まとめ

過去ログ543 2015/8/20 17:54

★土曜日
札幌12レース
モンドアルジェンテ
パサパサに乾いたダートで前残り傾向。前走短距離を使っていた組が前を制し、緩めず速い流れで引っ張って、3番手のメイショウナゴミが全てスイープして押し切る流れ。途中でビタミンエースらの捲りも入るが、前の組には到底追いつけず、追走する側も苦しい。全体に速い時計の決着で、地力勝負の流れになった。そろそろこのクラスは3歳馬の上積みの方が上になりそう。

乾いてパサパサ、速い上がり必須の馬場。前回未勝利戦で逃げて勝ったパルパルパピヨンが先手、他にもコンテナやノースヒーローなど早めに接近。厳しすぎではないが3角以降も案外緩められず、直線で一気に隊列が入れ替わる。ノースヒーローが先頭に立つが、ラスト1Fで内からダイワインパルスが伸び、一気に差し馬がやって来る。勝ち馬圧勝で2着争いが僅差。結果的に速い上がりを使える馬が上位に。差し馬は直線でいろいろ接触あった様子。

乾いて若干時計掛かる馬場。隊列はすぐ決まったように見えたが、ブリンカー装着馬がいたずらにペースを速めた上、向正面流れが落ち着いてないタイミングで出遅れた人気2頭が捲って強襲。3角で一気に隊列が入れ替わり、後半はハロン13秒台連続のバテ合いに。先行勢は総崩れしていて、捲り・追い込み馬が上位を独占。しかし前半のハイペースの分があって、500万条件にしてはかなり速いタイムで決着した。中山ダート1800m出走し、好タイムで勝ち負けした履歴がある馬が上位に食い込んでいる。先行してリズムが合わなかった馬は、他場に行って見直しが可能なはず。

ミツバ
パサパサに乾き上がりが掛かる良馬場。ブリンカー装着のスペースクルーズがペースを緩めずに逃げ、追走する側が先に追っ付け追っ付けになる展開。スペースクルーズは4角の手応えこそ良く見えたが、クラシコが外から並びかけると案外抵抗がなく、最後はハコ内にいたミツバにも交わされた。クラシコは直線3馬身ほど抜け出してから最後気を抜いたような減速だったが、余力はまだあったようでミツバに詰められても鞍上は慌ててない。全体の走破タイムも速く、クラシコのダート適性の高さが光る内容。

乾いてパサパサ、速い上がり必須の馬場。前回未勝利戦で逃げて勝ったパルパルパピヨンが先手、他にもコンテナやノースヒーローなど早めに接近。厳しすぎではないが3角以降も案外緩められず、直線で一気に隊列が入れ替わる。ノースヒーローが先頭に立つが、ラスト1Fで内からダイワインパルスが伸び、一気に差し馬がやって来る。勝ち馬圧勝で2着争いが僅差。結果的に速い上がりを使える馬が上位に。差し馬は直線でいろいろ接触あった様子。

ツクバイーメーカー
データ
出脚が悪いため、理想は広いコースとなります。小回りコースでは内からロスの無い競馬が理想だけに、今回は割引が必要です。

淀みのない流れの中4着のカレンが捲り、持久力勝負に。勝ったサージェントバッジは終始スムースに運んでアッサリ突き抜ける快勝。

エイユービリオネア
淀みのない流れの中4着のカレンが捲り、持久力勝負に。勝ったサージェントバッジは終始スムースに運んでアッサリ突き抜ける快勝。

★土曜日
札幌9レース
サトノセレリティ
データ
500万クラスを連勝して同条件で挑んだ前走はスタートで躓いてしまい、後方からの競馬となり6着に敗れました。この馬は腰の甘さがあるために、スタートが遅い事もあり、距離延長は確実にプラスに作用します。2走前の中山2400mでは少し折り合いを欠く面をみせていましたが、それでも地力の違いで2馬身差の圧勝。ここも力上位の1頭と言えます。

サパサに乾いたダートで前残り傾向。49kgのトーセンラブリーが好スタートを決めて先手も、誰も競りかけず序盤は超が付くスロー。それを向正面で打開したのがスリーヴェローチェ、一旦は先頭に並ぶほど。しかしそれをサトノセレリティが制して先頭、最後に大外からシップウが凄い脚色で伸びて差し勝った。本来なら前有利で当然のペースなので、勝ち馬の評価はまずまず上がる。

オペラハット
水浮く超高速不良馬場。最初前に出ていたのはマルマロスだが、1周目スタンド前からジャストヴィークルが抑えながらも先頭に出て行って、どんどん引き離して逃げる。向正面半ばから2番手以下の集団が接近し始め、先頭のマルマロスが3角で交わしたのを合図に後続もどんどん追っ付けて進出。案外ペースは楽にならず、ハイスピードのロングスパート勝負になり、地力で勝るスギノハルバードがいいタイミングで動けて凌ぎ切った。この距離のレースにしては速い上がりでまとめられた決着で、スピードがないと勝負にならなかった。

