まとめ

過去ログ475 2015/7/9 18:24

★日曜日
函館3レース
ラッキーダン
脚抜き良い稍重。少頭数だが最初のテン争い6頭ほどが雁行、熾烈な争いから先手を奪ったのは外枠のクリノリーソクツモ。行き切った後は手応えずっと楽で、直線向いても独走状態。好タイムで突き離す完勝だった。付いて回った組は最初に厳しく脚使わせたこともあってどんどん脱落、ワンテンポ遅れて差しに回ったゼクトが直線で2番手に浮上。行き切らないと味がない淡白なタイプが多く、その争いで明暗が分かれ大差が付いた格好か。

乾きかけの馬場で砂煙は上がる水準。スタート直後の先行争いはみな追い通し、その中から内目のウエスタンラムールが3コーナーで先手に。コーナーで1馬身ほどリードし他の併走馬が劣勢、直線何とかスピードを繋げて粘り込む。差し馬の逆転もなく、2着はハコ内追走でロスがなかったラッキーダン。外を回った馬が押し上げられない流れだった。

プリンセスケイ
緩まず消耗戦。2着のコマアルカンシエルが逃げて押し切りそうな展開だが、勝ったコパノチャールズは1頭だけ手応えが違ってた。距離短縮で脚が溜まった形で、これまでにない決め手を見せて快勝。

軽めの馬場で前残り決着。上位2頭が3番手を少し離した隊列だが、結局追い上げられた馬は3着馬だけ。4着以下は速い時計に対応できない。

トリアンドルス
雨降り馬場で良馬場発表でも脚抜き良さそう。スタート直後にサトノハーデスが落馬、最内枠の1番人気ワンダーグロワールが出遅れる波乱の展開。外枠で好スタートを決めたビップヘラクレスが単騎で先導し、他の好位組も付かず離れず回るが、前に押し上げる脚を見せないまま。直線で粘ろうかと言う時に空馬が外から進路を切るように寄ってきて一瞬躊躇、そのタイミングで外からテーオーヘリオスが素晴らしい末脚で差し切った。勝ち馬以外は完全に前残りの展開で脚色もほぼ一緒。前走函館組の連闘馬はどれも巻き返せず、距離短縮組別路線の馬のワンツーだった。

セイウンアワード
データ
前走は不良馬場での先行決着で5着。前に行った馬が止まらず、勝ったラスパジャサーダスは減量効果もあって快勝。4着以下は単純にスピード負けと言え、このレースは先行馬が多く、良いポジションを取れずに中団馬群で頭を上げて気の悪さを見せていました。2走前は2着に好走していますが、勝ち馬からは3馬身離されており、時計も平凡な1戦です。レース序盤の向かい風の影響かテンにかなり遅いペースで進み、内枠の勝ち馬ががあまり苦もなく先手を奪い、2番手以下の集団も序盤は併走していましたが、コーナーを過ぎると徐々に劣勢となり、直線入口では逃げ馬の単騎状態。そのまま一杯の脚色ながらもリードを守り、差し込みにくい状況で凌ぎ切ったという内容で、ここ最近の未勝利戦の中ではずば抜けて決着時計が遅いレースで低レベルな1戦と言えます。

乾きかけの馬場で砂煙は上がる水準。スタート直後の先行争いはみな追い通し、その中から内目のウエスタンラムールが3コーナーで先手に。コーナーで1馬身ほどリードし他の併走馬が劣勢、直線何とかスピードを繋げて粘り込む。差し馬の逆転もなく、2着はハコ内追走でロスがなかったラッキーダン。外を回った馬が押し上げられない流れだった。

★日曜日
函館1レース
ウェルノーテッド
開幕週初日で馬場は絶好。インベタがなかなか止まらない状況。先手争いは数頭が絡んでたが、最内枠のウェルノーテッドが若干3角で前に出る。外のアイファーヴリルが併走。2頭で直線に向いたが、好位で構えていたアルマククナがいい脚で伸び、前をキッチリ捉えた。3列目4番手のアムールブランが直線でジリジリと伸び、逃げるウェルノーテッドを捉えて2着に浮上。外枠の馬は競馬しにくかった様子はある。

スズカバーディー
新馬戦にしては前がやり合い、差し馬の決着に。勝ったマコトは競馬振りに雑なところは目立つが、ここでは体力が一枚上だった。

フリームーヴメント
少頭数の1000m戦。最初結構押してコウキアツガールが前に出るが、最内からホワイトパンドラが抜け出ようと抵抗。この2頭が後続を先導し後ろは少し間が空く。4角でレディトリスと出遅れたマダムクレアシオンが接近、直線で前に並びかけた後にちゃんと伸びたのはレディトリス。逃げたホワイトパンドラをギリギリ交わし、凌ぎ切ったという格好。癖の悪い馬がどんどん自滅したという流れで、あまり褒められる内容とは言えず。

★土曜日
福島3レース
クワッドアクセル
データ
前走はクラウンシャインと同じレースに使って、クラウンシャインにクビ差及ばずの3着となった同馬。前走は脚抜きの良い馬場となったため、前が止まらずに差し切るのは困難です。この馬は前に行っても終いの伸びを欠いてしまうだけに、どうしても後方からの競馬で展開待ちとなります。理想は良馬場です。

