まとめ

過去ログ554 2015/8/27 18:00

★土曜日
新潟10レース
ネロ開幕週。平均ペースで流れ番手の外を追走した2着馬が抜け出すが、外から伸びた勝ち馬が差し切った。

開幕週で内有利馬場。スローの行った行った。内有利状況は明らかなのにネロもサンブルも行ける体勢ながら行かずに譲り合い。それならと行ったのがマイネル。結局ペースも上がらず行った行った。譲った挙句に差せない・伸び負けというのは明らかに作戦ミス。当然マイネルにとっては相当楽な流れ。

荒れ馬場。スロー気味で上がり必要。大分外に馬群が寄るため、外で窮屈な競馬になった馬も何頭か見られる。むしろ中めをスムーズに走れた馬で1、2着という結果だった。

★土曜日
札幌6レース
ウィスパーノット
データ
初芝に使われた前走は「ワンペースナ走りだからもっと前で競馬をしたかったけど、スタートが悪かったからあの位置からになりました。距離はもっとあた方が良いタイプで、前走乗った福永騎手の進言で距離を延ばしてみます」との事。

小雨だがまだ良、前内有利の状況。外のニホンピロエースが今回は押して逃げ、スタンド前遅いペースを見てダノンウルフが捲って進出も、まだペースが上がらない。向正面の途中まで全然動きがなかった。マイネルフレッチャが仕方なく3角手前で慎重に捲って押し上げた所からレースが動き、後半4Fの脚比べの形になる。好位勢が良いタイミングで動いて直線も粘り込み、道中楽していたララエクラテールが2番手のウィスパーノットを差し切った所がゴール。後方からの馬で唯一見所あったハギノパトリオットは、進路が難しくて3着まで。雨が堪えた馬場だったのか、ほぼ全馬脚色一緒になってしまった。


ダブルフラワー
データ
連闘後の中1週を使っての連闘となった前走はハナ・ハナ差の3着。2走前は緩んでの5F勝負で、ペースが緩んだところで勝ったミッキーポーチが捲り切ってそのまま粘り込む形。2着のダブルフラワーも良く伸びていましたが、仕掛けのタイミングの差が響いてクビ差及びませんでした。前走は雨の影響でズブズブの重馬場。ダイゴサクラが単騎で逃げましたが、この馬場の未勝利戦2000mで1000m通過が60秒5でさすがに飛ばし過ぎていました。好位で付いて回る組がどんどんバテて行き、ダイゴサクラも直線で止まって捲ってきたダブルフラワーが先頭にたつ形となり、上手く溜めが効いて後半に脚を使えた馬が直線で伸び、最後はトーカティヴとクリノイーソーが外から迫って3頭叩き合いとなりました。函館で差して好走するも前残りにやられていた馬に、やっと流れが向いた1戦と言えます。ダブルフラワーは1コーナーで前の馬が追走に苦労していたため、そのまま動けない形になるのを嫌って向正面で追い上げる早目の競馬となりました。価値に行く競馬でゴール前は僅かに甘くなりましたが、洋芝では安定している1頭です。

直前から大雨。その影響でペースが上がらず前残りの展開に。上位の2頭は上手く流れを作って力通りの決着。

アリビアール
一頭大逃げに持ち込み縦長。後続はスロー。大逃げした馬を先に追いかけた馬では勝ち馬のみが最後まで脚色確りしていたが、他はバテてしまった。そこを差して来たのが2、3着馬という決着。大逃げ馬を追いかけなければいけない分、長く脚を使う必要もあった。

★土曜日
札幌4レース
オーバーウェルム
上がり掛かるバテ合い。流れはそれほど速く無かったが、人気上位馬が前に行ってそのまま粘り込みの決着。2着のベストエビデンスは初ダートだったこともあって前半はもたついたが、1頭だけ良い脚色で伸びており、慣れが見込める次はチャンス。

乾いて前内有利馬場。内枠のエンカウンターが出鞭入れて先手も、2角で外からスプリングアースとサノタイクーンが並んでペースが落ちない。全く緩めていないにも関わらず、向正面で捲り集団が迫ってきて隊列が入れ替わり、その中から減量騎手騎乗のアクティブボスが先頭に並んで直線へ。エンカウンターは外に張る気配見せたが立て直し、最後アクティブボスとの競り合いを凌いだ。全馬ほぼバテて脚色止まる流れで、最後離れた3着にジャコバイティズムが入線。大半の馬が本来のリズムで走れずにバテている。

ショウナンハルカス
高速馬場。一貫ペースで緩まず流れ先行2頭が渋太く粘るところを4角で内を進出した勝ち馬が渋太く差しきった。4着以下は大きく離される。

湿った馬場。1角で緩んで向正面で捲りが入り後半5F勝負。先行した2頭が直線で後続を突き放して叩き合い。

ベイビータピット
乾いてパサパサ、速い上がり必須の馬場。ベイビータピットが押して逃げて2番手以降は追っ付けての併走、コーナーでかなりペースを緩めた。直線に向いて逃げ馬がしっかりした二枚腰で粘ろうとした所に、唯一追い上げてきたのがソルティコメント。未勝利戦良馬場では図抜けた上がり脚で差し切り、2頭が後続を1秒以上も離す決着に。離れた3着争いは時計平凡。上位2頭は決して時計優秀ではないものの、非常にいい上がり。次走も。

乾いてパサパサの良馬場も上がり性能は必須。ジャジャンケンの先導が結構早めで、3コーナー過ぎからついて回る馬の手応えが怪しくなるぐらい。直線最後まで一切ハロン13秒台に落ちた箇所がなく、余力十分に振り切った内容は優秀。テン中終いとまとめて走破タイムも良く、上位3頭は次走も注目。5着以下はかなり離れて2秒以上も付いているので、着順通りの評価は難しい。

ゼトス
データ
2走前は1200mから一気に距離を延長しての1700m戦。この馬はトモに甘さがあるため、急かすと良くないだけに距離延長はプラスと出て2着確保。折り合いもついており、向正面で置かれかけていましたが、ムチが入るとしっかりと反応して進出していました。勝ち馬には9馬身離されましたが、後続は振り切っており距離の不安は解消されました。2度目の1700m戦となった前走はパサパサに乾き時計掛かるダートで2番人気となりましたが7着。出鞭を入れてディープブルーが先手を奪ったのと押してミスズミラクルが前に行った2頭だけが積極的な先行行動で、他は抑えての追走でほぼスンナリ。向正面でセイセイセイが捲り、3コーナーで大外をノーブルクリスタルとゼトスがまた捲る展開となりましたが、しどちらも勢いが中途半端で先行争いに影響は少なく、最後の叩き合いで前1列目3頭はそのまま踏ん張る決着。ゼトスはテンに行かせた事で力んでしまい、3コーナーで外に持ち出して追い上げを開始していましたがかなり外を回らされる形となった事が響いいてラストは甘くなってしまいました。もう少し前で競馬が出来れば安定して走れそうですが、まだ信頼感が足りない1頭です。

軽い馬場時計勝負。中盤で流れが落ち着き、前残りの流れ。人気上位の2頭が最後まで叩き合いの形になり、先に動いたエクストラがマークされたいた分だけ最後差されてしまった。