まとめ

過去ログ758 2018/3/2 11:30

★土曜日情報
チューリップ賞

シグナライズ
新馬戦の感じなら距離延長は問題無さそうで、出負けを克服してポジションを取って前目から進められれば面白い1頭です。
一週前のCWで見せたインパクトは大きく、ラスト3−1Fで40.3-11.4と極端に高いレベルでの加速度を見せていました。
こういうタイプの馬は侮れない面があり、新興勢力で狙うならこの馬が面白そうです。

★土曜日
チューリップ賞

リリーノーブル
今回のメンバー構成ならマウレアとの2番手争いになる1頭。
ゲートが上手くペースダウンができる馬で、緩い流れからしっかりと要所で加速ができてトップスピードに持って行けるのも強みですが、トップスピード持続が甘いため、前走の阪神JFではそこでラッキーライラックに見劣りました。
ここは前哨戦となるため、こちらが早めに仕上げていたら付け入るスキはありますが、前回のパターンで完敗しているだけに、ここでも簡単ではありません。
内枠を引いてラッキーとの間に2列以上の差があり、前走同様L2最速で仕掛けが遅い中で出し抜くぐらいの競馬ができれば逆転は可能ですが、普通の競馬をしてしまうと阪神JFの内容からラッキーライラックを撃破するのはむずかしいように思えます。
伸びしろという点で見ると阪神JFで待たされたマウレアの方が大きく、現時点では3番手評価までの1頭となります。

サヤカチャン
これまでは噛み合っていないレースが多く、この馬は機動力勝負というよりは、仕掛けを早めることで分散しながらトップスピードの質をできるだけ問われない競馬に持ち込む必要があります。
チューリップ賞はL2最速率が高くL3でそこまで上がらない傾向があるため、この傾向を崩すようなレースメイクが必要となってきます。
ペースは平均〜ややスローぐらいで問題ありませんが、L3で引き上げながら質勝負ではなく、トップスピード持続寄りに持ち込みたいところです。
今回の相手関係ではラッキーライラックが手強い相手ですが、マウレアもリリーノーブルも現時点でそこまでトップスピード持続力が高いタイプではなく、この2頭が外枠を引いたときにこちらが積極的な仕掛けで4角最速に持ち込みコーナー地点でロスを作らせることができれば浮上するチャンスはあります。
上手く早めの競馬に持ち込めれば枠の並び次第で3強の一角を崩すぐらいのチャンスはあります。

スカーレットカラー
素材は高いレベルにあり、雨が降って渋ってくれば面白い1頭。
トップスピードの質がどこまで高いレベルにあるのかは未知数で、血統からも切れるイメージはありません。
現時点では出し切って良さが出てきている感があり、ある程度動ける面も持っているので桜花賞よりはオークス向きの印象があり、マイルではゲートが甘くていいポジションを取れないため、L1のバテ差しでどこまでやれるかがポイントとなります。

★日曜日
弥生賞

サンリヴァル
全馬が力を出し切れるような競馬では最上位相手に厳しくなりますが、総合力、完成度という観点で見ると芙蓉Sで見せてきたギアチェンジの高さやホープフルSで見せたスピードの幅の広さというのは大きな武器となります。
弥生賞は傾向的に見てもスローからのL2最速戦というような競馬が多いため、そういうレースには噛み合いやすいタイプの馬と言えます。
素材的に高いレベルにあるダノンプレミアム、ワグネリアン、オブセッションが3頭ともギアチェンジ面で高いレベルにあるようなら難しくなりますが、ワグネリアンとオブセッションはエンジンがかかってからがいいタイプで、差し損ねた時にこの馬が出し抜く競馬で2,3着という可能性はあります。