
その分、終いは伸びますが小回りコースでは厳しそうな1頭です。
前走を見ても小回り1700m戦は忙しく、コーナーでの反応も鈍いだけに広いコースで狙いたい1頭です。


クリールランペイジ
前走は一貫ペース持久戦となり時計勝負。
終始緩みない流れで、先導した2頭がそのままマッチレース状態となり、同馬は2着馬から4馬身離されての3着となりました。
向正面も直線も左手前のままで、直線ではモタれるのを矯正しながらの競馬となりピリッとした脚が使えていませんでした。


コマクサ
前走は乾いて前内有利な馬場状態。
中距離初めてのシンキングジョリーが先頭に立ち、2番手にレッツゴースターがピタッと併走で回り、比較的速いペースで流れる展開。
特に緩んでいない向正面でデルマサンダユウが捲って押し上げましたが、あのタイミングであのラップで脚を使わされて不発。
他の馬も前2頭に追い縋れないまま直線に入り、結局速いラップながらもマイペースで先行できた前の2頭が、そのまま行った行ったになる格好。
時計も比較的速めでラスト3Fは39秒4も掛かっていますが、最後それを上回る脚を使う追い込み馬が現れなかった1戦です。
コマクサは軽く促しながら好位の内にポジションを取り、勝負どころをしっかりついて回って直線もスムーズに外に出せていましたが追われてからの反応が鈍く、最後はジリジリと伸びて3着。
決め手がないため、先行策が合っており砂を被らなければ上位可能です。

パイロキネシスト
前走は乾いて時計掛かる馬場。
真ん中枠のプラチナムスタング、大外枠のルミナスが雁行で先導して序盤はかなりペースが緩みましたが、向正面でパイロキネシストが押せ押せで捲って先頭に並び、3コーナー手前からレースが動く展開。
プラチナムスタングが3コーナー過ぎで脱落し、4コーナーで4頭が並んでの叩き合い。
4コーナーで2列目内から進出してたトミケンシェルフが、外から確りした脚取りで鋭く伸びて完勝し、捲ったパイロキネシストは最後もうひと伸びして2着。
ペースが遅かった時にサッと動けたパイロキネシストのスピードについて回れた馬が上位に並び、後方集団の馬は追い上げですら精一杯となっていました。
パイロキネシストが勝ってもおかしくないレースでしたが、相手が悪かった1戦で前走のように揉まれなければ勝ち負け出来る1頭です。