月いろの手紙 SONG NOTE
過去ログ99
2009/8/10 23:32
▼彩 愛 美DFier
灼熱の恋の事情
誰の目を気にしていると言うのか
殺伐とした夜の闇だって
焼き尽くせる程 熱く愛してさ
落ち着きたくなんてない
こぢんまりとした 小さな幸せなんかに
まだこんなんじゃ あなたの事を
愛し足りなくて 満たされないわ
加熱するheart beat鳴らして
レッドゾーン振り切るまで愛して
灼熱の糸に繋がれ
引き寄せられる運命の歯車
交わる時の針が天を指す
闇の太陽が 照らし出されてさ
夜でも眠れはしない
不眠症だと愛の証だと言うなら
24時間 愛し続ける
炎に焼かれて 身を焦がしても
簡単にlive heart消せない
烈火になり溶けるように愛して
燃え尽きる程 この愛は小さくはない
太陽のようにずっと燃え続けて行く愛
何時までもheat heart燃やして
意識なんて失うまで愛して
*SONG for MAJO-MAJO
2009/8/10 23:32
▼彩 愛 美D緑地公園
駐車場に停めた車の排気ガスを気にして
エンジンを停めてよと子供の様に強請った
エアコンの空気にも馴染めなくて
自然の風を求めていたわ
少しだけ車に酔ったみたいになって
常温の中で 静かにしていたい
せっかく自然豊かな場所まで来たから
大丈夫よ緑の中で深呼吸をして
車を降りて遊歩道を歩けば
直ぐ気分も快復するから
都会生活に紛れて歩く事も忘れていたよね
さすがにヒールで山道は無理があるけど
足の痛みも何処か 気持ち良くて
子供みたいにはしゃいでいた
森林浴 マイナスイオン 体が求める
自然のエネルギー 全身で受け止め
体内毒素和らげ癒されて行くのね
解放される体と心 深いストレスも
姿を消して晴れて行くのがわかる
こんな気分 何年振りかな?
アスファルトの道とは違う弾力性のある道
踏み締めれば土の感触が返って来る道
これ程近い場所にあって気付かないでいた
簡単な程 リフレッシュが出来る
お金なんてかけなくたってね
*SONG for 涌井田 朱子
2009/8/8 14:54
▼彩 愛 美D机上に出来た海
ソーダ水こぼした海が
テーブルの上に 拡がって行く
ティッシュのヨットが 帆を張って
想いが溶け出して行くのね
雑然と置かれた 雑誌やノート
何となくそこにあるとわかる感覚
確定的ではないにしても
記憶の中で迷子になり 見付けられない
物達が幾つも 忘れ去らていた
もうどうでも良くなった頃に
再び目の前に 現れて来るのね
テーブルに溺れた記憶
確かに書いたと メモを探した
自分で書いた言葉なのに
想い出して上げられなくて
目的が何時の間にか すり替わり
肝心の仕事が 手に着けられなくて
一体何をしているのかな?
毎日がこんな調子だと やり切れないね
幸いにどうにか 忘れずにいるけど
取りこぼされた想い出達が
机の深海で 淋しさに残され
机上の海が拡がって行く 気付かない内に
飲み込まれてしまう日常の暮らし
当たり前に感じられる程
もう何もかもが 海の底に沈む
*SONG for 川島 麗美
2009/8/4 0:10
▼彩 愛 美DStorm at Resort
夏の嵐が やって来ると
全てのチャンネルのニュースが告げる
押し寄せて来る高波のせいで
ビーチにも近付けやしない
周辺道路も全面封鎖で
何処にも行きようがなくなった
二人で過ごすはずだった休日も
トラブル続きのリゾートで
想い出一つも作れなくて
夏のmemoryを閉じ込めた
ヤドカリの貝の殻の奥深くに
波にさらわれて戻せなくなる
もう二度とは来ない夏休み
期限切れのチケット握り締めたまま
夢中で走り続けて来た
二人で居られる時間は限りある
嵐を呼び込むリゾートで
一歩も部屋から出られなくて
部屋は別室 缶詰め状態 自由行動無し
何のために有休取って ここまで来たの
二人の影さえ落とせないビーチを
遠目に眺めたリゾートで
嵐に消えて行く夏休み
*SONG for MAJO-MAJO
2009/7/31 23:53
▼彩 愛 美Dアイスコーヒー
8時ちょうどだと 言っていたのに
時計はもう3時を 指そうとしている
まさかとは想うけれどもね
午前8時だなんて 言わないよね
多分何時もと同じ 友達と飲みに出掛けて
私との約束なんて 忘れてしまったのね
氷の溶けた アイスコーヒーは
水っぽくて生温くなってもう飲めない
恋だって同じ事だわ
一番美味しい時間があるのよ
約束は何時も 空振りばかり
ちゃんと守られた事 一度も無かった
それでもずっと待ち続けた
今日は来てくれると 願いながら
あれから一人で居る時間の過ごし方覚えた
何時もの店でと約束 すっかり顔馴染みね
カウンターに腰掛けただけで
今日も同じアイスコーヒーを出してくれる
嬉しいやら悲しいやら
今夜も一人で時間を潰すわ
もう 何杯目のアイスコーヒーだろう
もう 何冊目の本を読んだのだろう…
垂らすクリーム マーブル描いて
巡る想い甘く溶け出すガムシロップ
恋をした報いなのね
今夜も一人であなたを待つのよ
*SONG for 沢嶋 メロン
2009/7/28 0:30