まとめ

過去ログ522 2015/8/6 17:08

★土曜日
札幌7レース
ヘルツフロイント
軽めの馬場で時計勝負。序盤シャイントラベラーとソルプレーサの逃げ争いかと思われたが、ソルプレーサは突っついただけで引いた。その影響でシャイントラベラーは脚を使ったあげく掛かって自滅。逃げの技術の差が見られた序盤の攻防。後半はラップも落ちず時計の速い決着となった。2〜5着馬もクラス上位の時計では走っているが、勝ち馬が強過ぎた。

湿った馬場。道中緩みどころの無い一貫ペースでスタミナ勝負。上位2頭には向いた展開となった。時計も良い方。3〜6着馬はスタミナはある程度示せている内容だが、時計に課題がありそうな負け方。

パサパサに乾いたダートで馬場は標準。最内枠のザンブローネが押して逃げたがその後ろはすぐ隊列が決まり、道中はそれほど早くもないが極端には緩めず淡々と進む。3角でキネオワールドが捲ってきたのを合図に先団がスパート、直線ザンブローネを交わしてエルズミーアが先頭に。それを目掛けて好位勢が叩き合いとなる格好で、最後尾シンボリハミルトンは末脚が間に合わない。最後は4頭叩き合いで、道中ハコ内にいたプリンスダムが僅かに差し勝った。能力が拮抗していたメンバーで1番人気が最後方の追い込み馬、そこで隊列勝負に持ち込めたという流れ。

デルマコテツ
雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。少頭数でメンバーレベルも微妙、内枠のバイタルフォルムが逃げるとすぐ隊列が決まる。道中は2周目向正面まで全く動く所がなく、13秒台半ばのラップがずっと刻まれる団子の展開。その流れを断ち切ったのが最後尾にいたデルマコテツの思い切った捲りで、そこからスパート合戦が始まる。対応できたのは人気の2頭、他は速力比べに付いて行けず遅れてしまった。結局は上位人気馬の力どおりの決着となったが、レース展開にはメリハリがあった。

★土曜日
札幌4レース
エバーハーモニー
荒れ馬場で多くの馬が内を開けて走る。平均ペースで流れ最後4頭が横に広がっての叩き合い。

渋って柔らかい馬場。落ち着いた展開で馬群一団のまま決め手の勝負。直線外から脚伸ばしたのが上位2頭。

ゴールドサーベラス
場内にそこそこ強い風。内の芝が枯れ始めて若干外差し優勢に。スタート直後は複数頭雁行だったが、内枠のピュアノアールが制して逃げる。その形が後半になるにつれ徐々に逃げ馬のリードが広がり、ゴールドサーベラスも馬群にいて直線はほぼ独走になりそうだった。しかし最初出遅れたサクラベルカントが馬群の外を猛然と追い上げ、直線最後一気に伸び、最後は差し勝った。若干前半が速いかという程度で落ち着いたペースだったので、ピュアノアールは十分コントロールされた逃げだったが、勝ち馬の脚が凄かった。IDM上位馬が力を出していて、上位2頭が後続を離している。

小雨パラつくがほとんど馬場には影響ないか。スローで行った行ったの決着。3、4着馬が外から脚を伸ばしていたが、さすがに隊列差はあった。5着以下は大した決め手も使えず。

シンボリシャガール
雨影響でズブズブの重。濃霧が出て薄暗い。内枠のフラワーフェスタが逃げて序盤の隊列はすぐに決まったようで、それほど争いもなく淡々と進む。2番手クラウンシトラスが4角で前に出た所から2列目の馬も接近、直線はほとんど全馬脚色一緒の叩き合い。好位で付いて回れてたノミネーションが、クラウンシトラスとの競り合いを制した。脚元や状況が不安だったのか、道中強気に出る馬がおらず、外枠の馬はロスが大きかった様子。

