まとめ

過去ログ836 2019/12/17 6:39

★日曜日情報
kkkmaワールドプレミア枠並び的にクラージュゲリエの後ろを狙えそうなのは良い材料で、クラージュゲリエはここ2走を見ても4角で外に膨れる可能性が高く、これを目標にしながら進められれば4角以降で内を狙える可能性が高くなります。新馬戦では12.5 - 12.1 - 12.6 - 11.2 - 11.7の2F戦で包まれながらも直線外に出してからギアチェンジ戦に食らいついてL1で渋太く伸びてきており、このメンバー構成で動けてトップスピード持続で底を見せていないこの馬は信頼できる人気馬と言えます。------121ワールドプレミア前走の神戸新聞杯は極端な後半型の競馬に特化した形となり、かなりのスローバランスとなりましたがL3の地点では10.8秒となっていました。L2最速の10.3とかなり質の高いラップを要求されていましたが、前開催の阪神は外回りで極端な時計・ラップが出やすかっただけに、これをそのまま評価するというのは危険です。それでもL3の地点で10秒台が求められた中でしっかりと外から脚を使ってきたのは一定の評価が必要です。

★日曜日情報
。---------winヴェロックスギアチェンジが不器用なタイプですがペースの幅は広く、皐月賞でも59.1-59.0の平均ペースに対応できており、ダービーでは単騎のリオンリオンが超ハイペースだったと言え、2番手のロジャーバローズでも平均ペースだったため、ある程度流れた中でも対応できていました。神戸新聞杯では超スローのトップスピード戦にも最低限やれており、若葉Sはスローからのポテンシャル戦で圧倒してきました。この馬はとペースへの対応力が高く、菊花賞の条件ならよほど極端でなければやはり総合的には1枚上の存在と言えます。上手くかみ合えばニシノデイジーも強敵と言え、レッドジェニアルも京都新聞杯ではロジャーバローズを破る強い競馬をしていました。この辺りのメンバーを相手に楽といえるほどではありませんが、それでもこの条件ならは抜けた存在の1頭と言え、この馬の競馬でしっかりと好位に付けて3〜4角で外過ぎない位置で前を向いてプレッシャーを掛けていく競馬ができれば崩れる場面は想像できません。------------11netヴェロックス皐月賞ではかなり強い競馬の2着。7番枠から五分のスタートを切り、そこからある程度促していましたがそれでも無理のない範囲で好位の外目にポジションを取り、クリノガウディーの後ろから様子を見つつ入っていく恰好となりました。道中も好位の外目でクリノガウディーの後ろに入れて中弛みの地点で少しブレーキを踏みつつ仕掛けを待つ形となり、3〜4角で外から動いて4角では先頭列に並びかけて先頭で直線に入りました。直線序盤でジリジリと伸びるも抜け出す感じではなく外から一気にサートゥルナーリアに来られて並ばれ、L1で前に出られてから渋太く食らいついて最後はアタマ差及ばず、内のダノンは制して2着となりました。この馬は東京スポーツ杯4着の内容が良かったので後半のポテンシャル面は面白いと思っていましたが、皐月賞のようなタイトな流れで先行策から引き出せたのは大きな収穫と言えます。三強の比較の中ではポテンシャル面で最上位のものを秘めており、スローで流れて直線だけに競馬になると分が悪くなりますが、スローからのロングスパート戦でポテンシャルが問われるような競馬に持ち込めればここはアッサリと勝てそうな1頭と言えます。------------1ninヴェロックス前走の皐月賞ではこの馬のこれまでのイメージを覆すような前後半でバランスの良い競馬をして僅差の2着。ほぼ59-59と質の高い平均ペースで流、先行策から早めの仕掛けで渋太く粘ってきました。皐月賞までは小頭数のスロー戦ばかりでしたが、皐月賞では流れた中でそういう競馬ができたのは大きな収穫と言えます。皐月賞は終わってみれば3強の対決となりましたが、その中で前半にここまで脚を使って後半のポテンシャル面で底を見せず、最後まで食らいつけたのは立派な内容です。サートゥルナーリアよりもこの流れで前を取れており、その上で要所の反応の違いで一気に来られましたがサートゥルナーリアに前に出られてからの食らいつきはレースラップがL1最速ということを考えても目立ちました。皐月賞はサートゥルナーリアが強かった1戦でしたが、この馬もそれと互角に戦えるだけのポテンシャルを示しており、その強力なライバルが不在のここは最上位の1頭と言えます。

