まとめ

過去ログ786 2018/6/23 10:20

★日曜日
1nin
サトノダイヤモンド
能力は非凡で宝塚記念でも軽視はしづらい存在の1頭。
この馬は有馬記念でも見せたようにポテンシャルの高さは現役ナンバー1で、古馬になってからはポテンシャルを大きく問われるレースが無かったので能力を発揮しきれていませんが、多少ペースが速くてもクリアしてくる可能性はあります。
近走の内容からは扱いは難しい1頭ですが、良いころに戻っていればここはアッサリ勝ってもおかしくない1頭です。
アルバート
前半のスピード面で不安がある馬で、スローになれば出し切りやすい宝塚記念だけに、スローで流れた場合に立ち回り次第でチャンスが生じます。
阪神2200m戦なら高速馬場の方が合っており、高速馬場でスローで展開し、内目からうまく立ち回って来れる条件が揃えばバテ差しの一発のチャンスが生じます。

ダンビュライト
タフな流れの方が良いタイプの馬で、今回の条件では面白い1頭。
超スローの流れで前目で勝負したとしてもトップスピードの質と持続力は並みのレベルのため、皐月賞やAJCCのようにうまく全体の流れを速めて持って行く必要があります。
前半のスピードを活かして各馬の脚を削ぎ、タフな馬場でのポテンシャル戦に持ち込めばチャンスが大きくなる1頭です。

パフォーマプロミス
ステイゴールド産駒が強い宝塚記念で、今年はメンバー中唯一のステイゴールド産駒となる同馬。
長距離路線でのロングスパート気味からの直線もう一段の加速で分散された中でL1まで渋太く脚を使える点は大きな武器で、前走の目黒記念はノーブルマーズやウインテンダネスは最内をぴったり立ち回っていた点、こちらは一つ外だった点を考えると強い内容の3着と言えます。
前走で高速馬場に目途を立ててき点は大きな材料ですが、重い馬場の2200m戦でペースが上がった時にポジションが取れるかどうかが大きな焦点となります。

サトノクラウン
昨年の宝塚記念はスローからのロングスパート戦でポテンシャルが問われた中で強い競馬を見せての1着。
最後までばてずに伸びてきたように、トップスピードの質を要求されずに11秒半ば〜後半を連続するようなポテンシャル戦でこそ良さが出るタイプと言えます。
この馬は加速性能が非常に低いため、早い段階で流れて要所で加速をする必要のないポテンシャル戦では強いパフォーマンスを見せており、そういった展開になりやすい宝塚記念向きの1頭と言えます。

Win
ゼーヴィント
2200m戦なら追走スピードで苦労する不安は無く、昨年のAJCCでは平均で流れた中で長く脚を使えたのでスピードの幅は広いタイプと言えます。
ポテンシャル勝負でタンタアレグリア相手に結構強い競馬をしており、最後は内をスクわれましたが中身の濃い2着となりました。
2走前の日経賞は良さ微差で太目残りの状態で6着。
前走は前半にモタついてしまい、後方からの競馬となりラチ沿いを進めましたが、直線はインを狙うも開きかけたところで挟まってしまい、立ち上がり掛ける大きな不利を受けました。勢いがあっただけに、致命傷ともいえる不利、まともならもっと際どい結果となっていました。
「G1を獲れる素質がある馬」と陣営が評価している馬だけに、近2走の敗戦で妙味が生じる今回は究極の伏兵馬となります。
鞍上もGIで阪神内回りなら詰まってしまう戸崎騎手に比べて積極的に立ち回れる池添に騎手替わるのも好材料です。

アルバート
この馬の持ち味はポテンシャルの高さにあり、この馬がトップスピード持続戦でも強いのはアルゼンチン共和国杯2着時とダイヤモンドS勝ちで示しています。
この馬が見せた高いパフォーマンスはどれもゆったり入って後半勝負に特化しているときに限定されており、そのような流れなら多少外を回しても問題ありません。
しかし前半から流れてしまうと持ち味である後半の末脚は引き出せないタイプだけに、前半がスローで流れる展開で浮上する1頭と言えます。

★土曜日
土曜日 函館3
7サクラユニヴァース
自在性のある脚質で距離にも融通が利き、ここまでの3戦は(2)(2)(3)着。
前走は1角でごちゃつき、3角付近で中団から抑え切れないくらいの手応えで上がって行って直線入り口では先頭に立ち、ゴール前で後続の決め手には屈しましたが、最後まで長く脚を使ってクビ+クビ差。
「1角でリズムが崩れてしまってそれをずっと引きずって不本意なレースになってしまいました。それでも差の無い競馬をしていますし地力は上位です」と丸山騎手。
中間の動きは力強く、引き続き気配は良好で好勝負が期待できる1頭です。

★日曜日
日曜日 阪神8レース
シャドウブリランテ
骨折明けだった前走が危なげない勝利で、能力的にはもっと上を目指せる素材の1頭。
前走は久々の競馬で出遅れてしまい、ポジションを取りに行った1角過ぎにはハミを噛んでいましたが、それでも最後は3着馬の内を突いてスパッと差し切りました。
この馬は叩き良化型で今回は更に能力を発揮できる1戦となり、勝って同条件となるだけに前走以上に楽勝できそうな1頭です。