レッドディザーブ
湿った馬場。緩まず流れて縦長展開。番手から2着馬が渋太く粘るが、外から勝ち馬が一気に差した。

高速馬場。スローの上がり勝負。3番手から勝ち馬がアッサリ抜け出す。2着は3頭の叩き合いで接戦。

★土曜日
札幌2レース
マラカイトスター
水飛沫上がる高速不良馬場。最内から好発を決めたトリアンドルス、出鞭入れたマルトクビクトリーが併走で逃げ、道中それほど緩めず淡々としたラップを刻んで進む。道中後ろの馬が押し上げるにはペースが速く、4コーナーで前の4頭が後続を置いてけぼりに。逃げていたトリアンドルスが直線で脱落、前の3頭の叩き合いになり、休み明けのガロファノが最後もう一伸び。走破タイムが優秀で、3頭とも前走函館1700mは使ってなかった別路線の馬のワンツースリー。

パサパサに乾いたダートで馬場は標準。出遅れ多数。内枠のマラカイトスターが先導し、7枠2頭が併走。決して前半のペースが速すぎたわけではないが、フロイラインシチーが途中で捲って並んでコーナーで一切緩めず4頭雁行で直線に向き、内の2頭が抜け出す形。逃げたマラカイトスターだけでなく追いかけた側もバテてしまい、オンユアマークのバテ度合いがマシだったという流れ。道中の通過タイムは標準ながら、走破タイムは最近の未勝利戦の中ではかなり遅い。

パサパサに乾いた馬場で時計標準。行きっぷり良かったアスカアンジュが先導して好位組みも離れず追走するが、序盤のペースが案外速く前半3Fが36秒を切る。コーナーで一息ついて後続が迫るものの、どの馬も追っ付けていて脚を使わされている様子。直線もう一伸びしたのが初ダートのクリッパールートだけ。走破タイムも2着以下は1分40秒を超えており、真っ当なスピードを持っていたのが初ダート組の馬だけだった、ということ。牝馬限定戦は東京コースでしっかり決め手を使える馬が少なくなっている。

マルトクビクトリー
水飛沫上がる高速不良馬場。最内から好発を決めたトリアンドルス、出鞭入れたマルトクビクトリーが併走で逃げ、道中それほど緩めず淡々としたラップを刻んで進む。道中後ろの馬が押し上げるにはペースが速く、4コーナーで前の4頭が後続を置いてけぼりに。逃げていたトリアンドルスが直線で脱落、前の3頭の叩き合いになり、休み明けのガロファノが最後もう一伸び。走破タイムが優秀で、3頭とも前走函館1700mは使ってなかった別路線の馬のワンツースリー。

パンデイア
脚抜き良い高速重馬場。出遅れ多数いたが、先行争いも5頭ほどが最初並んでいて、中からラックアサインが抜け出す。それほど中盤も緩まず進んだが、スピードの乗りがいい馬場で先行勢の手応えは楽な様子。2番手追走のショウナンマラークが最初に直線で抜け出し、逃げていたラックアサインもなかなかの粘り。むしろ後続も脚色一緒になってしまって、速い上がりでまとめての行った行ったの決着に。馬場の影響もあって走破タイムは非常に速い。スピード性能がないと厳しい状況だった。

良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。内から枠の差でロジナンが先導するも、すぐ他の馬が並んで1列目4頭雁行でペースがなかなか落ち着かず。集団固まって、とは言えないぐらいだが馬群はそれほど縦に伸びず、4角出口は横に広がる。瞬発力勝負というよりも、直線で上手く進路を見つけられた馬が惰性で勝った分、凌ぎきれたというゴール前の様子。カスクストレングスは少しばかり時計・上がり掛かる広いコースがベスト。1番人気パンデイアは、上手く運べれば勝っておかしくない相手関係だが、どうも今回の状況が理想ではなかった様子。

ラヴィーゲラン
乾いて標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。内枠のカルディアが先手で他の先行馬も近いが、序盤からコーナーもそれほど緩められず、勝負所から徐々に脱落馬が出始める。4角ではウイングタイガーとゴールドグローリーの一騎打ちのような様子で、他がモタ付く間にゴールドグローリーが押しきりを決めてしまった。走破タイムはかなり遅めでレベルも推して知るべし。

アサバスカ
乾いて標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。内枠のカルディアが先手で他の先行馬も近いが、序盤からコーナーもそれほど緩められず、勝負所から徐々に脱落馬が出始める。4角ではウイングタイガーとゴールドグローリーの一騎打ちのような様子で、他がモタ付く間にゴールドグローリーが押しきりを決めてしまった。走破タイムはかなり遅めでレベルも推して知るべし。