まとめ

過去ログ813 2018/12/21 7:50

★日曜日の勝負の1鞍
日曜日

中山3レース

レオンドーロ近2戦のレースレベルが非常に高く、能力は圧倒的に上位の存在の1頭。2走前はスローの加速ラップの流れで3着以下を7馬身も突き放しており、勝ったディキシーナイトも強い馬で次走のきんもくせい特別でレコード決着の4着。前走もかなりのメンバーが揃ったハイレベル戦で、中山の道悪馬場でミドルペースというかなりタフな条件で落鉄がありながらも後続に2馬身半差をつける2着に好走。その前走の時計は圧巻と言えるもので未勝利レベルでは能力が抜けています。今の前が全く止まらない東京芝で先行力あって内枠が引けたのは好材料で、ディキシーナイトの未勝利の最後のラップ構成を見ても、持久力タイプの馬と言っても上がり33.8ぐらいは十分に使えるはずで、スムーズな競馬ができる上に能力が抜けて高い馬だけに、致命的なミスをしない限りは勝ち負けになる1頭です。

★日曜日の勝負の1鞍
日曜日
中山1レース

G1Cアポロチーターこの条件で一変しそうな1頭。初戦は超ハイレベル戦で先行して追走に余裕がない中でも4着に粘る味のある内容。勝ち馬がその後にカトレア賞を連勝したのを見ても、ハイペースで勝ち馬について行って粘った点は評価できる内容でした。2戦目は返し馬の雰囲気は良くなっていましたが、馬場と距離が敗因の6着。前走は1400mに短縮して挑み、抜群のテンの速さからハナを奪うと最後は勝ち馬の決め手に屈しただけという好内容での2着。前走を見てもスピードは十分に1200mでも足りており、500kgを超える大型馬で前走の直線でのフットワークを見てもタフな馬場は大歓迎で中山の急坂では相対的にパフォーマンスを上げて来そうなタイプです。今回はそこそこペース流れた1400mからの距離短縮での揉まれない大外枠となり、外目からスムーズに好位追走の競馬ができれば、最後の急坂で他馬が伸びあぐねる中で伸びてこれそうな1頭です。

G1Cシゲルアコヤガイここ2戦の内容を見てもある程度の位置を取ってそこからバテずには伸びてきているレースで連続6着。この馬は冬の中山ダート1200mの消耗戦でパフォーマンスを上げてきそうなタイプで、前走は砂を被って自分からブレーキをかけてズブさが目立ていましたが、今回は外枠からスムーズにレースができればパフォーマンスを一気に上げて来そうな1頭です。

中山12レース
ダノングレースルメール騎乗のライラックカラーもモレイラ騎乗のデルタバローズもスピードの持続力を売りにするタイプで決め脚がなく、どちらも早めに動いて最後まで持たせる騎乗になる可能性が高く、タフな馬場をこなせる瞬発力タイプのこの馬が一気に差し切れそうな1戦です。この馬は昨夏の同条件の新馬勝ちの内容が優秀で、柔らかい馬場を気にしながらもタフな馬場で上がり34秒台を繰り出してクローバー賞よりも速い時計で勝利していました。あの新馬戦のパフォーマンスだけを見れば牝馬クラシック級と評価でき、まだ500万クラスでレースができるのは反則級と言えます。クラシック級になれなかった要因は馬体が小さくて調整が難しいためで、アルテミスSでは輸送で一気に馬体を減らしてしまい、順調に使えませんでした。また、この馬の適性は右回りコースのタフな馬場で、アルテミスSやレーヴドリーブの500万を見ても強い競馬はしていますが、右回りコースでの強さと比べるとパフォーマンスが低下しています。この馬はタフな馬場で直線の短いコースで差すような競馬が向いているため、今回の条件がベストの舞台と言えます。

