まとめ

過去ログ729 2018/1/9 10:12

★注目馬
日曜日
中京12レース
ハギノアレス(古500万)
未勝利勝ちは2400m戦で折り合いもついて、直線では抜け出してから物見をする余裕を見せての勝利となり、次走は重賞の京都新聞杯に使われましたが、「折り合い重視の競馬」という指示が出されていたため、12頭立ての12番手からの競馬で10着となりました。
京都新聞杯は、2着馬サトノクロニクルがチャレンジカップ(G3)をその後勝利しており、3着馬ダノンディスタンスはその後1000万下で2着、5着馬ミッキースワローはその後セントライト記念(G2)1着というハイレベルメンバーでした。
京都記念は折り合い重視で参考外の1戦でしたが、前走は自己条件に戻り5着。
馬込みで競馬をさせていましたが器用さが無い分、馬群を捌き切れずに内目で窮屈になり、外に持ち出しながらジリジリと伸びていました。
近2走は競馬を教えるレースをしており、まともに競馬ができておらず、着順通りの能力ではありません。
スムーズに競馬が出来ればパフォーマンスは高めて来れる1頭です。

グレートタイム(3歳500万)
新馬戦は馬を気にする面を見せて内にへばりつくような競馬となりましたが、外に出すと飛んでいくような感じになり2着。
4角では身動きがとりづらく、上りが速い中でも差しての2着は評価できる内容で、2戦目の前走では2着馬を5馬身、3着馬を10馬身ちぎる大楽勝での勝利となりました。
しかも、レースではゲートでパニックになって何度も立ち上がろうとしてスタートで出遅れてしまい、押して中団にポジションを取る競馬でした。
4角を回って1ハロン標手前で先頭に立つと、左手前に替えて一気に交わして後続を突き放す圧巻の内容となりました。
もともとゲートは問題ないタイプだけに、昇級でもまともにスタートが切れればここもアッサリ通過できる1頭と言えます。

アベンチュリン(中京・3歳未)
初戦は直線で内にモタれた分、伸び切れずに5着となりましたが流れが遅くて上りの競馬の中でも好位でうまく立ち回れており、レースぶりは悪くありませんでした。
まだ初戦は余裕のある馬体だったけに使われた上積みは大きく、直線で内に持たれていただけに今回の左回りの中京に替わってスムーズに走れれば変わり身を見せられる1頭です。

サンティーニ(中京・3歳未)
新馬戦は好スタートでハナに立つと1000m64.1のペースに落として上りの競馬に持ち込みましたが、直線で物見をして外に張ってしまい、ボルティモアと併せる形でも外にモタれて満足に追えない中でも2着を確保。
この中間はリングハミに換えでモタれる面が矯正されており、真っすぐに走れる今回は頭から狙える1頭と言えます。

★注目馬
ハギノアレス(古500万)


グレートタイム(3歳500万)

アベンチュリン(中京・3歳未)初戦は直線で内にモタれた分、伸び切れなかったが、レースぶりは悪くなかった。左回りの中京に替わってスムーズに走れれば。

サンティーニ(中京・3歳未)最後は外へモタれて追えないぐらいだったが、それでも2着を確保。この中間、リングハミに換えたとのこと。2走目で。

★日曜日情報
中山11レース

フェアリーステークス

プモシーン
ディープ牝馬はノーザン系との配合が圧倒的に強く、この辺りは良い材料と言えます。
またディープの仔はスピード自体は問題としない馬が多い傾向にあり、この辺りも好材料と言えます。
要所で動けるのは新馬でも見せていますが、トップスピード戦でパフォーマンスを上げてきているため、中山マイルで分散しながらだと爆発力は削がれる可能性があります。
前走は後ろから行くことで質の高いトップスピードを長く維持できており、要所でも動けていました。
器用さも持っているため、2列目で進めながらスッとという競馬でも十分勝負になりそうなうな馬で、軽視はできない1頭と言えます。

テトラドグマ
適性を考えればプリモシーンとの差は逆転可能の1頭で、血統的にはトップスピードタイプの馬を引き出しやすいイメージがありますが、この馬に関しては今のところはスピードが強く出ている印象があり、極端な上がり勝負よりは全体で厳しい流れに持ち込むことで良さが出ています。
また、緩めてからの再加速はクリアできており、ギアチェンジもそこそこは上手く、使える脚も長いタイプで、ポテンシャルでも高いレベルで未知数なので距離の融通も結構利きそうです。
メンバーの中では化ける可能性は一番高い馬ですが、乗り手のバランス感覚が重要なタイプと言えます。
中山マイルで少しハイペースでレースを作れれば、適性・パフォーマンスから総合的に見れば有力馬の中ではこの馬が一番魅力があります。

サヤカチャン
今の段階では母系のシアトルスルーの感じが強い印象があり、この産駒はスピード面を問われた中で良さが出る馬が多く、力の要る馬場で良さが出てくる傾向にあります。
この馬もその血統的なイメージに近く、上がり3Fで見ても33秒台を出すことは一度もなく、現時点で末脚勝負でもトップスピード戦では分が悪くなります。
りんどう賞ではスピード的には微妙なところからマイルで優位性を作れた感じからも、本質的にはマイルより長くても良さそうです。
ただ、それを現時点で妨げているのは折り合い面で、前半コントロールから入りたがるぐらい前向きな気性がネックとなります。
アルテミスSでも息を入れて脚を使えており、上手く進められればオークス戦線まで含めて面白い1頭と言えます。
中山マイルならそこまで速いラップを要求されにくいため競馬自体はしやすくなりますが、折り合いを意識しすぎて後ろからの競馬でトップスピード戦となると危うくなります。
中山マイルで外枠を引くと、壁を作れないリスクが大きくなるため、内枠が理想で、ハナか2列目ぐらいで壁を作れるという条件なら好走可能の1頭です。

トロワゼトワル
府中のトップスピード戦になった時に純粋にキレ負けしそうな1頭で、トップスピード持続も新馬の感じでは微妙でした。
ただ、ポテンシャル的なものはアルテミスSで見せており、アルテミスSはレースレベル的には高かった1戦だけに、ここに入れば最上位の存在と言えます。
中山マイルならば総合力を問われる傾向が強く、アルテミスSで平均でもハロン12をクリアできている事からも現時点でペースに対する不安はメンバー中で最も少ない1頭です。