まとめ

過去ログ545 2015/8/20 18:08

★日曜日
新潟9レース
エイシンアロンジー
荒れ馬場。1〜2角で緩むが向正面から速くなる展開。差し脚比べで外から勝ち馬が抜け出した。

適度に荒れた芝で速い上がりが出て内がより伸びる状況。今回はストーミングがそれ程急がず、後続のマークも厳しく引きつけてるような形の逃げ。隊列は縦に長いがスロー気味の展開。4角で一気に馬群が凝縮、直線横一線の叩き合いで人気2頭が最後叩き合いになる形。先行馬はどれも残せず、差し馬が掲示板を独占。走破タイムは標準レベル。

キッスアフィ二ティ
かなりの猛暑。馬場は荒れてるが前有利、外差し厳しい状況。最内枠から押してクールジャイロが先手、その真横に持ったままキッスアフィニティが併走。スタンド前はペース落として先団が固まる隊列。1コーナー過ぎから馬群の外をクロニクルスカイが一気に捲って動き、向正面で他馬が反応しきれないうちにキッスアフィニティと雁行で後続を離す。クールジャイロ他先行馬も向正面から脱落。他の差し馬も追い通しだが流れに乗れず追いかけきれない。直線に向くと先に仕掛けた強みでクロニクルスカイが伸び、キッスアフィニティもバテ気味の脚色だが2着に踏ん張った。3着以下は大きく離されている。勝ち馬でもラスト1F13秒3で、離れた後続はさらに脚色悪かったので、ほぼ全ての馬が3角入る前までにバテてたようだった。まるでダート戦の上がり。

フォルトファーレン
場内にそこそこ強い風。内の芝が枯れ始めて若干外差し優勢に。序盤は隊列が縦に伸びるスローペース、アグネスドリームが例のごとく先手。2コーナーから一旦前に迫る動きあるが、そこではまだ流れは変わらず。スペキュロスとゴールドメインが3角手前から動いてペースアップ、後半速いラップを刻んでの4Fスパート合戦に。4角では先団に6頭固まったが、スペキュロスはそこから脚が続かず、捲り始動したゴールドメインと内で待ってたフォルトファーレンの叩き合いになり、最後はゴールドメインが差し勝った。ゴールドメインは過去この条件で負けているが、今回は捲りがハマった。

荒れ馬場でMP縦長の持久戦。実質内容を示したのは上位3頭くらいのものか。勝ちに動いたフォルトファーレンをトゥインクルが最後に届いた。ウインミラグロスも自ら緩くないペースを作ってのもの。トゥインクルはかつて好走あった条件。

スロー直線勝負前残り。2角〜向正面では一旦縦長気味になるが、3角では馬群も詰る。直線勝負だが、上位はほぼ全馬脚色一緒。決め手で勝る馬など一頭もいなかった。勝ち馬は1年前に同コース勝ち歴あり、ほぼ同じ勝ち方。

ウインセイヴィア
かなりの猛暑。馬場は荒れてるが前有利、外差し厳しい状況。最内枠から押してクールジャイロが先手、その真横に持ったままキッスアフィニティが併走。スタンド前はペース落として先団が固まる隊列。1コーナー過ぎから馬群の外をクロニクルスカイが一気に捲って動き、向正面で他馬が反応しきれないうちにキッスアフィニティと雁行で後続を離す。クールジャイロ他先行馬も向正面から脱落。他の差し馬も追い通しだが流れに乗れず追いかけきれない。直線に向くと先に仕掛けた強みでクロニクルスカイが伸び、キッスアフィニティもバテ気味の脚色だが2着に踏ん張った。3着以下は大きく離されている。勝ち馬でもラスト1F13秒3で、離れた後続はさらに脚色悪かったので、ほぼ全ての馬が3角入る前までにバテてたようだった。まるでダート戦の上がり。