黒みがかった脚抜き良い馬場で高速状況。前有利馬場。最初アムールスキーとガムランがメイチで競り合ってたが、ガムランが先手確保するとすぐペースが落ちて、ずっと13秒台を刻み続ける超スローの展開。しばらく先行集団と後方集団とで離れ、前の組が3角手前からスパートして後続が水を空けられる。前の組もそれなりに集中力を維持して粘り込む所で、上手く交わせたのが先団にいたアルディエス。後方集団にいたアカノジュウハチは、明らかに仕掛けが遅れて直線伸びるルートもギリギリだったが、力強く伸びて力を示した。ヘルツフロイントは直線前と左右を塞がれ全く追えず。全く揺さぶりもなく楽な競馬ができた先行組は評価が上がらない。

バイタルフォルム
パサパサに乾いたダートで前残り傾向。前走短距離を使っていた組が前を制し、緩めず速い流れで引っ張って、3番手のメイショウナゴミが全てスイープして押し切る流れ。途中でビタミンエースらの捲りも入るが、前の組には到底追いつけず、追走する側も苦しい。全体に速い時計の決着で、地力勝負の流れになった。そろそろこのクラスは3歳馬の上積みの方が上になりそう。

雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。少頭数でメンバーレベルも微妙、内枠のバイタルフォルムが逃げるとすぐ隊列が決まる。道中は2周目向正面まで全く動く所がなく、13秒台半ばのラップがずっと刻まれる団子の展開。その流れを断ち切ったのが最後尾にいたデルマコテツの思い切った捲りで、そこからスパート合戦が始まる。対応できたのは人気の2頭、他は速力比べに付いて行けず遅れてしまった。結局は上位人気馬の力どおりの決着となったが、レース展開にはメリハリがあった。

ヘルツフロイント
データ
前走の福島ダート1700m戦は軽めの馬場で時計勝負。レース序盤はシャイントラベラーとソルプレーサの逃げ争いかと思われましたが、ソルプレーサは突っついただけで引く展開。その影響でシャイントラベラーは脚を使ったあげく掛かって自滅。逃げの技術の差が見られた序盤の攻防となり、後半はラップも落ちず時計の速い決着となりました。ヘルツフロイントもクラス上位の時計では走っていましたが、勝ち馬が強過ぎた1戦です。2,3走前は東京の2100mを使っていただけに、小回りの1700m戦は忙しかったように思えます。コース取りを考えれば地力上位は明白です。この馬は3走前は1000万クラスの東京2100m戦で3着となっており、小回りの長丁場向きなタイプだけに降級3戦目の今回は小回りの2400m戦で勝ち負け濃厚の1頭となります。3走前の東京2100m戦はパサパサに乾いたダートで馬場は標準レベルの1戦。最内枠のザンブローネが押して逃げましたが、その後ろはすぐ隊列が決まり、道中はそれほど早くもなく極端には緩めず淡々と進む展開となりました。3コーナーでキネオワールドが捲ってきたのを合図に先団がスパートし、直線でザンブローネを交わしてエルズミーアが先頭に立つとそれを目掛けて好位勢が叩き合いとなる格好。最後は4頭叩き合いで、道中ハコ内にいたプリンスダムが僅かに差し勝った内容です。上のクラスでも勝ち負け出来る能力があるだけに、ここでは大崩れの可能性は極めて低い1頭です。


パサパサに乾いたダートで前残り傾向。49kgのトーセンラブリーが好スタートを決めて先手も、誰も競りかけず序盤は超が付くスロー。それを向正面で打開したのがスリーヴェローチェ、一旦は先頭に並ぶほど。しかしそれをサトノセレリティが制して先頭、最後に大外からシップウが凄い脚色で伸びて差し勝った。本来なら前有利で当然のペースなので、勝ち馬の評価はまずまず上がる。

★土曜日
札幌8レース
ラスパジャサーダス
パサパサに乾き上がりが掛かる良馬場。地方からの転入馬プレシャスヴィガーが好スタート、2番手にラスパジャサーダスとティーエスカクタスが付いて回るが、テン争いが早々に決着して序盤の競りがない。前の2頭で4角引き離し、後ろが遅れすぎてほぼ大勢決したかに思えた最後になって、降級馬のボーンレジェンドが脚色良く差し届いた。函館通りの走りが出来なかった馬が多く、別路線+休み明け3歳での決着。良馬場にしては走破時計も速い方。