まとめ

過去ログ527 2015/8/7 7:52

★日曜日
札幌2レース
カルーセルフリック
新馬戦は楽な手応えのまま前に取りつき、外の2頭を先にやって好位の内で流れに乗って追走。
4コーナーで勝ち馬に出られてしまい、最後は伸びが止まって3着となりましたが競馬を理解しているようなセンスを見せました。
2戦目は1.7倍の1番人気となりましたが結果は3着。脚抜き良い馬場え前半から競り合うもコーナーで落ち着く展開。平均ペースで流れ、外の勝ち馬と並走の形。
追い比べではこれに競り負けてラスト100mでは止まってしまい3着。
揉まれると気にしていたため、前走はブリンカーを試しましたが好位から運ぶも最後は伸びそうで伸びず、直線では右手前のままで相変わらずワンペースな走りで4着となりました。
前回は1ハロン短縮の1000m戦。
函館入りしてからは意欲的に攻められており久々の競馬でも1番人気推されましたが結果は5着。
その前走はプラス14キロで立派な体。
重馬場先行決着となり、馬場を思えば時計は速くなく、前に行けただけで有利な状況。
初距離と言う事もあり、これまでほどテンに行けず、久々の分もあってモタつき気味に走っていました。
追われてからの伸びもひと息で、叩いての変わり身に来たいしたい1頭です。


ヌンチェルラ
前走でカルーセルフリックと対戦して2着となった同馬。休み明けで少し緩めの馬体でしたが、スッとハナを奪うとスイスイ気分良く運べており、最後は勝ち馬の決め手に屈してタイム差無しの2着。
この馬も叩かれた今回は上積みが見込めます。

メイショウアバラガ
転厩後はチークピーシーズを外し、初めて左回りに使われましたが結果は3着。2走前は芝に使われて15着に大敗。
前回は右回りのダート戦で減量起用となり、コンマ1秒差の4着。
このレースは水飛沫上がる高速不良馬場。
外の方の各馬が行き脚良く、隊列の前を外枠が固める形。
比較的ペースは淡白で4コーナーでシャトルソニックが狭い所で強引に間割って入った時に1列目7枠の馬2頭に不利があり、逃げたウェーブランチャンがまた直線で挙動不審になり急に甘くなる所を、射程圏で回っていた差し馬がジリジリと交わす格好。
メイショウアバラガは手応え抜群の4コーナーで前がズラッと壁になってしまい、外に持ち出そうとするもキャロラインに閉められ、馬群の中を突きましたがそこで前の馬が下がってきて手綱を引く不利がありました。
かなりスムーズさを欠く競馬でコンマ1秒差の4着だけに、今回は勝ち負け濃厚の1頭です。

★土曜日
札幌4レース
エバーハーモニー
前走は荒れ馬場で多くの馬が内を開けて走り、平均ペースで流れて最後は4頭が横に広がっての叩き合いとなりました。
この馬は少し行きたがる面があるため、マイル前後の距離が合っています。
前走は折り合いもスムーズで直線入り口で外に持ち出し手追われていましたが、1ハロン標を過ぎたあたりで先頭に立ちそうな勢いになりながらも僅かに及ばずハナ差の2着となりました。
今回も上位可能の1頭です。


ゴールドサーベラス
前走は距離を1ハロン短縮して1200m戦に使われましたが、結果は3着。
内の芝が枯れ始めて若干外差し優勢の馬場状態。
スタート直後は複数頭雁行状態でしたが、内枠のピュアノアールが制して逃げる展開。
その形が後半になるにつれ徐々に逃げ馬のリードが広がり、ゴールドサーベラスも馬群にいて直線はほぼ独走になりそうな格好。
しかし最初に出遅れたサクラベルカントが馬群の外を猛然と追い上げ、直線最後一気に伸び、最後は差し勝った1戦です。
ゴールドサーベラスは少し大事に乗り過ぎた印象で、今回は得意の距離に戻って上位可能の1頭です。

★土曜日
札幌2レース
マラカイトスター
2走前はパサパサに乾いたダートで、出遅れた馬が多数おり、内枠のマラカイトスターが先導し、7枠2頭が併走する格好。
前半のペースが速すぎたわけではありませんが、フロイラインシチーが途中で捲って並んでコーナーで一切緩めず4頭雁行で直線に向き、内の2頭が抜け出す形となりました。
逃げたマラカイトスターだけでなく追いかけた側もバテてしまい、勝ったオンユアマークのバテ度合いがマシだったという流れで、道中の通過タイムは標準ながら、走破タイムは当時の未勝利戦の中ではかなり遅いものでした。
マラカイトスターは直線の長い東京コースを最後まで踏ん張っており、コンマ3秒差の3着となりました。

前走は水飛沫が上がる高速不良馬場。
最内から好発を決めたトリアンドルス、出鞭入れたマルトクビクトリーが併走で逃げ、道中それほど緩めず淡々としたラップを刻んで進む展開となり、道中後ろの馬が押し上げるにはペースが速く、4コーナーで前の4頭が後続を置き去りにする格好。
逃げていたトリアンドルスが直線で脱落し、前の3頭の叩き合いになり、休み明けのガロファノが最後もう一伸びしての勝利で、マラカイトスターは半馬身差の2着となりました。
このレースの走破タイムは優秀で、初勝利は時間の問題です。


マルトクビクトリー
前走はマラカイトスタート対戦してコンマ1秒離されての3着となった同馬。
4着馬には5馬身の差をつけており、これまで1200mに使われてきましたが、前走は距離延長に対応して楽に先行できるようになりました。
距離にメドが立ち収穫の多い1戦でしたが、最後は追われてから上に飛び上がるように走っていた分だけに伸び切れていませんでした。
距離2戦目の今回は逆転可能の1頭です。


パンデイア
2走前に乗ったルメール騎手の進言で初ダートとなった前走は脚抜き良い高速重馬場。
出遅れた馬が多数いましたが、先行争いも5頭ほどが最初並んでいて、中からラックアサインが抜け出す展開。
それほど中盤も緩まず進みましたが、スピードの乗りがいい馬場で先行勢の手応えは楽な様子でした。
2番手追走のショウナンマラークが最初に直線で抜け出し、逃げていたラックアサインもなかなかの粘りを見せ、後続も脚色が一緒になってしまって、速い上がりでまとめての行った行ったの決着となりました。
馬場の影響もあって走破タイムは非常に速く、スピード性能がないと厳しい1戦でしたがパンデイアは初ダートで砂を被りながらも気にせず最後までしっかりと伸びてコンマ3秒差の3着となりました。
馬場と流れの分だけ最後は掴まえられませんでしたが、ダートにメドが立った1戦と言えます。


ラヴィーゲラン
前走は初ダートで3着となった1頭。
内枠のカルディアが先手で他の先行馬も近く、レース序盤からコーナーもそれほど緩められずに勝負所から徐々に脱落馬が出始める展開。
4コーナーではウイングタイガーとゴールドグローリーの一騎打ちの様子で、他がモタ付く間にゴールドグローリーが押しきりを決めてしまった格好。
走破タイムはかなり遅めでレベルも低い1戦だけに、あまり評価はできません。