まとめ

過去ログ722 2017/12/22 13:47

★土曜日
阪神3レース

3キャッチミ―アップ
新馬戦はまだ仕上がり途上のデキて挑んで2着となり、センスの良い競馬を見せていました。
道中は少し抑えられるくらいで手応え良く追走していましたが、閉められて追い辛い場面もありました。
4角では先行勢は外に流れて行ったため、上手く前が開いてからはしっかりと良い脚を使って2着を確保し、2戦目の前走はスピードに乗って好位からの競馬となり、4角から促してジワジワと脚を使っていましたが、ラスト50m付近で先頭に立ったところで勝ち馬が飛んできて交わされてしまい2着となりました。
立ち回りが上手いタイプだけに、ここも勝ち負けに加われる1頭と言えます。

★土曜日
阪神2レース

6モズノーブルギフト
大型馬で、新馬戦ではまだ余裕のある造りで出走して2着となった1頭。
道中はずっと楽な手応えで、促して1角のコーナーワークでハナに立つと2角手前でファストフラッシュに交わされましたが、それ以降も行きっぷりは良く、4角手前でファストフラッシュを交わして先頭に立つ格好となりました。
しかし先頭に立つとソラを使ってフワつく面を見せてしまいました。
この馬はワンペースなタイプで最後は瞬発力の差が出ての2着となりましたが、3着以下には5馬身差をつけており、ソラを使って取りこぼす可能性は大きい1頭ですが、まじめなタイプだけに今回も崩れる可能性が低い1頭と言えます。

7タイセイビスタ
芝で2戦使って10,5着の後はダートに使われて3,2,3着と安定していますが、2戦目までは馬っ気を出して集中力を欠いていましたが、3戦目のダート戦から馬具を工夫して馬っ気がマシになり、力を出せるようになってきました。
このうまは使われる毎にレース内容が良くなってきており、2走前からはモタつく面もマシになって競馬がしやすくなってきています。
休み明けの前走は距離を詰めて1400m戦に使われましたが、良いポジションを取ってスムーズに競馬ができていました。
ただ、追われてからはワンペースの走りとなり、24キロ増も響いて前との約半馬身差が最後まで詰まらずに3着となりました。
前走は明らかな叩き台のレースでしたが、1400m戦でもついていけた事で、1800mに戻る今回は追走も楽になりそうで、叩き2戦目で絞れる今回は大きな上積みが見込める1頭です。

★日曜日情報
中山11レース

有馬記念

ブレスジャーニー
右回りということを除けばL2最速の度合いがきつくなる方がトップスピードの質で高いレベルにあるこの馬としては良い材料ですが、向正面からのロングスパート戦である程度削がれてのもう一段の加速、となった時に鋭さを削がれないかどうかがポイントとなります。
現時点でポテンシャルはあまり要求されない方が良く、2段階加速ではなく向正面でもあまり上がってこない方がこの馬としては戦いやすく、、そういう点では一昨年のゴールドアクターが勝った時のような展開が理想です。
ロングスパートにならず、持ち味の鋭いトップスピードを引き出す事が出来れば好走可能ですが、スローでの上がり勝負ならスワーヴ相手にしっかりと差し込める末脚は魅力です。

サウンズオブアース
この馬は顕著にスローの方が良いタイプで、有馬記念2着、JC2着はともに顕著なスローでした。
一昨年の有馬記念は62.4-58.9で3.5の超スローからの段階的な加速でしっかりと伸びており、今年のメンバー構成を見ると、キタサンに対して競って行ける馬が少なく、キタサンを突いたところで控えられたら一緒なので無理に突きに行く馬もいないはずです。
今年は2段階加速でのL2最速トップスピード戦という可能性が高く、一昨年の有馬記念の流れに近くなります。
ギアチェンジの性能とトップスピードの質が高く、上手く噛み合えば今年想定している展開ならチャンスはあります。
ただ、同タイプなら右回りの不安はありますがポジションをそこそこ取れるスワーヴリチャードが強敵となります。