月いろの手紙 SONG NOTE

過去ログ95 2009/6/12 23:24

▼彩 愛 美D
Noir

まるで 悪い魔法使いが
意地悪な魔法を掛けて
あなたを 見えなくして行く
南の島の 皆既日食のように

あなたと言う名の 太陽が消える
目の前が次第に 真っ暗闇になる
もう恐くて 一歩も踏み出せない

立ち上がれる程 高くない天井
あなたを探せる気がしない場所悪い夢なら 早く覚めてよ


黒い霧が 世界を覆い
この世の光を奪って
あなたが 見えなくなるのね
神話の中の 皆既日食のように

何時かは戻ると言う保証など
何処にあると言うの? このまま太陽が
現れずに あなたを失うのね

次第に狭まり 壊れて行く足元
踏み出す足場が 見付けられなくて
消えない魔法に 手を合わせた


ブラックライトに コロナが噴き出す
希望のプロミネンスが 青白く伸びて行く


最後の勇気で 想い切ってjump
あなたが居ない事がわかっていても
それを打ち消す 愛の輝きで…


*SONG for 涌井田 朱子
2009/6/12 23:24

▼彩 愛 美D
Blanche

まどろこしいやりとりも 恋愛の序章ね
それが恋だと気が付くのに 5年も掛かった

名前も知らない花みたいに
咲いている事がわかっていても
それが何なのか 自分でもわからない

夢の中だって逢いたくて アルバム開く
あなただけを見つめていたいよと
ボンヤリとでも感じていたい幸せ
まだ白い恋を 染め上げて


白く溶け出す デイドリームの缶詰
蓋を開ければ薫り出すわ あの頃の事が

自分の気持ちに 気付けなくて
ずいぶん周りを やきもきさせた
何時も誰かに助けられていた恋ね

大き過ぎて掴めない気持ち 少しだけでも
形にして返せる物ならば
両手に抱えられるだけの想い
今白い薔薇の 花になれ


まだ何も書き込まれていない白い頁にも
これから書き綴って行く明日の話に
想いを巡らせて 眠りに就こう


誰も信じてくれなかった 空の青さも
あなただけが信じていてくれた
そよぐ風に流されて浮かんでいる
あの白い雲に なりたいわ


*SONG for 涌井田 朱子
2009/6/8 23:22

▼彩 愛 美D
U-10-F-dan

Jo-danじゃないわ 何を言っているのよ
i-してるって あなたから始めた事よ

胸騒ぎ 勘違い 誰にでもある事よ
いきなりの告白にちょっとだけ
のぼせ上がっていただけの事

その気なんて無かったけど
軽い気持ちでゲームに参加して
やっとその気になって来たのに


E-かげんな言葉 どんなに並べ立てても
Q-nと来ない その手には乗らないからね

騙し合い 探り合い ×−もするけれど
やり過ぎは禁物よ その気になり
手当たり次第 e-気なもんね

人の事を 振り廻すだけ
振り廻して 別のゲーム始め
ほったらかしだなんて無いよね


Do-だって E-けど 早く決めてよ
ただ待っているだけばかりじゃつまんない


U-10-F-danも たいがいにして欲しい
i-してるって あなたから始めた事よ


*SONG for MAJO-MAJO
2009/6/5 23:58

▼彩 愛 美D
一人きりの結婚式

涙を集めて ここまで来たの
青空に負けそうにもなるけれど
渡り切ったゼブラゾーンの先に
何一つとして 探せなかったわ

ガランとしたチャペルの中で
ステンドグラス越しに入る陽射し
そして誰も居ない列席者

悲しみのベールを羽織り
私一人だけの 結婚式


天を仰いで あなたを想う
星空にこぼれ落ちて行く光
戻れない空の 彼方眺めては
涙を流して 目を腫らした日々

忘れられない約束の日に
誰の為にドレスを着ればいい
二度と逢えない人だと 知っていて

手を取る人も居ないまま
ヴァージンロード歩く 結婚式


二人で幸せになろうねと決めた日
誰よりも待ち望んでいたあなたは
私とドレスだけを残して遠い国へと
wo― woo―


渡せないブーケを抱いて
しめやかに一人で 結婚式


*SONG for 涌井田 朱子
2009/6/1 23:44

▼彩 愛 美D
土曜日の彼、日曜日の私

落ち着かない素振りで 空ろに愛を求めた
慌ただしい毎日が
週末に響いて来るのはわかるけど

重い吐息を 吐きながら
坂道を登って行くバスのように
やり切れない想いを抱いて
同じ所を グルグル彷徨っている

土曜日の彼の態度に イライラしたけれど
日曜日の私になれば 冷静になって
『さようなら、また今度ね』と言える


一番欲しい物はと 聴かれて即答出来ない
二人の恋がそれ程
弱い事に気付いて欲しいと想うけど

深い溜息 落としては
進まぬ恋愛話 何処へ行けば
落ち着くかわからずに一人
同じ想い グルグル巡り巡る

土曜日の彼との約束した デートコースね
日曜日の私は想う お決まりの事に
何一つわかっていないのねと


微妙な温度差でズレて行く想い
心の時差を埋められないのね


土曜日の彼の変わらぬ投げやりのデートも
日曜日の私はここでさようならをするわ
これ以上何も望めないから


*SONG for MAJO-MAJO
2009/5/29 23:53

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