★日曜日
札幌3レース
クロイツェル
データ
3走前は不良馬場での時計勝負で2着。勝ったバイタルフォースは終始楽な手応えで完勝し、未勝利戦にしてはかなり時計も速く、上のクラスでも十分通用する好内容でした。2着のクロイツェルも砂を被ると頭を振って嫌がる素振りを見せていましたが、直線で外に出してからの伸びは際立っており、力がある所を見せました。ただ、展開が嵌った感もあり、馬がやめてしまうために前走のように極端な競馬しかできない弱みがあります。2走前はパサパサに乾いて時計の掛かるダート戦。最内枠減量騎手のウソハッピャクが押して逃げ、外枠各馬が付かず離れず接近し、道中で目立った動きは特にありませんでしたがペースも締まり、常に1列目が4頭以上雁行で進んで直線はバテ合いとなりました。上がりはかなり掛かっていましたが、先行3頭もそれなりに耐えていて、差してきたクロイツェルと拮抗した争い。最後はコースロスなく運べた利が活きて、サトノコスミックがクビ差凌いでの勝利で。枠順・隊列が別なら2着のクロイツェルが逆転していた可能性もあります。良馬場でも2着に好走していますが、良馬場では手応えがあまり良くないため、理想は3走前のような湿った馬場となります。前回は連闘後の中1週後の連闘というハードなローテーションとなり、状態面での不安があり、3コーナーから長く動かされる展開となり、最後は甘くなってしまい3着。ハミを取ったり取らなかったりと気ムラな面がありますが、力は示しました。ただ、状態面での上積みはもうありません。

パサパサに乾いたダートで前残り傾向。芝からの転戦馬ダイワパフォームが最内枠から逃げ、道中ほとんど早過ぎず緩めず淡々とした流れ。ルメール騎手のクロイツェルが一段外を追い上げたぐらいで逃げ馬にプレッシャーナシ。ダイワパフォームと2番手ルノンキュールが競りながら直線に向き、外から差す馬もおらずほぼ一騎打ち。最後はルノンキュールが競り勝ち、目標を失ったダイワパフォームが気を抜いて最後クロイツェルに差される。最後までラップが速く、総合的になかなかの好タイム決着となる。


イロジカケ
稍重だが猛暑で乾きかけ。短距離路線からの延長馬エメラルエナジーが先手を奪う。しかしコントロールが難しいのか後続が早めに殺到したか、単騎で行ったはずなのに案外息を入れられずオーバーペース気味。後続も2頭づつ並ぶ隊列でペースダウンできないまま3コーナーへ進入。後続はほぼ追っ付け通し。4コーナーで少々馬群が膨れ、直線に向くと先団がみな脚色バッタリ。中団内でロスなく運べたイロジカケとモアニレフアが良い形で伸び、この2頭の一騎打ちに。最後は減量がある強みか、ヨレながらもモアニレフアが凌ぎ切った。離された3着に入線できたクールオボロは、全馬バテてる流れで前で残せただけで、走破タイムも上がりも平凡な部類。

★日曜日
札幌2レース
ジャコバイティズム
データ
前走は福島のダート1700m戦で3着となった同馬。前走時は乾いて前内が有利な馬場状態で、内枠のエンカウンターが出鞭入れて先手も、2コーナーで外からスプリングアースとサノタイクーンが並んでペースが落ちない展開となりました。全く緩めていないにも関わらず、向正面で捲り集団が迫ってきて隊列が入れ替わり、その中から減量騎手騎乗のアクティブボスが先頭に並んで直線へ。エンカウンターは外に張る気配見せましたが立て直し、最後アクティブボスとの競り合いを凌いでの勝利となりました。全馬ほぼバテて脚色が止まる流れで、最後離れた3着に展開が向いてジャコバイティズムが入線する格好となりました。

パサパサに乾き上がりが掛かる良馬場。ローカル開催の希少な長距離条件で少頭数。追っ付けてシャトーブリアンが逃げ、前半はかなり遅いペースで進むが、向正面から2番手のセイカアヴァンサがプレッシャーをかけ始めると、早々に苦しくなる。3角でセイカアヴァンサが早くも先頭に立ち、2番手以下の組も追い上げようとはするが、直線に向く前に脱落する馬ばかり。セイカアヴァンサは、弱い相手を好位からアッサリ千切った格好。地力比べになるレース展開で人気通りの入線、それぞれ大きく大差が付いている。

モーグリ
重馬場時計勝負。勝ったノワールギャルソンは緩んだ所で捲り切った判断が奏功。2着のローレルも持ち時計を詰められたのは収穫だが、他馬のスピード不足に助けられた面も。

脚抜き良い稍重。先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す。番手以下の馬がむしろ先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走苦労。逃げ馬は直線遊び遊びながらも後続を引き離し、全馬脚色一杯のバテ合いになって着差が開いた。勝ち馬は馬場なりの好タイム。2番手ノーブルクリスタルは手応え絶好だったのに弾けられず、立ち回りの差で浮上。

スターペスカンタ
湿った馬場もほぼ乾いた状態。向正面捲りで中盤から速いペース。上がりの掛かる消耗戦で捲った2着馬を差したのは勝ち馬だけ。