まとめ

過去ログ828 2019/6/14 6:40

★注目馬
日曜日
函館2レース
テイエムメロディーblast出足が安定して速く、このメンバー構成で大外ならいつも通りのスタートを切れれば外から内に切りながら主導権を取れそうな1頭。年末の阪神1400m戦では35秒で入って26秒台の走破に持ち込めており、スピード型が有利な阪神1400m戦ならこの馬が最有力の1頭と言えます。前走は久々の1戦となりましたが好スタ―トを切って勝ち馬を見ながら理想の形で運べ、最後は突き離されましたが相手が強すぎた1戦で2着となりました。今回は叩き2戦目で適性的に条件好転の1戦だけに勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

ハッシュゴーゴーG1初戦のデビュー戦は押しても行けず、1200mの流れに乗れずに後方に置かれた上に、向正面で砂を被ると高脚を使って終始仕掛けられながらの競馬となり前半36.9のスローペース戦で最後まで加速ラップで先行馬が有利な展開で後方勢には厳しい展開となりました。そんなレースをほぼ最後方から4着まで追い上げた脚力は見所十分で、全兄メゾンリーは未勝利をダート1800m、500万を芝2600万で勝利したスタミナ型で、この馬も同配合だけに前走は距離延長+服部騎手→吉田隼人騎手への乗り替わりもプラス材料となり、条件替わりでハナ差の2着に好走してきました。前走は「砂を被らないように運びました」と吉田騎手が話しており、うまくレースができていましたが、勝負所で動かざるを得ない展開となり、そこで4頭分外を回る形で勝ち馬に離されてしまいました。そこをスムーズに回って来れれば勝っていた内容だっただけに、再度同舞台で勝ち負けになる1頭と言えます。

日曜日
函館6レース
マテラサンオウblast初ダート戦の前走は直線で少し窮屈になって待たされてから再度の伸びを見せており、超ハイペースの流れに中団では入れて12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 13.8とL1は失速していましたが一度待たされてからL1は2着のタガノゴマチャンには接近していました。スムーズならもっと際どかった内容で、今回は外目の先行勢が激しいメンバー構成で、内の中団のスペースを拾えそうな馬で内で包まれても問題ないタイプ、という点から時計面も含めてこの馬が有力候補となります。

日曜日
東京1レース
レディグレイG12走前からダートに使われて連続2着となっていますが、2走前は1完歩目が悪くなってしまいレース序盤は後方に控える形となり、3角手前から進出すると外目を回って押し上げてメンバー最速の脚を使っての2着。結果的に勝ち馬とは位置取りの差が響いた格好となりましたが、ダート2戦目の前走は短期放牧明けでテンションが高くなってしまい、ゲート内で頭を上げて出負けして後方待機策となり2着まで。道中は砂を被りながらでも我慢が利いており、内から勝ち馬1頭だけに抜けられてしまいました、直線で馬群が密集して進路が無く、ラスト300mぐらいで外の持ち出してから良い伸びを見せてクビ差まで詰め寄りました。叩き2戦目の今回は上積みも見込め、この枠からスムーズな競馬ができれば勝ちまき必至の1頭と言えます。

日曜日
東京7レース
g1cバンブトンハート休み明けでの昇級戦となった4走前は超ハイペースの流れで出負けからリカバーして二の脚良く中団ぐらいに入って競馬をしていましたが、前半のタイトな流れに乗れてしまったことが裏目に出てしまい、12.8 - 13.2 - 12.6 - 12.3 - 12.9のラップ推移で13.2秒地点の中だるみで巻き込まれてしまい、そこでブレーキをかけて直線に入ってしまいました。この形では厳しいのは当然で、内を狙った進路取りも良いとは言えず、参考外の10着。加速戦そのものは未勝利勝ち時に内から捌けて強いパフォーマンスを見せており、府中が合うタイプだけに中山→東京となった前走では大きな上積みを見せて3着に巻き返しました。3走前の東京戦ではチークピーシーズを外したことで折り合いを欠いてしまい、途中化から一気に動くチグハグなレースで4着となり、この馬は流れた場合でも東京マイルなら対応できていたため、スムーズなら好走できるパフォーマンスは示しています。前走時でもまだ直線では左手前のままで走っていたため、スムーズに手前を替えられれば更に高いパフォーマンスが期待できます。

