まとめ

過去ログ477 2015/7/9 18:58

★土曜日
函館2レース

ゼトス
前走は雨降り馬場で脚抜き良さそう。前走先行したビックマウンテンが改めて今回も主張、今度はスンナリ行けた。外枠の馬が2角で進出したのに対応して一旦リード、それに他の馬が追い縋れない。3角以降もグングン突き離し、直線は1秒以上差を付ける圧勝。完全にラストはバテ合いの2着争いになっていて、むしろ追いかけなかった差し馬が間に合うと言う流れ。勝ち馬は減量恩恵もあったが強かった。

ノーブルクリスタル
脚抜き良い稍重。先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す。番手以下の馬がむしろ先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走苦労。逃げ馬は直線遊び遊びながらも後続を引き離し、全馬脚色一杯のバテ合いになって着差が開いた。勝ち馬は馬場なりの好タイム。2番手ノーブルクリスタルは手応え絶好だったのに弾けられず、立ち回りの差で浮上。

バテ合い消耗戦。前がやり合って全馬バテる展開。勝ったマイネルは自分から動いていって他馬を競り落とす完勝。ここでは体力が抜けていた。2、3着馬は勝ち馬の流れに乗れ、展開が嵌まった感。

クラウドサーファー
雨降り馬場で脚抜き良さそう。前走先行したビックマウンテンが改めて今回も主張、今度はスンナリ行けた。外枠の馬が2角で進出したのに対応して一旦リード、それに他の馬が追い縋れない。3角以降もグングン突き離し、直線は1秒以上差を付ける圧勝。完全にラストはバテ合いの2着争いになっていて、むしろ追いかけなかった差し馬が間に合うと言う流れ。勝ち馬は減量恩恵もあったが強かった。

★土曜日
函館4レース
ワールドレジェンド
前走は乾いた馬場で内が有利な馬場状態。
内枠3頭が叩いて先手争いをし、1コーナーを奪ったのはマコトグランドゥ。
2番手にゴットモーニングが並んで2コーナーで息を入れ、一旦は隊列が固まり、向正面からスパートが始まって直線は前2頭の一騎打ちかと言った所に内を進んだワールドレジェンドとメイショウテンロウが急接近。
2・3着争いは混戦も、逃げたマコトグランドゥがもうひと伸びして見せて、最後は一杯に凌ぎ切った格好です。
ワールドレジェンドは勝負どころで置かれてしまい、押しても叩いても藩の言うがひと息でした。
これは2走前も同じように勝負どころでモタついていたため、今回は馬具を工夫して挑むとの事です。

ローレルウラノス
4走前は最初に複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げ、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなっていました。
コーナーで緩みはしましたが、後続が追い上げ4コーナーで5頭雁行、直線横一線からの決め脚勝負となり先手争いした組が直線で壁になってしまいほとんど後退し、後方で待っていた組が直線坂上で逆転する格好。
ここではハナ差の2着となり、3走前は1番人気となりましたが結果は7着。
内枠のフクノコニャックがいいペースで行って、ドリームメモリーが早めに並ぶ展開。
コーナーでもそこまで緩まず進み、隊列がなかなか崩れない持続力勝負となり、2列目以降の差し馬が最後の根競べでズバッと抜け出し、上位3頭が標準並みの走破タイムでの叩き合いで4着以下はまともな上がりを使えていませんでした。
1番人気のローレルウラノスは前回の集中力を全く見せられずに7着。
4走前のように溜めれば良い脚を使えますが、3走前のように勝ちに行く競馬では甘くなるだけに、小回りコースでは狙いづらい1頭です。
また、砂を被ると良くないタイプだけに、外枠では割引が必要です。
東京コースに戻ってから狙いたい1頭です。


クロイツェル
前走は不良馬場での時計勝負で2着。
勝ったバイタルフォースは終始楽な手応えで完勝し、未勝利戦にしてはかなり時計も速く、上のクラスでも十分通用する構内用でした。
2着のクロイツェルも砂を被ると頭を振って嫌がる素振りを見せていましたが、直線で外に出してからの伸びは際立っており、力がある所を見せました。
ただ、展開が嵌った感もあり、馬がやめてしまうために前走のように極端な競馬しかできない弱みがあります。

カラーラビアンコ
前走は雨降り馬場で脚抜きの良い馬場状態。
前走先行したビックマウンテンがハナを主張し、スンナリ行くと、外枠の馬が2コーナーで進出したのに対応して一旦リードを取り、それに他の馬が追い縋れない展開。
3コーナー以降もグングン突き離し、直線は1秒以上差を付ける圧勝。
最後はバテ合いの2着争いになっており、追いかけなかった差し馬が間に合うと言う流れとなりました。
どちらかと言うと広いコース向きの1頭です。

