まとめ

過去ログ778 2018/5/4 10:39

★日曜日
ケイアイノーテック
阪神マイルの2走、朝日杯と500万下勝ちの内容が良く、前走のNZTも2着に敗れはしましたが、展開的には中弛みで中途半端な仕掛けになった中でL1まで食らいつけたのは高く評価できます。
高いパフォーマンスをみせているときは高速馬場に偏っており、力の要る淀の馬場では良さが出ていないだけに、今の東京の馬場はこの馬向きと言えます。
要所での動き出しはそこまでではありませんが、トップスピード持続が一番の武器と言え、トップスピードの質はかなり高いレベルにある1頭と言えます。

ケイアイノーテック
マイルは少し短い印象があり、前半のスピードが高いレベルで問われる府中では、ゲート、二の脚という点でも中団から後方になって届かないパターンになりそうな1頭でs。
アタマでは狙い狙いづらく、3着圏内候補の1頭と言えます。

ケイアイノーテック
朝日杯FSは印象的な末脚を繰り出してきての4着。
その前のデイリー杯はイマイチでしたが、ステルヴィオと見劣らない最後の差し込みは結構インパクトがありました。
L1ではトップスピードの持続力を引き出しており、ステルヴィオには見劣りましたがタワーオブロンドンとの差は決定的に詰めてきていました。
このレースは上位2頭が抜けており、タワーオブロンドンとの比較なら十分互角以上にやれる1頭と言えます。

ケイアイノーテック
前哨戦のニュージーランドトロフィーでも2着とマイル路線で上位であることを証明し、朝日杯上位組が結果を出している事からも、ここで中心レベルの馬と言えます。

ケイアイノーテック
前走のニュージーランドT2着馬。
ペースは平均でしたが風の影響もあり、コーナーで緩んで直線後半のL1最速戦となっていました。
コーナーで取り付く形が理想なだけに、その点では良い競馬になっており、見た目は大外一気のカツジのインパクトが強いレースでしたが、レースの流れで考えるとカツジよりも前で展開したこちらのL1の踏ん張りの方が評価できます。

★日曜日
ダノンスマッシュ
タワーオブロンドンを中心とした場合、朝日杯の内容なら展開次第で逆転可能な1頭と言えます。
アーリントンカップは苦しい競馬となりましたが、うまく内枠から好位の内を確保できればチャンスは出てきます。
ファルコンSでは1400mの平均ペースで脚を引き出せなかったことからもマイルがベストと言え、ここは巻き返す可能性が高い1頭です。

ダノンスマッシュ
パクスアメリカーナとの比較でみると、パクスアメリカーナがアーリントンCではちょうどいい位置で進められたのに対してこちらは前半で脚を使い過ぎてしまい、それが中弛みでほとんど差のない位置になってしまう要因となりました。
ファルコンSは適性面で完敗してしまいましたが、朝日杯とアーリントンCの内容で、朝日杯組が上位という評価だけに、マイル戦で浮上してくる1頭と言えます。

ダノンスマッシュ
トップスピード持続力はタワーオブロンドンやケイアイに見劣り、絶対量で見劣る以上は内、前で競馬をしないと厳しそうな1頭。
ハイペースでは苦戦必至ですが、平均ペースの流れで好位の内で立ち回れれば、良い脚を使えるだけに、枠順と流れで浮上する余地のある1頭です。

ダノンスマッシュ
前走は徐々に押し上げながら前半の34.5の地点で2列目まで押し上げていく形となりましたが、3角以降でペースが落ちたことで3〜4角で凝縮していく中で2列目の外で我慢を強いられました。
4角でペースが上がる中で外を回して直線に入り、直線序盤で追い出されてからしぶとく伸びて2列目まで食らいつくも、最後は外差しに屈して5着。
アーリントンカップではかみ合わないパターンとなっただけに、好位の内を確保して内を立ち回れればこのメンバーなら圏内に食い込める可能性はあります。

★土曜日
タニノフランケル
決め手では足りない馬で、低レベルのアイビーSでは前を交わすことはできず、水仙賞でも速い脚をそれなりに使えていましたがL1では甘くなっていました。
前走の500万下で強かったのは相手もあるとは思うが、重馬場でペースをコントロールしてL2最速まで持ち込めた事が大きく、逃げて前で仕掛けを最大限に待てたことが勝因です。
若葉Sのパフォーマンスを考えるとダブルシャープやロードアクシスには見劣ります。

タニノフランケル
前走は重馬場で時計も掛かっており、同日の準OP難波S(稍重に回復)が1800m戦で1:47.5で46.8-48.3と流れてのもので、1.8のかなりのスローで11.5が最速ならラップ的にはそこそこ速い流れでした。
最後は余裕をもって流しての圧勝となり力の要る馬場だったとは言え、厳しい流れでの良さが出ました。
今の段階では決め手勝負では分が悪くなりますが、若葉Sと前走の感じなら距離延長自体はプラスに働く可能性は高い1頭です。

グローリーヴェイズ
ここ2走で見せているゲート難はネックで、ここ2走は3角までにポジションを取れたので勝負できましたが、今回もスタートがカギになりそうです。
高速馬場でのトップスピード戦となったこうやまき賞でも速度的には問題なく、L1も脚を使ってきたのでトップスピード持続はカフジ比較でやれているのは収穫ですが、ポテンシャル面、スピード、ゲートとクリアすべき課題が多い1頭です。

グローリーヴェイズ
前走のきさらぎ賞は良馬場でも準OP1200m戦で1:09.4というところからタフな馬場状態でした。
かなりのスローからの2F戦となり、カツジを撃破してラセットも寄せ付けておらず、馬場を考えるとこの流れでL1を11.7という中で差を詰めてきたという点で怖さはある1頭です。