まとめ

過去ログ770 2018/4/10 9:09

★★注目馬
タニノフランケル(3歳500万)wins
前走の若葉Sは外枠からの競馬となりましたが、ダッシュを利かせて2番手にポジションを取り、4角から促していくもここで落鉄してしまい、直線では逃げたアイトーンに並びかけて、1ハロン標手前で一旦は先頭を窺う場面がありましたが最後は脚勢が鈍って4番手まで後退。
ただ、落鉄していながらも皐月賞へ出走するタイムフライヤーに先着して力は見せており、自己条件の今回は確勝級の1頭と言えます。

ショーハイウェイ(3歳未)
最終追切で脚色が見劣っていたデビュー戦は既走馬を相手に好走し、長く脚を使っての3着。
初めてのレースという事もあって前半は置かれていましたが、最後方からの競馬で末脚を生かす形でしっかりとした伸び脚を見せました。
3角から追い通しの形で徐々に上がって行く形から良く伸びており、2戦目の今回はさらに前進を見込める1頭です。

アポロテネシー(3歳500万)
先週除外でスライド出走となる1頭。大型でもスカッと見せて動きも軽い。


福島のサンシャーロット
2走前の小倉戦では14キロ減で少し細く映りましたが、「もう少し溜めるつもりでしたが、スタートが良かったのであの位置からになってしまいました」との事で、4〜5番手の好位置で進めて3〜4角では内を突き、コーナーワークで間合いを詰めて最後は2着馬の外から良く伸びていましたが、手前を替え切れ無い分だけ届きませんでした。
前走は300m短縮しての1400m戦でしたが、中団の後ろから進めて追走に余裕が無いなりについて回り、直線と坂で前との差を詰めていましたが、1ハロン標で前が壁になって行き場を失う不利がありました。
外に出してからはジリジリと伸びていただけに、スムーズならもっと際どかった1戦でした。
今回はメンバーも軽くなり、まともならアッサリ勝てる1頭です。

★★注目馬
ヒラボクラターシュ(中山・3歳500万)1nin
少しノドの影響が心配されていた新馬戦でしたが、太目での競馬となりながらも馬なりでスッと好位につけて道中も折り合って手応え良く追走出来ていました。
勝負どころから促して前に取り付くと、正攻法の競馬で抜け出しての快勝。
昇級戦の前走は体に厚みが増して好馬体で挑み、1000メートル通過が61秒2で中山のダート1800メートルとすれば結構速い流れとなりましたが、スッと好位につけると4角での手応えも十分で結果的に勝ち馬は交わせませんでしたが、初めての長距離輸送も苦にせず大きく時計を詰めて目途の立つ競馬をしていました。
キャリア2戦目を考えると上等の内容で、今回も崩れる可能性が低い1頭だけに相手探しの1戦となります。

ジープルメリア
阪神のダート1200メートルは1、2、2着(すべて準オープン)のパーフェクト連対。
前走のなにわS(阪神1200m戦)は「道中、影を見て跳んでいました。そこで無駄な力を使った事が最後に響きましたね。」と幸騎手。
ハナ差の2着という事を考えると、スムーズなら勝っていた内容といえ、5走前の阪神1200m戦2着時も直線で手前を替えた時に物見をして減速してしまい、クビ差の2着。
ペース次第ではハナにもこだわらないタイプで、現級勝ちしている得意の阪神のうちに何とかしたいと陣営も考えており、今回は相手関係を見ても確勝級の1頭と言えます。

ノーブルスピリット(福島・3歳未)
2走前は1000m通過が1分3秒9で、良いペースで逃げられましたがラスト300mで掴まってしまい8着に敗れましたが、去勢明け・初ブリンカーで挑んだ前走は、逃げて3着に健闘。
スッとハナに立って道中は抑え気味に逃げていましたが、4角で後続を離しに掛かるもラスト1ハロンで掴まっていただけに、今回は1700m戦に使われます。
短めの距離に実績がある血筋で、1800メートルから小回り1700メートルに替わるのはプラス材料で、ひと叩きされての上積みも見込めるだけに今回は大きくオアフォーマンスを上げて来そうな1頭です。


フィエールマン(中山・山藤賞)
初戦は東京1800m戦の大外枠という厳しい条件でしたが、ペースが緩んだところで前に行き、取り付いたところでハミが抜けていました。
クビ差勝利と着差こそつきませんでしたが、直線は追い出しを待つ余裕があり、レース後に石橋脩騎手が「最後も(相手が)来る分だけ伸びる感じで、まだもうひとつギアがありそうです」と話していた事からも、着差以上の内容だったと言えます。
1週前は馬なりで半マイル51秒0の好時計をマークするなど絶好の動きを見せており、「東の大器」と評される期待馬だけに昇級でも即通用の1頭と言えます。

日曜日 中山
サブライムカイザー(中山・鹿野山特別)
前走は勝負どころで包まれて動けず、4角では最後方までポジションが下がってしまう苦しい形となり、直線で大外に出してゴール前の脚は目立っていましたが、結果は5着。
スムーズなら際どかった1戦で、まともなら上位食い込みもあったと思われる内容でした。
今回も同じ中山の芝2000メートルとなり、2000mに使われてか安定しているだけに、スムーズなら勝ち負けに加われる1頭と言えます。

★注目馬
エメラルスター(中山・隅田川特別)
「左回りでは直線で外に張ってしまうので・・・」との事で、前走は右回りの阪神に使われましたが、
前走は道中でゴチャついてポジションが下がってしまい、後方からの競馬となりました。
直線も包まれて行き場を無くしてしまい、追い出しを待たされながらもラスト300mから外のアドマイヤスカイを押し出すように進路を確保して外に持ち出すと伸びてきており、前で運んだ2頭には惜しくも及びませんでしたがクビ・クビ差の3着となりました。
ここにきて上向いてきている印象を受ける馬で、重馬場で勝ち星のある中山コースも問題なく、「エンジンの掛かりが遅いので内目の枠から前で競馬が出来ればこのクラスは卒業できます。硬い馬場よりも湿った馬場が理想ですが、内枠からポジションが取れれば崩れないでしょう」との事。