月いろの手紙 SONG NOTE
過去ログ87
2009/1/20 0:06
▼彩 愛 美永久凍土
悴んだ手が更に冷たく感じる
今年の冬が何時もより寒いのは
暖かく過ごした時代が
あまりにも長過ぎたせいよ
ロストした星の落ち行く先は
あなたの居ない北限の大地
凍て付いたハート 恋の化石
閉ざした口 アンモナイトプラス
これじゃセクシーな愛も囁けないわ
解けない氷 愛の記憶閉じ込めて
世界が終わる終末の出来事
心を打ち砕く氷の
楔に貫かれたあの日
消えない炎と信じた愛も
あなたを失くせば 種火も灯らぬ
オイル切れハート 恋のエンド
白く埋もれた 永久凍土
涙も出ない程瞳 渇き切ってさ
一人になってしまったと想える夜
どうしてだろう 笑えている自分が居た
凍り付く日 ダイアモンドアイス
このまま眠れたら そんな気も無いくせに
＊SONG for MAJO-MAJO
2009/1/20 0:06
HP
▼彩 愛 美氷の世界
震えているのは 寒さのためだけじゃない
あなたの温もりがこの手を離れて
何処かに消えてしまいそうな気がした
指の隙間を潜り抜けて落ちる
水のように止められない不安は
この身を凍らせてしまいそうなの
あなたが放つ絶対温度で
この氷の世界から私を
解き放して下さい
凍えたシーツ 裸に纏う夜明けの空
あなたを照らす朝陽心を溶かして
この手を結んであなたを教えてよ
誰の言葉も信じられなくても
あなたの嘘なら信じられるから
この手の震えを受け止めていてね
あなたの居ない氷の世界は
陽も射さない暗闇に包まれ
誰も愛せないのよ
分厚く張った氷を割って
力強く愛が芽吹く 春は必ず来る
それは確かなあなたの中にあるの
あなたが居ればどんな時だって
花咲く春の陽射し降り注ぎ
私は生きて行ける
＊SONG for 涌井田 朱子
2009/1/16 23:28
▼彩 愛 美Blue Rain,Blue Train
疲れ切った 体を投げ放った
コンパートメントのベッドの上
ホームのざわめきや灯りが
閉じ切った部屋まで 届いて眠れない
どんな想いで ここまで来たのか
あなたは何もわかってないのね
言葉以上に心に刻み込んでよ
あなたと言う 愛の証を
blue rain,blue train
淋しさに罪があるのなら
今すぐに逮捕して連れて行って
夜明けのホームに 着くその前までに
優しさだけが 売りの嘘吐き男
なんで好きになんてなったのだろう
元々上手く行かない恋
わかっていた事よ 今更ながらにね
冷めたスープのような恋をして
それでも暖め直せばいいと
想い続けてあなたと向かい合って来た
あなただけが 愛と信じて
blue rain,blue train
悲しみに濡れた雨の夜
何処まで走れば夜明けに出逢える
枕木の音が 心に突き刺さる
blue rain,blue train
愛しさを別れに替えたら
もう振り返れないと乗り込んだわ
夜明けを迎える 駅まで眠らせて
＊SONG for 川島 麗美
2009/1/12 23:01
▼彩 愛 美初夢の頃に
昔よく夢を見ていた
凧上げや 独楽廻し
空き地もたくさんあって
寒さも忘れて 遊んでいたね
今はもう何処も 管理地になって
立入禁止の看板が並ぶ
誰も外では遊ばなくなって
寒さにも弱く 友達の数も
少なくなった
女の子達は 晴れ着で
羽子板や カルタ取り
僕等とは違う世界
本当は一緒に 遊びたかった
道路は車で混み合い危なくて
庭や広場がある訳じゃないし
部屋の中へと 遊び場が替わり
暖房の中で 更に厚着して
過保護になった
時代と共に 人も変わると言うけど
一年を始める 昔からの風景 風情
ずっと変わらずに居て欲しい
今年はどんな夢を見るのかな
一年を占う意識の現れ
楽しみだった
＊SONG for AURORA
2009/1/9 23:44
HP
▼彩 愛 美Re-Start
朝焼けに燃える夢の続き
昨日までの私にサヨナラ
脱ぎ捨てた服を着替えたら
新しい私の朝が始まる
13番目のバス停で降りて
新しいオフィスのドアを押した
何もかもが新しく違う自分のスタート
期待と不安 半分半分だけど
今この一歩が私を変える
何処かで落ち着く そんな自分
変化のない毎日繰り返す
それはそれなりに楽しめた
でも何か足りない物感じていた
慣れ親しんだ生活を捨てて
ゼロからの階段昇り始めた
安定した生き方を壊し 刺激を求めた
これでしばらく退屈しないで済むわ
適度の緊張感がいいね
何時でも自分で居たいそんな時には
自分のスキルをまた一つ増やして行こう
限界とは誰かが決め付ける物じゃなくて
きっと自分で探して拡げる物と
履き慣れた靴を新しくした
＊SONG for 川島 麗美
2009/1/5 23:50