★土曜日
福島3レース

クワッドアクセル
2走前はクラウンシャインと同じレースに使って、クラウンシャインにクビ差及ばずの3着となった同馬。
このレースは脚抜きの良い馬場となったため、前が止まらずに差し切るのは困難な馬場状態。
この馬は前に行っても終いの伸びを欠いてしまうだけに、どうしても後方からの競馬で展開待ちとなります。それでも前が残る稍重馬場で4コーナー10番手から猛追しての3着は評価ができます。
前走は軽めの馬場で再度クラウンシャインと対戦して3馬身半離されての4着。
テン争いがあってハイペース消耗戦となり、レース序盤は3頭が出て緩みのない流れ。
この流れで残したのは2着馬だけで、勝ち馬は楽に付いて行って時計も良く、ここでは力違った印象でした。
4着に食い込みましたが、3着馬には千切られており、ペースにも時計にも対応できませんでした。
理想は時計の掛かる良馬場です。

ケンベストカフェ
デビュー戦は芝に使われましたが勝ち馬がルージュバックと言う事もあり、7馬身差の7着。
2戦目からはダートに使われて一変した同馬。
初ダートとなった2戦目はパサパサのダートでも時計が速めの馬場状態。
レース序盤から4〜5頭が雁行になって序盤のペース速めで流れ、コーナーを通過する時は息が入り、逃げ馬が直線で二枚腰を発揮して逃げ切る展開となりました。
比較的上がりが確りした好タイム決着で、掲示板の上位5頭は上がり性能で後続を引き離しており評価のできる1戦でした。
このレースで4着となった同馬は、ダッシュがつかずに後方からの競馬となりましたが、直線で前に取りつく脚が速く、2戦目+ダート起用で変わり身を見せました。
ダート2戦目は、序盤から外人騎手が先手を奪いましたが、結構積極的に競り合う展開となって未勝利戦にしてはオーバーペース気味に流れました。
コーナーで減速していますが、後続が楽に追いつく形となり、直線は走破力のある馬が浮上。
隊列が縦に伸びておらず、大半の馬が直線でバテてしまっていたので、溜めが効くタイプにとっては有利だったと言える形です。
ダート2戦目と言う事もあり、ここでは上手く流れに乗り、4コーナーではモタつきながらも進路が出来るとサッと抜け出して2着を確保。

爪の不安で7カ月の休養明けの1戦となった2走前は、当日朝まで雨が降り、水が浮く不良馬場でかなり時計が速い馬場状態。
最内1枠2頭で少し競っていましたが、オールマイタイムの逃げがかなり速くなってしまい、さらに途中からジーアイウォーカーが競ってくる展開となり前半3Fは35秒2で、コーナーでも併走で並んだままずっと4コーナー直線と一貫したラップで進んで隊列が入れ替わり、抜け出したジーアイウォーカーにケンベストカフェ、レベニュー3頭での競り合いとなりました。
最後は差した強みでレベニューが競り勝ちましたが、上がり時計は優秀。休み明けを考えれば勝ちに等しい内容だったと言えます。

叩き戦目の前走は、雨の影響が残ってまだ湿った馬場状態。
中盤一気に緩んで超スローの直線勝負となり、直線入り口では馬群もほぼ一団。
外から勝ち馬がアッサリ差し切りましたが、芝馬の加速性能にダート馬では太刀打ちできなかった格好です。
このレースでは2番手からの正攻法の競馬をしていましたが、追い出しを待つぐらいの余裕を見せて2ハロンからスパートするも、上位2頭の瞬発力に適わず3着となりました。

この馬は気性面的にカーッとなる面があるだけに、テンションが上がらない事がカギとなります。その点では、中1週の前走よりも中2週空けた今回の方が良さそうです。

アドマイヤドラゴン
3走前はクラウンシャインからアタマ差の3着となった同馬。
14,9,15,16枠と、これまでは外枠からの競馬が多かった同馬ですが、3走前は6番枠らの競馬となり久々の内枠で砂を被ってしまい、頭を上げて嫌がっていました。
道中は外目を選択し、3コーナーから動ける態勢を作って直線入り口で外に出すと最後は勝ち馬に離されてゴール前で差されての3着。
砂を被らなければクラウンシャインを逆転できる力は持っている1頭ですが、前走は3番枠で砂を被ってしまい9着。
内枠では割引が必要な1頭。

5走前の東京では7着に崩れていますが、これは外枠から好位の外目で脚を溜めてしましたが、そこで砂を被った時にハミを取らなくなってしまい最後は脚色が鈍ってしまいました。この馬の理想は良馬場での外枠となります。

キータイプ
前走は脚抜き良い高速重馬場で3着。
出遅れ多数も5頭雁行の先行争いとなり、外からピュアノアールが抜け出して先導する流れ。
先手争いが長引きコーナーでもそれほどペースダウンは出来ていませんでしたが、先行勢が直線でなかなか止まらない展開。
好位にいたヴィルフランシュが粘るピュアノアールを坂で捉えて先頭に立ち、ハコ内で追走していたジーアイウォーカーがラストゴール前で先頭に届いた格好。
後方追走から伸びてこれたのはキータイプだけで、実質的なスピード勝負となりました。
距離延長でパフォーマンスを上げており、今回100m延長となりますが、小回りコースはプラスとは言えません。
また、テンションが上がり過ぎるタイプのため、中1週というローテーションも懸念材料となります。