★注目馬
土曜日
阪神3レース
オーマオ裂蹄で放牧に出されて久々となった前走は京都1800m戦で超ハイペースの流れで中団外から1〜4角で終始外を回す形になっており、13.4 - 12.7 - 12.7 - 13.0 - 13.6のラップ推移の中で半マイル標からマコトエイルの外を促して間合いを詰めて3〜4角でロスが大きいレース内容となりました。それでも持ち時計を詰めて最後まで伸びてきており、流れても対応はしてきた点は評価できます。また、2走前の京都1800m戦でも13.5 - 13.5 - 13.0 - 12.7 - 12.3とL1まで加速していく流れで好位外から鋭く伸びてハナ差の2着。この辺からも阪神1800m戦で3〜4角外からある程度速い脚を引き出せるのが噛み合いそうな1頭です。

キモンボーイwin新馬戦はダート1000mで馬券に絡みましたが、その後は気難しさを見せて好走できずに12,6着。前走は1800mへの一気の距離延長で最後は伸びてきての5着で、「1200mを使ってきた馬で内枠だったのでテンに行かせずに控える競馬をしてもっらいました。気持ちやめるようなところがありましたけどハミを掛け直してからは反応してくれましたし、終いも脚をつかってくれました。前走は最内枠で砂を被ってフワついていたので、同じぐらいの距離で砂を被らない位置で競馬が出来れば面白いと思います」との事。ロスがあった前走でも水準級の時計では走れており、この枠から良いポジションを取って砂を被らない競馬が叶いそうなだけにここは好走可能の1頭と言えます。

土曜日
阪神8レース
ナンヨープランタン母が芝中距離で活躍しているような血統の馬で、胴も手足も程良く長いために距離は1800m辺りが合っている印象がありましたが、新馬戦は函館芝短距離に使われて1着。普通であれば函館芝1800mデビューの馬ですが、芝1200mに使われたここ2戦は評価できる内容で、新馬戦では明らかに忙しい距離ながら、内で粘るカシアスを測ったように差し切り、2着に負かしたカシアスがその後に連勝して函館2歳Sを制し、京成杯2歳S2着、シンザン記念3着となっています。函館2歳Sではゲートで躓いてしまい、追走に苦労していまいしたが最後は大外を回しで最速上がりで6着まで詰めてきました。今回は骨折明けになるので状態面の不安は若干ありますが、ここまで明確に距離不足を露呈してきた馬の距離延長で外回りコース変わりとなり、カシアスを物差しとしても強いのは間違いないはずで、人気を落としそうな今回は狙い目の1戦となります。

ハクサンフエロG1この馬はスピード特化型の逃げ馬で、未勝利勝ちは中山マイル戦を1:34:4という時計で逃げ切っており、高速馬場だったとしてもこの勝ち時計は500万の勝ち時計としては十分なレベルで自分のペースで逃げられればここでも通用する1頭です。サウジアラビアRTはハイレベルの1戦で15着は度外視できる内容で、この馬の勝ち時計でも同週のアーモンドアイの未勝利戦と同じ時計で走れており評価できる内容でした。その後の2戦はなぜか1200m戦に使われてスピード負けして17,16着。その次走は転厩初戦で一気に距離を1800mに伸ばして逃げる競馬となりましたが、前半3F=34.4は飛ばしすぎた上に2番手から勝ち馬に早めに被される厳しい競馬で9着。その後のマイル戦では2,2,3着とこのクラスにも目途を立てましたが去勢手術をしてからは14,10,5,7,13着と精彩を欠いています。この馬は父シルポートと同じでマイル戦で単騎逃げを打った時だけ好走しており、4走前10着時は同日のマイルCSよりも速いペースで逃げて失速し、3走前の5着時は1800mが長くて息切れ、2走前の7着時は年末の阪神最終週のタフな馬場でのミドルペースで失速していました。前走は序盤から2頭雁行で競り合うハイペース戦となり、完全な差し決着で13着に大敗しました。今回はメンバーを見渡しても同型は不在で、枠順も周りを見ながら行ききれる枠を引き当てました。先行馬有利の開幕週の馬場も間違いなくプラスと言え、マイペースで逃げられれば久々に勝ち負けまで期待できる1頭です。

ミエノウインウイン去勢明けとなった2走前はプラス12キロでの出走となりましたが、マイル戦で道中は溜めるだけ溜めて運んで直線は外から良く伸びて2着となった同馬。1ハロン延長となった前走は「去勢の効果で集中力が出て来ましたけど、馬場を考慮してある程度出して行ったのが響きました。距離的なものがあるのかもしれなません」との事で6着に崩れ、今回は和田騎手の進言で1600mに戻して巻き返しが期待できる1頭となります。

