月いろの手紙 SONG NOTE

過去ログ79 2008/8/26 0:17

▼彩 愛 美D
二人の夏物語

桟橋を渡る風だけが
二人の夏を知っていたね
6月から前乗りをして
バイトしていたサーフショップ

モカブラウンに灼けた肌の色が
最高の勲章だと競い合ったね

人の少ない平日には ボートで沖まで
波を切って走り廻ったよね
白い波が尾を引く先で
あんなに浜が遠くなった


今しかない夏の日を
汗を流して感じていた
何時か終わる夏だとしても
今この時が続く気がした

クーラーさえもないショップなのに
文句の一つも言わず働いていたね

特別何か欲しい物がある訳じゃなく
ただこの海が好きだと言うだけで
夏になるとあなたと二人
毎年ここにずっと居たね


時々千切れそうな 想いがあるけど
みんな海に流して明日を生きる勇気にした


恋をするには暑過ぎると日中を避け
肩を寄せて沈む夕陽を見た
この時間が終わらないよう
一番星に願い掛けた



*SONG for 涌井田 朱子
2008/8/26 0:17

▼彩 愛 美D
恋  花

雨に咲く花 恋花
この手の上に一つ咲かせて
何時か散り行く時にも
また咲く恋花を残して

このまま終わりたくはないと
雨の中で唄い続ける
何時までもきれいに咲き誇る
この命尽きるまでは

雨に咲く花 恋花
想い一つ 天まで届け


空に咲く花 恋花
この手をかざし 眩しさ隠し
青く拡がる夢空
時咲く恋花になりたい

見ていて欲しいと願う空
雲より早く舞い踊る
咲く時期を待つ蕾の力
生きて来た この喜び

空に咲く花 恋花
目を開いて 輝き確かめて


雨が育てた花を咲かせて
空の実を着けて何時かは
風の大地へ 花を咲かせるまで


風に咲く花 恋花
命の種 明日まで飛ばせ




*SONG for Saku-Ra
2008/8/23 0:03

▼彩 愛 美D
誰がためのsports

勝ち負けに拘り過ぎる
最近のスポーツ競技
健全な精神は一体何処に行ったやら

勝つ為ならば 方法を選ばない
確かに勝つ事は大事だけれど

誰の為に ファンの為に 名誉の為めに
重い期待を押し付けられて


体に負担を掛けてまで
限界を何度も越えて行く
人である事よりも戦うマシンになる為

勝つ事だけが 讃美されるから
参加しただけでは 問題外で

国の為に メダルの為に 面子の為に
勝たねばならぬと追い詰められて


好きで始めたはずのスポーツなのに
何時からか勝手に決められて
自分がやりたい事とは違ってしまった


夢の為に 自分の為に 未来の為に
楽しむ為に それだけなのに



*SONG for AURORA
2008/8/18 23:49

▼彩 愛 美D
Beach Side

グラデーションが輝く海へ
サーフィンボーイ達が走って行く
今日の波はどうかだなんて
穏やかな海へパドリングする

海沿いにアーチした道路は
夏の間中混雑して進まない

太陽が恋人だと言ったbeach side
流す汗も波に消えて 夏と生きて来た


雨が降る日には 足が重いね
そんな事お構い無しに海に出る
どうせ濡れるし同じ事だと
ボードを抱えて 波を探した

潮風に誘われて浜に出る
沖合を進む外国船が滲んで

大切な時程 あなたと居たいbeach side
夕陽に染まる海眺め 二人肩寄せて


一年中でも感じていたい 波の歌は
あなたの鼓動に共鳴して


この海を愛して移り住んだbeach side
例えどんな波が来ても ここで生きて行く



*SONG for 川島 麗美
2008/8/11 23:31

▼彩 愛 美D
ドーナツとアイスティー

mail-boxを 開いては
新着のメール読みあさった
今流行りの新作ドーナツを
たっぷり買い込んだday-time

溢れる言葉がアイスティーに溶けて
時間が経つのも 忘れていた

なかなか取れない時間の合間
頑張って作った休日だから
今日一日はゆっくりたっぷりと
フリーな気分で ページを開いた


うずくまる雲が 重い空
外出の気分じゃない日は
お気に入りの定番ドーナツを
片手に楽しんだoff-time

流れる会話もアイスティーに揺らぐ
指先次第で 恋も出来る

画面の中でのやり取りだけど
それでも大切な友達なんです
こうして過ごす一日も私には
なくてはならない物になっていた


大切な時間にはドーナツと
アイスティーは絶対に欠かせないのよ


お気に入りの大切な時間
大好きな物ばかり集めて
今日一日幸せであるように
私だけの時間を 味わうのよ



*SONG for 涌井田 朱子
2008/8/9 0:07

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