まとめ

過去ログ567 2015/9/4 0:13

★日曜日
札幌2レース
エピマジック
データ
初戦は雨降り馬場で脚抜き良い状況。出遅れた馬が多数いる中でで抜群のスタートダッシュを決めたエピックマジックが先手を奪い、その他スタートを決めた順に進んで隊列も縦に伸びる展開。エピックマジックに何とか2番手から食い下がるコーディネイターが直線で脚が上がり、独走かと思わせたところに、3番手で追走していたコラッジョーゾが伸びて差し勝っての勝利。ラスト1Fは13秒6も掛かっていて、エピックマジックも楽に行けたかと思いきや、途中競った影響か最後は止まっていました。そこを平均ラップで進められたコラッジョーゾが間に合ったと言う形で走破力にだいぶ差があった1戦で、上下の着差が大きく開く結果となりました。初戦はもうひと絞りできそうな馬体だっただけに、叩かれた上積みはこの馬もかなり見込めます。

スロー前決着。出遅れる馬も多数で、緩い流れ。勝ったダノンも出遅れた1頭だが、二の脚が速くそこからはロスのない競馬。他が伸びなかったこともあって、狭い所を抜け出せた。

シシャモスペシャル
全面的に蹄跡多く残る。仮柵移動後で内有利傾向。内から押して逃げたノアビジンが結構速いペースで逃げ、早め接近してた2列目でもそこそこの流れ。直線に向いて大半の脚が止まってどの馬もフラフラ、道中内を回していた馬が最後にもうひと踏ん張り。勝ったマダムクレアシオンは最初若干出遅れも、4角上手く馬群の間を割って惰性に乗れた。どの馬も弾ける脚は見せてない。枠順の差もあった。


スウィーティー
スロー前決着。出遅れる馬も多数で、緩い流れ。勝ったダノンも出遅れた1頭だが、二の脚が速くそこからはロスのない競馬。他が伸びなかったこともあって、狭い所を抜け出せた。

ピコット
やや縦長の隊列だが、ペースは速く無い。勝ったスズカはテンの行きっぷりが悪かったが、前走同様に直線では良く伸びて差し切り。時計が遅かったことも助かったか。

★日曜日
札幌1レース

ブレイブスマッシュ
データ
新馬戦はスローの上がり3F勝負となり、新馬戦らしく緩い流れからの直線勝負で2着となりました。このレースは上がり33秒台を記録できた2頭でワンツー決着で、この末脚は評価できます。2戦目の前走は荒れ馬場でスローの上がり勝負。番手から勝ち馬が抜け出して、ブレイブスマッシュは最後急追しましたがコンマ1秒届きませんでした。レースが上手な馬で、相手一つで勝ち切れる1頭です。

開幕週高速馬場でフラット。新馬戦で短距離を使った馬や先行実績ある馬が先団を固め、スローペースだが少々隊列が縦に長い方。4コーナーまでペースは緩み、直線に向いてからの決め脚勝負になる。キッチリ二の脚を使える馬がジワジワと押し上げるが、その中でもアストラエンブレムの末脚はハッキリ格が違っていた。2着ブレイブスマッシュもかなり良い脚だが、最後苦しがって内にヨレている。瞬発力勝負だったにしても、性能差が大きかった様子。

ミスズスター
データ
新馬戦は開幕日の絶好馬場で時計速いが差しが決まる状況。内枠のミスズスターが逃げ込んでスローに落とし、直線二枚腰で粘りそうだった所に、直線ジープルメリアとキャンディバローズが、弾ける脚を使って猛追する格好でミスズスターは終始突つかれて厳しい展開となり5着。今回は上積みも見込め、1200mも良い方に向きそうです。

全面的に蹄跡多く残る。仮柵移動後で内有利傾向。内から押して逃げたノアビジンが結構速いペースで逃げ、早め接近してた2列目でもそこそこの流れ。直線に向いて大半の脚が止まってどの馬もフラフラ、道中内を回していた馬が最後にもうひと踏ん張り。勝ったマダムクレアシオンは最初若干出遅れも、4角上手く馬群の間を割って惰性に乗れた。どの馬も弾ける脚は見せてない。枠順の差もあった。

グランプリアクセル
全面的に蹄跡多く残る。仮柵移動後で内有利傾向。8頭立てなのに半数に出遅れあるいは序盤後退、内のウインムートが楽な単騎逃げになる。しかし最初から控えはせず敢えて平均的なペースで逃げ、3角からスパート。他の馬がモタつく隙に、楽な手応えで押し切った。悪い癖をレースで出す馬が多かったので、ここでは完成度が違ったか。レース展開に動きもなく内容は評価しにくい。