ロードマドリードkkkma3走前は大外枠で終始外を回る競馬となり、直線でも寄られる不利を受けて5着に敗れ、2走前は終始ムキになる面を見せて6着。2走前に道中で噛んでいた事から前走はブリンカーを外し、進みの良過ぎる面が解消されて僅差の2着で力を見せた同馬。前走は課題だった折り合いがついて手応え良く追走できており、直線に向いた時も持ったままでタイミングを計って追い出しを開始して一度は勝ち馬を交わすもゴール前で差し返されての2着となりました。叩いた今回は順当に勝ち負けになる1頭と言えます。

★注目
土曜日
函館12レース
121ミモザイエロー気性難しいオルフェーヴル産駒ながら能力はある馬で未勝利勝ちは同週のフェアリーSを大幅に上回る好タイムで完勝。500万でもヴィッテルスバッハと接戦しているなどここでは明らかに上位の存在です。前走のデイジー賞はスローからの瞬発力勝負で4着以下を3馬身突き放しており、このレベルが高かった1戦だけに評価ができます。今回の距離は1ハロン長い印象がありますが、前目で折り合いつけられれば上位争い濃厚の1頭です。

土曜日
東京6レース
ペイシャラトゥールkkkmaここ2走の内容から総合的には1番信頼できる1頭。前走はスローで向正面での捲りが発生しましたが、2列目で包まれた状態で直線に入り12.9 - 12.9 - 12.2 - 12.1 - 12.9のラップ推移から最後までジリジリと伸び続けて差を詰めてきての4着となりました。前走は出入りの激しいレース展開となりましたが、本来ならポジションを取れる馬で前走は3角の段階で包まれたのが敗因と言えます。2走前は流れた中で先行して渋太く最先着。左回りでは最後にモタれる面がありますが、以前よりも競馬が上手くなっており安定感のある1頭と言えます。

土曜日
東京8レース
1ninクリップスプリンガクリップスプリンガ2走前は距離延長で挑みましたが、4着に健闘。ただ、間隔が開いていたせいでレース前は下見所で頭を上げたりしてテンションが上がっており、そんな中でも距離に不安のある1700m戦で崩れずに走れていた点は評価できます。3走前の東京1400m戦では中1週が響いて9着に崩れましたが、前走は久々を叩いての中2週で上積みも見込め、3走前の東京1400m3着のパフォーマンスを発揮して2着に巻き返しました。前走は大外枠からもでもロスの少ない競馬で立ち回り、一瞬の脚をうまく引き出せておりワンターンのダート1400mとなる今回も安定して力を出せそうな1頭です。

土曜日
東京12レース
カーネリアン1nin3走前前は番手にピッタリつかれて息を入れられない厳しい展開となり、直線では下がりそうな態勢から踏ん張っての5着。このレースは道中二桁通過順位馬と好位内目で脚を溜められた馬が1〜4着までを占める決着となり、ハイペースで道中も強引な捲りが入ったコトでそれを受け立つ形となった同馬にとっては相当厳しい競馬となっていた中での5着は評価できます。このレースで道中1〜3番手だった8着ルーティン、9着ウインドオブホープは見直せる敗戦と言え、その後ルーティーンは出走無しで、ウインドオブホープは次走8人2着で、カーネリアンは4人1着となりました。勝って同条件となった前走も道中二桁通過順位馬が1〜3着を占める決着で、ハイペースを2番手追走で10着に崩れてしまいました。この馬にとってはコーナー4つのコースも合わなかった印象があり、今回はワンターンへのコース替わりはプラス材料と言えます。4走前も距離ロス競馬での6着で、その前は連続3着に好走しており、このクラスでは力上位の1頭と言えます。・3走前はコーナー4つのコースでハイペースを逃げて5着→次走でワンターンコースで勝利・前走(休み明け)はコーナー4つのコースでハイペースを番手追走で10着→今回ワンターンコース今回は2走前と同じ状況下での1戦となり、今回は休み明けとなりますが、スンナリ先行できればここは巻き返してもおかしくない1頭と言えます。ここは前走で掲示板に載った馬が3頭しかしない低調なメンバー構成だけに、圏内の期待が持てる1頭となります。

マイネルストラトスkkkma左回りでは外に張ってしまう馬ですが、前走の新潟戦では外に張りながらも好時計での2着となりました。2走前の中山戦でも以前見られたモタれる面が解消されており、1戦毎に内容が良化している1頭となります。