まとめ

過去ログ708 2017/10/12 16:42

★土曜日情報
京都2レース

ショウナンマリブ
新馬戦は好タイムの1戦でレベルが高かった一戦でとなりました。
2着馬のタニノフランケル、4着馬のオウケンムーンがそれぞれ次の未勝利を圧勝しており、同馬は3角で前に入られて位置取りを下げざるを得ない展開だった事を考えてもオウケンムーンからコンマ1秒差5着馬の同馬も未勝利なら明らかに上位と言えます。
2戦目の前走は10キロ増でもまったく太目感はありませんでしたが、テンションは高めで出遅れてしまいました。
促して向正面で内からポジションを上げるとハナに立ちそうな勢いでしたが、3角で勝ち馬が入って来たため、抑えて好位の内に納まりました。
直線ではひと脚を使って2着となり、まだハミ受けが幼い面があるため、そのあたりが成長すればまだまだ上積みは見込める1頭と言えます。
父シンボリクリスエス×母父クロフネの配合を見てもキレよりは持続力で勝負するタイプで、今回は早めに追い出せれば上位争可能の1頭と言えます。

★土曜日情報
新潟2レース

マイネルサリューエ
前走の未勝利戦は完全タイム差+1.1秒ですが、この馬はスタート後に出遅れて最後方からの競馬となり、レース序盤は後方の2番手を追走。
向正面半ばから外目を一気に押し上げ、3角で好位に取りつくと直線では最後まで手応え以上に伸びての2着となりました。
スタートまともならまず圧勝していたはずで、パフォーマンスの比較ではこの馬が抜けています。
前走時は中間にゲート練習を積んでおり、五分のスターを切って先団で流れに乗れていましたが、申し分ないレース運びをするも最後の直線で外側に斜行してしまい、2着降着となりました。
3着には決定的な差をつけており、左回りに替わる今回は確勝ち級の1頭と言えます。

★注目馬
土曜日
東京10レース
ビップライブリー以前は展開に注文がつくタイプでしたが、気性が成長して前目で運べるようになってから展開不問で安定して走れるようになった同馬。
5走前の心斎橋Sでは前に壁を作れない展開で掛かっていましたが、何とか収まりをつけて運び、直線のラスト1ハロンで先頭を窺う場面となり、そこから内の勝ち馬には見劣りましたがコンマ1秒差の2着。
4走前はうまく良い位置で流れに乗ってリズム良く競馬ができ、最後もしっかりと伸びての押し切り勝ちとなりました。昇級戦となった次走は1番人気に推されましたが結果は3着。
着差がハナ・アタマ差の微差の競馬でしたが、このレースは馬場の内がかなり荒れており、最内枠だった事もあり、道中で外に出せずに終始馬場の悪い部分を走らされていました。
それでも最後は内から良く伸びてきての3着は評価できます。
間隔が開いていた点、馬場の悪い部分を通った点を加味すれば叩き2戦目の次走で綺麗な馬場の新潟では確勝級の1頭と言えた前走でしたが、勝ち馬の先行力にやられてしまい2着。
前走は開幕2週目の阪神コースで8キロ減で腹構えが淋しく映り、直線では外の馬からブロックがありながらも押し返してましたが勝ち馬には及ばずの2着となりました。
仕掛けが遅れるロスがありましたが後続の追撃は封じており、スムーズならここは勝ち負け濃厚の1頭です。

土曜日
京都10レース
カイザーバル
この馬は後半の総合力の高さが武器で、その中でもトップスピード持続が高いレベルにあり、4走前のように12.1 - 11.9 - 10.8 - 10.8 - 11.8とL3最速で出し切る形になっても直線で渋太く最後まで伸び切って勝ち切っているようにトップスピード持続も高いレベルにあります。
当時のレースの上がり3ハロンが33.4秒で1 3/4馬身差は完勝とい言える内容です。
この馬は気性面に何があって掛かりやすいタイプだけに。ゲート再審査明けの前走時は強めの調整は行えていませんでした。
それでもレースでは先手を取ってマイペースでスンナリ逃げられましたが、直線では内にモタれてしまい実質トップハンデで初めて逃げる形で格好をつける形となりました。

前走時の調教
栗CW 良 72.1-55.0-40.4-12.4 (7)馬なり
坂路 良 55.4-40.4-25.9-12.45 馬なり

この中間の時計
栗CW 稍重 65.0-50.8-38.0-12.5 (7)G前仕掛け
坂路 稍重 53.8-39.8-26.5-13.3 馬なり

動きは前走以上となっており、前走以上のパフォーマンスが期待できます。この面子ならある程度の位置で入って行けるか可能性が高く、内目を確保するのは難しくありません。