メイショウアンカー
スロー2F勝負。緩い流れでキレ勝負の形になり、勝ったアラバスターは自分から動いていって楽に抜け出す快勝だった。2着のメイショウもキレでは見劣ったが、そつのない立ち回りでレースセンスは悪くない。

★土曜日 
新潟3レース
ゴールドエッグ
データ
2走前の東京では放牧明けで3着に好走。この時はパサパサに乾いた馬場でやや時計遅めの決着。ゴールドエッグの先導もコーナーで十分息が入る流れとなり、直線はほぼ決め脚勝負。これまではモタれる面をみせていましたが、調教でハミを換えた事でスムーズに走れるようになっていました。しかし、レースでは直線で追われると右にササってしまい、追い辛い場面があり、ゴール前で甘くなってしまいました。未勝利クラスでは力上位の1頭だけに、取り消し後の1戦となりますが、特に影響も見られず右回り小回りコースで見直したい1頭です。

脚抜き良く高速不良馬場。直線勝負で2頭が競合いから出る。勝ち馬に半馬身まで詰めた2着馬だが、そこから脚色一緒に。3着馬も時計限界だが、隊列恩恵もある。先行決着だが、ある程度上がり脚は必要だった。勝ち馬は初ブリ+ハミ替えが大当たり。何時になくスムーズだった。

ディスティニーガイ
エータ
前走は脚抜き良い馬場でハイペースのバテ合い戦での前残り。馬場とペースもあって時計が速くなり、前残りの結果も後続が時計対応できず、ハイペース追走で手一杯という内容。重馬場で時計も速く、同馬は前半3F33.4と結構速いペースで飛ばしており、勝ち馬にラスト1ハロンで交わされてからも良く粘っての3着となりました。組み合わせひとつで未勝利は勝てる力を持っており、注意が必要な1頭です。

稍重でも重い馬場。緩んで前残り。4角で息の入る展開となったのは結果論だが、先手を取ったダイワには楽な展開となった。序盤引っ張ってまで控えたディステニーガイとトーホウハンターだが、前者は上がり38秒を差せる脚もない一瞬脚に終わり、後者は揉まれ弱さを出すなど、何故控えたのか疑問の騎乗。時計は掛かっているが、13秒を切れた勝ち馬だけは及第点。

タケショウビクター
脚抜き良く高速不良馬場。直線勝負で2頭が競合いから出る。勝ち馬に半馬身まで詰めた2着馬だが、そこから脚色一緒に。3着馬も時計限界だが、隊列恩恵もある。先行決着だが、ある程度上がり脚は必要だった。勝ち馬は初ブリ+ハミ替えが大当たり。何時になくスムーズだった。

脚抜き良い馬場でHペース消耗戦。勝ち馬は初ブリンカーで一変のレース内容で圧勝。馬場を考慮しても12秒台は十分な時計。離れた2着以下では早めに勢い付けたタケショウが粘るマタンギを捻じ伏せたところまで。この馬場でも13秒以上掛かってしまう2着以下の評価は高め難い。


パサパサでハイペース傾向、上がり掛かるダート。戸崎圭太騎手に替わり2走目のヒカリピオニーが初めて逃げ、内枠の馬が出てこなかったのでアッサリ先手を奪えた。外枠各馬が接近するもコーナーで振り切れて、直線で迫るのも2番手で併走していたタケショウビクターとの一騎打ちに。最後はギリギリヒカリピオニーが競り勝った。上がりは平凡、後ろの組も目立った脚色は見られず、実質バテていた内容。未勝利クラスはメンバーが大分落ちていて、行ったもの勝ちの内容が続いてる。

ファインダッシュ
稍重でも重い馬場。緩んで前残り。4角で息の入る展開となったのは結果論だが、先手を取ったダイワには楽な展開となった。序盤引っ張ってまで控えたディステニーガイとトーホウハンターだが、前者は上がり38秒を差せる脚もない一瞬脚に終わり、後者は揉まれ弱さを出すなど、何故控えたのか疑問の騎乗。時計は掛かっているが、13秒を切れた勝ち馬だけは及第点。

軽い馬場でHペース時計勝負。前4頭で速い流れだが、勝ち馬以外は皆脱落。直線では勝ち馬が一旦独走態勢。それを唯一、猛然と追い上げた2着馬だったが届かず。3着以下は速い流れや時計に対応できなかった。勝ち馬も減量があるとはいえ、自分で展開作ってのもので、内容はある。