まとめ

過去ログ521 2015/8/6 17:02

★土曜日
札幌2レース
マラカイトスター
マルトクビクトリー
パンデイア
ラヴィーゲラン
アサバスカ

札幌4レース
エバーハーモニー
ゴールドサーベラス
シンボリシャガール
レッドディザーブ

札幌7レース
ヘルツフロイント
デルマコテツ

札幌10レース
ブレイヴリー

新潟1レース
アンフィールド
オレオーレカフェ
プランスシャルマン
コスモヴェッキオ

新潟2レース
フレンドソング

日曜日
札幌1レース
ジョルジュサンク
スターオブペルシャ
プレイヤーサムソン

札幌2レース
カルーセルフリック
トキワ
ヌンチュルラ
メイショウアバラガ

札幌3レース
エクストラペトル
メイショウゲントク
タマモアタック

札幌6レース
ウエスタンラムール
クリノリーソクツモ
コパノチャールズ
ビバワールド
ハクサンフレンチ

★日曜日 共通
新潟11レース

ダイワインパルス
距離延長はプラスに働きそうな1頭。
この馬は中山1800m戦でレースを作ってバテて負けていますが、これも前半ハイペース、そこから息を入れるも仕掛けがかなり早くなったことが大きい1戦です。
重要なのはダートスタートではスッと前に行けているという点で、この馬自身の東京1600は芝スタートよりダートスタートの方が楽にポジションを取れるように思えます。
また、2走前に見せた厳しい流れについていって減速しての再加速では、L1でレースラップ的に加速して終えており、これは非常にインパクトとしては大きい内容と言えます。
理想は好位の外につけてある程度のペースを追走し、3〜4コーナーの減速で外からじわっと前を向いて押し上げながら直線を向く展開です。
L2の加速でも楽に反応でき、L1でもそこから最後まで伸び切れるという武器は持っているため、この展開なら非常に面白い1頭と言えます。
ただ、これも例年の軽い新潟なら問題ありませんが、今年は幾らかタフな馬場となっています。
前半ハイペース気味だったり、タフな馬場でL2の再加速の度合いが小さくなると、この馬としては微妙な面もあり、例年の夏の新潟ダートなら穴馬としては間違いなく推奨したい一頭でしたが、今年の場合はそこまで魅力はありません。
前走のユニコーンSからの判断でも厳しい流れではパフォーマンスを落しています。
この馬はある程度のペースまでは対応できますが一息入れて加速する競馬が理想だけに、そういう展開になるぐらいに最低限時計が出る馬場なら穴どころからは面白い一頭と言えます。

★日曜日 共通
小倉11レース

ゼンノルジェロ
この馬はマイルでも葉山特別で中団外から一貫ペースでばて差しているように、ポテンシャル面やスピードの幅という点に関しては侮れない存在です。
カウントダウンSで見せたようにスローのロングスパート6F勝負で後続を決定的に詰めさせない内容からも、本質的にはポテンシャルタイプと言えます。
その上でカウントダウンSで見せているように、タフで時計がかかる馬場適性もあり、葉山特別の様に高速府中マイルでの一貫ペースでやれているという点から考えても、今の小倉の馬場は合っているように思えます。
昨年の博多Sではアドマイヤギャランに敗れましたが、これもペースが上がり切らずに12.2 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 11.5 - 12.0とL2でそこそこのラップが要求された4コーナー出口で中団馬群で揉まれて置かれながらL1で突っ込んできたという感じ。
サトノジュピターを破っている点からも、小倉で厳しい流れになれば相当高いパフォーマンスを見せてきても驚けません。
今年は特に馬場が例年より重く、例年にありがちなある程度速いペースからの一脚というよりは完全な一貫ペース、減速地点が早く来るケースになる可能性が高くなる想定です。
そうなったときにこの馬のポテンシャルはかなり面白い武器と言え、このレースの大穴候補の1頭とし最大限に注目が必要な一頭です。

ウインプリメーラ
この馬にとっての問題は2000mという距離です。
ポプラSでは函館2000mのポテンシャル勝負で見せ場無く沈んでおり、前走のマーメイドSは阪神芝内2000m戦でかなりのスローから12.4 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 11.9と速いラップを要求される展開で外枠から楽に番手を取り、3〜4コーナーでも楽な手ごたえで進めていました。
直線序盤で抜け出したものの最後の坂で下がってしまっての4着となり、直線平坦の京都との差もあり、距離と決めつけるのはまだ早計かもしれませんが、トップスピードを要求されてからの踏ん張りということに関して言えば1800m戦に比べると幾らか足りない印象があります。
マーメイドS自体のレベルも微妙だったため、2000mを克服できたとも言えず、2000mという距離だけで切る事はできません。
今回は、さらにそこまで時計が出ない馬場状態という事になります。
この馬は京都巧者という事もありますが、高速巧者という一面も持っている馬で、マイルまでならともかく、2000mで厳しい流れに持ち込んでポテンシャル勝負となると厳しいように思えます。
今回は馬場との組み合わせでポテンシャル戦になる可能性が高くなるため、これはこの馬にとってはマイナス材料と言えます。
1800m以上ではレースをコントロールして進めないと危うい馬で、ポテンシャル戦や序盤ペースが上がった時の対応という点ではやはり不安が先に立ちます。
先週の馬場状態が続くようであれば厳しい戦いになりそうな1頭です。