まとめ

過去ログ495 2015/7/23 10:18

★日曜日 共通
函館11レース

アルマククナ
1200m戦への距離延長がカギとなる1頭。
新馬戦の内容を見る限りは距離延長に関しては悪くないように思えます。
新馬戦のテンの1Fは速くはありませんでしたが、先行争いは主体的に進められており、距離延長で相手強化でもある程度良い位置にはつけられそうです。
また、この馬はエンジンがかかってからL1での踏ん張りや、ポテンシャル面での良さを見せていたため、流れてL1バテ差しというのが嵌る可能性もあります。
ただ、新馬戦のレースレベルそのものは懐疑的で、1000mからの延長組は高いパフォーマンスを見せていても苦戦傾向にあり、基本的には1200m組を優先した方が良さそうです。
ポテンシャル面は底を見せずに来ており、1200mで流れる競馬の適性は合っていそうなため、理想は完全な一貫ペースを内枠からロスなく進める展開です。

マコトルーメン
ダイワメジャーの仔なので馬場が軽くなってより質の高いスピード面が問われるとなると難しくなるように思えます。
この馬の場合は新馬戦のスタート以降が非常にスムーズさを欠く競馬になってしまい、結果的に雨でタフな馬場になったことで前が早い段階で減速した分だけ食い込めたという見方ができます。
前後半のペースバランスで見るとハイペースを克服できているため、前走同様レース序盤はゆったり進める形なら前が厳しい流れに持ち込んでも対応できそうです。
前走のような感じでは流石に後ろ過ぎで、レース序盤でもう少し上手くついていくことができればチャンスは生じます。
この馬はエンジンがかかってから底を見せておらず、前走も3コーナーまでに外に持ち出すのもスムーズさを欠いていた感じもありました。
雨が降って上手く流れに乗れれば底を見せていないポテンシャルを発揮する可能性はあります。

★日曜日 共通
函館11レース

ラッキーボックス
洋芝に関しては父ディープスカイ、母父はSpectrumでブラッシンググルーム系でダンジグのクロスが入っていて、パワー色があって良さそうな配合。
特にディープスカイ自身がチーフズクラウンの傾向が強く出ていて時計がかかる馬場で良さを出す馬が多い傾向にあります。
その点で、洋芝替わりは面白い材料になりそうです。
ペースに関しては前が競る形の中で追走に脚を使かわされないかどうかがポイントになります。
前走は平均ペースの中でかなり器用な競馬になっており、ペースが上がり切って良さが出るかは微妙なタイプなため、馬場というよりは展開面がカギになりそうです。
理想は内枠となります。

★日曜日 共通
函館11レース

メジェルダ
純粋にスプリンターとしての能力で見ればこのメンバーの中でも最上位の1頭でうすが、出負け癖があるため焦点はスタートとなります。
この馬は二の脚が速く行き脚がつけばハナまで一気に行ける馬で、新馬戦の様に番手でもやれているので脚質の幅は広いように思えます。
走破時計で見ても函館組では上位で、開催時期と馬場の時計の掛かり具合で見ても函館組では一番と言えます。
ここ2走まだまだ余力を残していますが、ある程度厳しい流れになった時にどこまで対応できるか。
オデュッセウスがハイペースで勝ち切ってきただけに、このオデュッセウスとの逃げ争いで優位に立てるかどうかがポイントとなります。
オデュッセウスの時はかなり時計が出ていたため、馬場差を補正して評価するならこちらの走破時計の方が優秀で、新馬の様に番手でも行け、ハイペースバランスでも対応可能です。
安定感もあり、ハイペース適性もあるので信頼度は高い1頭です。
スタートで後手を踏むと包まれるリスクが出てくるため、しっかりと五分に出て番手までつけることが条件となります。テンの1Fを見てもここでは最上位の時計を持っており、主導権を取れればここも期待できます。

メジャータイフーン
前掛かりにはなる可能性が高いこのレースでは適性的に見て不安がある1頭。
ノーザン系との配合の産駒を見ても1200mでは短く、1400m以上でのポテンシャル戦や、トップスピードの持続戦でパフォーマンスを上げている馬がほとんどです。
血統的に厳しい流れでは苦戦しそうです。
ただ、新馬戦の内容は1200m戦としては不安はありますが、距離を伸ばして良さが出るという可能性が高くなるように思えます。
後半の能力は優秀ですが、それを前半の追走で削がれないかどうかという点が焦点となります。
今回の函館1200mはベスト条件からはかけ離れており、34-36ぐらいの競馬に対応できるイメージはありません。