★日曜日情報
kkkm1ヴェロックスこの馬にとって避けたい展開はスローからの直線ヨーイドンという競馬で、これは川田騎手もわかっているはずなのでそこまで不安材料ではありません。内枠を引いて包まれて動けないままスローに支配されるパターンに持ち込まれるとリスクは生じ、東京スポーツ杯でも不利があったにせよ反応が鈍く、皐月賞でもサートゥルナーリア相手にくらいついたL1の渋太さという点で見ても、直線でしっかりと出し切る競馬ができなくなるのは避けたいところです。ただ、近走はゲートも安定しており、今のこの馬と川田騎手なら自分の競馬に徹してくれそうで信頼はしやすい1頭と言えます。仮に流れたとしても皐月賞の感じなら問題無く、スローのトップスピード戦でギアチェンジやトップスピードを問われないような展開ならこの馬が最上位となります。-------121ヴェロックス東京スポーツ杯はこの4年は13頭→11頭→10頭→7頭と頭数が少なく、決め手のある馬が邪魔されることなく末脚を使えていましたが、今年は16頭立てで後ろからの馬では大きく外を回して届かないか、前が詰まってしまう可能性が高い1戦となりました。結果的に直線で他馬にぶつけられてしまい、そこでバランスを崩す不利が響いて4着に敗れましたが、それでタイム差無しの4着。皐月賞ではニシノデイジーが向正面で不利を受けて17着となりましたが、ヴェロックスも直線でぶつけられる不利がありながらアタマ差の2着。皐月賞はかなりのハイレベル戦で、そこで4着以下には2馬身の差をつけており4〜6着馬がスムーズな競馬だっただけにまともなら皐月賞4着以下には逆転される要素はありません。春のクラシック対決ではサートゥルナーリアとは1戦1敗でしたが、前哨戦の神戸新聞杯では完敗と言える3馬身差の2着となりました。ただ、この馬は久々という事もあってレース前からかな力んでおり、ゲート裏までメンコを着用していましたがそれでも気負い加減でした。そういう状態でも3着以下は完封しており、この世代では上位クラスの馬と言えます。今回は世代トップレベルのサートゥルナーリア、ダノンキングリーが不在なだけに、1強と言える構図となります。------blastヴェロックス4走前の若葉Sでは、好位からあっさりと抜け出して独走態勢となり、後方から追い上げたワールドプレミアの上がり3ハロン35.2秒を超える35.1秒で上がって、ノーステッキで2着以下を3馬身以上突き放す楽勝劇。これには川田騎手も「何も問題はありませんでした」と満足しており、「道中のリズムがさらに良くなったので、良い勉強が出来ているのだと思います」との事。皐月賞前までは小頭数のスローしか経験していない点が割引材料でしたが、皐月賞では多頭数でアドマイヤマーズが早目に動く展開でパフォーマンスを高めての2着となりました。出し切ってという競馬になれば世代屈指のポテンシャルは大きな武器といえ、ダービーにも皐月賞も、L1の踏ん張りというのはかなり目立っていました。どちらもサートゥルナーリアに余力がある段階では脚色で見劣っていましたが、サートゥルナーリアが減速してきた時にこちらはそうならずに踏ん張ってというパターンが多く見られたため、最後まであの形で踏ん張ってきているのはこの馬の強みと言え、菊花賞ではライバル不在の1戦だけに負けられないレースと言えます