軽めの馬場。テン争いありHペース消耗戦に。序盤3頭が出て緩みのない流れに。この流れで残したのは2着馬だけ。勝ち馬は楽に付いて行って時計も良く、ここでは力違った。4着以下はペースにも時計にも対応できず。

ケンベストカフェ
データ
デビュー戦は芝に使われましたが勝ち馬がルージュバックと言う事もあり、7馬身差の7着となり、2戦目からはダートに使われて一変した同馬。初ダートとなった2戦目はパサパサのダートでも時計が速めの馬場状態。レース序盤から4〜5頭が雁行になって序盤のペース速めで流れ、コーナーを通過する時は息が入り、逃げ馬が直線で二枚腰を発揮して逃げ切る展開となりました。比較的上がりが確りした好タイム決着で、掲示板の上位5頭は上がり性能で後続を引き離しており評価のできる1戦です。このレースで4着となった同馬は、ダッシュがつかずに後方からの競馬となりましたが、直線で前に取りつく脚が速く、2戦目+ダート起用で変わり身を見せました。ダート2戦目の前走は、序盤から外人騎手が先手を奪いましたが、結構積極的に競り合う展開となって未勝利戦にしてはオーバーペース気味に流れました。コーナーで減速したていますが、後続が楽に追いつく形となり、直線は走破力のある馬が浮上。隊列が縦に伸びておらず、大半の馬が直線でバテてしまっていたので、溜めが効くタイプにとっては有利だったと言える形です。ダート2戦目と言う事もあり、ここでは上手く流れに乗り、4コーナーではモタつきながらも進路が出来るとサッと抜け出して2着を確保。気性面的にカーッとなる面があるだけに、テンションが上がらない事がカギとなりますが。前走は爪の不安で7カ月の休養明けの1戦となりました。当日朝まで雨が不利、水が浮く不良馬場で、かなり時計が速い馬場状態。最内1枠2頭で少し競っていましたが、オールマイタイムの逃げがかなり速くなってしまい、さらに途中からジーアイウォーカーが競ってくる展開。前半3Fは35秒2で、コーナーでも併走で並んだままずっと4コーナー直線と一貫したラップで進んで隊列が入れ替わり、抜け出したジーアイウォーカーにケンベストカフェ、レベニュー3頭での競り合いとなりまいた。最後は差した強みでレベニューが競り勝ちましたが、上がり時計は優秀。休み明けを考えれば勝ちに等しい内容で、今回は順当に勝機到来です。

雨影響残りまだ湿った状態。中盤一気に緩んで超スローの直線勝負。直線入り口では馬群もほぼ一団。外から勝ち馬がアッサリ差し切った。芝馬の加速性能にダート馬では太刀打ちできず。2着馬の脚色も少々目立つ。4馬身離された5着以下はあまり見処がなかった。

アドマイヤドラゴン
データ
2走前はクラウンシャインからアタマ差の3着となった同馬。14,9,15,16枠と、これまでは外枠からの競馬が多かった同馬ですが、2走前は6番枠らの競馬となり久々の内枠で砂を被ってしまい、頭を上げて嫌がっていました。道中は外目を選択し、3コーナーから動ける態勢を作って直線入り口で外に出すと最後は勝ち馬に離されてゴール前で差されての3着。砂を被らなければクラウンシャインを逆転できる力は持っている1頭ですが、今後も内枠に入るようなら割引が必要です。4走前の東京では7着に崩れていますが、これは外枠から好位の外目で脚を溜めてしましたが、そこで砂を被った時にハミを取らなくなってしまい最後は脚色が鈍ってしまいました。とにかく砂を被らない事がポイントとなります。前走は脚抜き良くやや時計の速い馬場状態。フライングスタートを決めたウイズキッドが前回と同じく行きましたが、最内で出遅れたのを押して挽回したシャドウチェイサーの方が速く、勢いが付いてしまった格好で前半は速くなりました。3コーナー過ぎで先団がペースダウンして後続が追いついてきて馬群は凝縮。しかし直線でシャドウチェイサーがしっかりした二枚腰を発揮し、コーナーから脚を使っていた後続はなかなか追いつけない展開となり、掲示板上位はラスト3Fの脚色がほぼ一緒で、逃げたルメール騎手が上手くコントロールした1戦です。同馬はスタートがひと息で先行できるタイプではないため、前走の様な前が止まらないレースでは出番がありません。理想は良馬場での外枠となります。

軽めの馬場。テン争いありHペース消耗戦に。序盤3頭が出て緩みのない流れに。この流れで残したのは2着馬だけ。勝ち馬は楽に付いて行って時計も良く、ここでは力違った。4着以下はペースにも時計にも対応できず。

キータイプ
脚抜き良い高速重馬場。出遅れ多数も先手争い5頭雁行、外からピュアノアールが抜け出して先導。先手争いが長引きコーナーでもそれほどペースダウンは出来てないが、先行勢が直線でなかなか止まらない。好位にいたヴィルフランシュが粘るピュアノアールを坂で捉えて先頭、ハコ内で追走していたジーアイウォーカーがラストゴール前で先頭に届いた。後方追走から伸びてこれたのはキータイプだけ、実質的なスピード勝負。ジーアイウォーカーは前回示した時計勝負適性を再度証明した。