阪神8レース
winsイベリア芝では切れる面が見られなかったため2走前にダートに使われた1頭。ダートに転向した2走前は発馬で躓いてしまいましたが、その後は好位の外にポジションを取って3角から動いて内外からの追い上げを凌ぎ切って初ダート戦でいきなり適性を見せての勝利となりました。休み明けで昇級戦だった前走では3着でメドを立てており、前走は余裕残しの仕上がりだっただけに上積みも十分見込め、今回は勝ち負けになる1頭と言えます。

クリデュクール前走の中京戦は3〜4角で右にモタれてしまい、その分のロスが響いて2着となりましたが、レース後には鼻出血が見られ、「鼻出血による出走制限」のために、放牧に出されることになりました。中央再入厩となった2走前は4角でバテてきた馬の後ろで窮屈になる不利があり、ラスト1ハロンで内目を捌いて良く伸びて来ましたが2着となり、中央でも十分やれる力は示しています。今回は久々でも繋の柔らかいフットワークで軽快な動きを見せており、体質面に弱さがあるタイプだけに休み明けの方が力を出しやすく、鉄砲成績(0.3.0.0)の実績があるだけに久々でも割引する必要はなく、この馬の場合は休み明けの今回が狙い目となります。

★日曜日の勝負の1鞍
サトノダイヤモンド
一昨年に有馬記念を勝った時はスローの流れをスタンド前から動いて押し上げる形を取り、勝負所までに良い位置をとることが出来ましたが、L2の再加速で少し置かれてL1で差し切る競馬となりました。
ただ、今年の秋2戦は最速地点で伸びてきて反応が良くなった半面、これまでの持ち味だったトップスピード持続力やポテンシャル面が影を潜めています。
今は使える脚はあまり長くない印象がありますが、京都大賞典で見せたL2の切れ味は有馬記念では大きな武器となります。
当時の京都はそこまで軽い馬場ではなく、時計の掛かる馬場状態でL2最速推定で10.8秒の切れ味を引き出してきました。
有馬記念は2段階加速になりやすくL2で速いラップを踏むケースが多いだけに、この地点でしっかりと脚を使えるようになったのは大きな材料と言えます。

サトノダイヤモンド
京都大賞典当時の京都はそこそこ時計の掛かる馬場で、その馬場状態で10台後半の脚を見せてきました。
有馬記念はL2で速いラップを踏む傾向が高く、ここで対応できる脚を使えてきたのは好材料と言えます。
これを生かすためには勝負所までのポジショニングが重要で、向正面で前もペースを引き上げてくるのが中山2500m戦の特徴だけに、そこまでに好位を確保できればチャンスが大きくなります。

サトノダイヤモンド
向正面でのロングスパートの流れで中団外から追走して動いて押し切るほどのポテンシャルは無い馬で、仕掛けをワンテンポ待ってその分L2の鋭さに繋げる競馬できればチャンスはあります。
そのためには前半のポジションを下げすぎないことが重要で、ここ2走は好発を切っている点はプラス材料と言えます。
先行策をとってスローの流れに乗る事ができれば浮上する1頭で、少し時計がかかるぐらいの方が良いタイプで、前半のポジションも2500の方が取りやすいだけに噛み合う可能性が高い1頭と言えます。

サトノダイヤモンド
 今年は京都大賞典でインパクトのある勝ち方をしたし、復活もあるかと思ったんだがジャパンカップがかなり物足りなかった。昔はTS持続力に良さを感じていたが、今はそこまで長く維持できていないのかなという感じはある。ただ、もともと有馬記念を勝っているように、ある程度力の要る馬場でポテンシャルで勝負する馬だったはず。特に京都大賞典では意外にも要所での反応の良さを見せた。これを引き出せれば有馬の適性的にはかみ合うはず。
京都大賞典
レッドジェノヴァがエリ女で完敗だったのでその辺は引っかかるし、アルバートが3着に来るぐらいなのでレベルはあまり高くはなかったかな。