まとめ

過去ログ528 2015/8/7 10:49

★日曜日
札幌1レース
ジョルジュサンク
新馬戦は1コーナーで隊列が決まってゴールまでそのままとなり、極端に遅い流れで後続の出番はなく、勝ったアドマイヤはまだ物見しながらと若さは見せながらの完勝となりました。
ジョルジュサンクは外枠からの競馬でしたが、ペースが遅くなったため上手く3番手にポジションを取って追われて渋太く伸びて2着となりました。
まだ稽古ではビッシリとしていなかっただけに、上積みが見込め、北海道の洋芝も合っているタイプです。

スターオブペルシャ
デビュー戦はスローの上がり3F勝負で、新馬戦らしく緩い流れからの直線勝負となりました。
上がり33秒台を記録できた2頭でワンツーとなり、ここでスターオブペルシャは出遅れて中団の外につけて4コーナーでは先団の直後まで押し上げると、追い出されてから気を遣って浮くような走りになってしまい、調教で見せたような走りが出来ていませんでした。
2戦目の前走は上手く流れに乗って追い出しを待つ余裕を見せましたが最後は思った程弾けずに3着。
内に行きたがる面を見せていたため、内からムチを入れて修正しながらジワジワとしか脚を使えていませんでした。
レース慣れしてくれば、調教時で見せている脚も使えそうな1頭です。

★日曜日  共通
新潟11レース

ディアドムス
今回は新潟の1800m戦は、直線部分が長くコーナー部分が短くて急なコースとなります。
北海道2歳優駿で外からの押上げという点でしっかりと進められていたことからも、適性的に前を向いて3コーナーに向かえれば十分戦える1頭です。
また、この馬はヒヤシンスSでかなり厳しい流れを先行して渋太く4着、この時にクロスクリーガーよりも2kg重いこの時期では非常に厳しいダートでの58kgで結果を出してきました。
2着争いは差のない中でロスを作りながら勝ちに行ってのモノで、これは評価できます。
この馬が1800m戦ではまだ底を見せていないというのは魅力で、理想はある程度のポジションを取ってしっかりと前を向きながらの競馬で、3〜4コーナーで緩む流れの中で外から前に合わせずに動いていく展開です。
カラパナビーチらを千切っているため、後半勝負で戦える要素は存分に残していると言えます。

ライドオンウインド
1800mでも淀みなくレースを進めていく平均〜ややハイ辺りまででスピードを極端に問われないポテンシャル勝負なら最上位の1頭。
焦点は新潟1800mというトリッキーなコースとなります。
新潟コースは距離に問わず急コーナーなために3コーナーでペースが落ちやすくなります。
その分、4コーナー出口から直線でギアチェンジが問われることになり、ここがこのレースの適性面で左右される一番大きなポイントとなります。
ポジショニングはこの距離なら問題なく、番手で前を向くというのは徹底してきているので新潟1800mとしては理想的なポジションを狙うことになりそうです。
これまでもポテンシャル戦で結果を出してきているため、3コーナーで減速、4コーナーで加速という形になる可能性が非常に高い新潟向きとは思えません。
ただ、今年は今新潟ダートは時計が掛かっているため、時計が掛かっていることで全体のペースバランスが前掛かりになりやすくなっており、同時に3コーナーの減速、4コーナーの加速といったところが普段の夏場の時計が出やすい新潟と違って顕著に出ていません。
これはこの馬にとってはプラス材料で、今年はこの馬場状態に3コーナーから動いてくれるミルコ騎手というのもプラスとなりそうです。

★日曜日
札幌6レース
ウエスタンラムール
昇級戦となった2走前は揉まれない位置にポジションを取り、3コーナーでは後続が来ると被せられないように一緒に進出し、2ハロン標で2番手に上がる展開。勝ち馬には突き放されましたが、後続は完封しており、昇級戦でメドを立てました。
昇級2戦目の前走は重馬場決め手勝負。
馬場を考慮すればペースは速く無く、キレ勝負。
ここでは終始手応えに余裕がない感じでしたが、4コーナーで前に並びかけて1ハロン標で先頭に立つも、2頭の決め手に屈しての3着。
時計の速い決着で持ち時計を詰めて内容十分の1戦でした。


クリノリーソクツモ
昇級戦の前走は馬場がやや軽く、時計は速めの1戦。
1歩目で躓いてしまいましたが押して3番手を確保し、2ハロン標から前に被せに行って直線もしっかりと脚を使っての2着。
昇級戦でこの内容は評価できるもので、今回も上位可能の1頭です。


ビバワールド
前走は雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。
内枠のタマモエスカルゴが先導し、ペースはそれほど速くありませんでしたが常にリバーコンサートとの競り合いで、直線は2頭とも粘りが甘くなっていました。道
中無理せず追走していた中枠の有力馬が徐々に接近し、直線で隊列入れ替わった後の叩き合いになり、全体タイムはかなり平凡な方で最後は人気馬含む4頭の接戦となりました。
ビバワールドは砂を嫌がっていましたが、3コーナーで気合が乗ってからは真面目に走っており、勝負どころでは手応え十分で前を射程圏に入れましたが、直線は内からしっかりと伸びるも半馬身差の2着となりました。
スタートがスムーズなら今回も勝ち負け争いが出来る1頭です。


ハクサンフレンチ
3走前は不良馬場の持久戦で3着。
押して押して4頭雁行状態の3頭目となり、前がやり合う展開になりましたが、3コーナーからは先頭に立って直線はロケットダッシュとの追い比べ。
1ハロン過ぎには勝ち馬にスッと離されたものの、脚抜きの良い馬場で前半のリードを生かして3着となりました。
連闘で挑んだ2走前は、脚抜き良い稍重馬場でしたが乾きかけの馬場状態。先手争いは結構熾烈になり、内枠のジョリーアップが追っ付け追っ付けで逃げる展開。
先手を奪ってからは手応えが楽になり、直線は余裕の手応えでさらに突き離しての楽勝となりました。
ハクサンフレンチは外目の枠からジワリと好位にポジションを取り、外を回るロスが響いてしまいました。
前走はゲートで横を向いている時にスタートを切られてしまい発馬で大きく後手を踏んでしまいましたが直線で外に持ち出すと力強い伸びを見せて4着。
理想は内枠から先行する形となります。