まとめ

過去ログ823 2019/5/17 6:47

★注目馬
土曜日
新潟8レース
アポロプリンセス今回がベスト条件で勝ち負け必至の1頭。この馬はスピード持続力型のカネヒキリ産駒で、未勝利時代も新潟コースに変わって一気にパフォーマンスを上げて7馬身差の圧勝を決めました。時計のかかりやすい新潟ダート1800mで後続を突き放して圧勝した内容を見ても500万で通用可能の馬と言え、この馬はかなりの新潟巧者の可能性があります。500万昇級後は決め手に欠ける内容で低迷していましたが、2走前に渋太さを活かす内容で3着に好走し、久々にベスト条件で挑んだ前走の新潟戦でしたが、1枠1番でポジションを取りきれず、スローペースで上がりのかからない展開をインで動けない形になって完全に脚を余した格好での5着。前走で先着されたショウナンマシェリには逆転可能で、今回は外枠から早め早めに仕掛けて持久力を活かせれば前走とは一変のパフォーマンスが期待できます。

土曜日
新潟11レース
ビリーバーwin昨夏の白河特別から当クラスBADGADBB着と安定していますが、直線で鋭く伸びてくるものの、どうにも包まれる場面が目立っていました。今回は白河特別以来の福島戦で、初勝利も当舞台だっただけにひと押しが期待できる1頭です。昨夏の白川特別では先団の外をなだめながら追走し、抑えきれない手応えで4角で先頭に立ち、直線はさらに馬場の良い外に出して粘りこみを図りましたが、勝ち馬に競り負けるとゴール前で2着馬にも差されての3着となりました。追い不足気味だった2走前の中山戦では馬場の悪い内を嫌って外を回してのコンマ1秒差3着、ひと叩きして上積みが大きかった前走は直線では最後まで前が開かずに上位2頭に包まれたまま追えない競馬で3着。この馬はよく不利を受けており、3走前の中山戦でも直線で進路が出来ずに時間が掛かっており、開いてから反応して伸びてきて2着になりそうな勢いでの5着でした。近4走は中山戦で2,5,3,3着ですが、4走前の2着時には内を狙って開いたスペースをスパッと抜け出してアワヤのシーンを作った事で大野騎手がこの馬のイン突きに拘っているように思えます。今回は杉原騎手に乗り替わり、不利を受けないような騎乗なら力上位の1頭だけに条件替わりで勝ち切れそうな1頭と言えます。

土曜日
東京2レース
ホームチーム馬っぷりが目立ち、デビュー前の稽古では格上古馬よりも動いていたものの、アタマが高くて腹回りがボテッとした造りで力がついていない初戦はどうかと思っていた1頭。実戦ではスタートで寄られる不利を受けて序盤は砂を被って嫌気を出してしまい、道中はなかなか進んで行きませんでしたが直線は外から伸びて既走馬相手に能力を示しての6着。大トビで走るタイプだけに中山コースよりも向正面が長い東京コースの方がレースしやすいタイプと言え今回は大きな上積みが期待できる1頭です。

土曜日
東京3レース
タマモキャペリンG1c3走前のダートスタート東京1300m戦でポンとゲートを出て好位につけるのが早く、この舞台で面白い1頭。結果的に脚抜きの良いダートで前が止まらずに4着となりましたが、パサパサのダートとなる今回は当時よりもパフォーマンスが上がってきそうです。前走はゲートで躓くような感じのスタートになってしまいましたが、後ろからの競馬で結果的に12.6 - 11.2 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 13.1のラップ推移で外からしぶとく最後まで目立す脚を使っての5着。器用さに欠けるタイプだけに広い東京コースでこその馬で、今回は適性的にベストと言える良馬場の東京1300m戦でこれまでで一番のパフォーマンスが期待できます。

土曜日
東京6レース
ヒミノブルーデビュー当時からほぼ全てのレースで最速上がりを出してきた馬で、レースを使うごとに末脚の破壊力を増しています。昇級してからの2戦を見ても、2走前はハヤヤッコと少差の3着に健闘しており、前走は緩い流れで完全に脚を余しての内容。先行した馬も今回と比べ物にならないくらいに強かっただけに、今回のメンバーならスローペースでも上がり36秒台後半が出せればあっさり突き抜けておかしくないぐらいの相手と言えます。スタートが上手い福永騎手もプラス材料で、少頭数のここは早目の競馬で頭から狙える1頭と言えます。

G1Cプレステッツァここも面白い存在の馬で、前走の初ダート戦は圧勝の割に最後まで追われていましたが、それでも年末で時計が掛かっていた状況で平均の流れから13.6 - 12.9 - 12.5 - 13.1 - 12.9 - 12.9とコントロールしてL4最速の流れで後続を10馬身ほど突き放してからラストを落とさず12.9でまとめてきたのはかなり立派な内容と言えます。最後まで底を見せなかったのは大きな材料で、28日は例年に近い馬場状態で準OPの立志Sでも1:53.2と少し掛かっていました。この状況で1:55.5を出して余力があったのならここでも通用しておかしくない1頭です。

★注目馬
ドゥオーモ(古500万)
1年近い休み明けだった前走はブランクがあり体には余裕が残っていましたが、返し馬の姿勢が凄く良くなっていました。
レースでは若干テンションが上がってしまい、ソロっと行かせて後方からの競馬となり、道中は折り合い重視で進めて4角手前からジワッと差を詰めて勝ちパターンの競馬となりましたが直線は勝ち馬との追い比べで伸び負けしての2着。
結果はクビ差の2着でしたが力は十分に示した内容と言え、叩き2走目で確勝級の1頭と言えます。

日曜日
新潟11レース
アーデルワイゼ
「右回りでは走りが小さくなってしまいますが左回りではしっかりとハミを取って走ってくれます」と池添師。
距離も1800メートルがベターの馬で、直線も平坦の方が良いタイプ。
3走前の中京戦では距離が少し長い2000m戦で3着となり、2走前の京都戦は参考外の右回り戦でタフな馬場となり全く力を出せない競馬で6着。
前走は左回りの中京戦となりましたが出していくも進んで行かずに忙しい競馬となり、4角で促されるも相手との差を詰められずにここで厳しくなってしまい6着。
今回は4走前に500万下を勝った新潟1800mの舞台となり、左回りの平坦1800m戦というこの馬にとってベストの条件となります。

スリーカナロアー(3歳未)
新馬戦では緩さのある中での競馬となり、コーナリングもぎこちなく抜け出してからも少しブレて若さを見せる内容で4着。
その後、休養に入って9か月ぶりの競馬となった2走前はテンに出して行った分だけ伸びそうで伸びきれず、直線に向いた時ももったままでしたが追い出されても前との差が詰まらずに最後は振り切られての2着となりました。
叩き2戦目の前走はクビ差の2着。
まだコーナーを逆手前で走っていましたが3着以下には3馬身以上の差をつけており、相手が悪かった1戦と言えます。
4角で勝ち馬に並ばれる想定外の展開となりましたが、直線では差し返す渋太さを見せておりスムーズならアッサリ勝てそうな1頭です。

日曜日
京都9レース
マスターコード
2走前の小倉戦は2600mコースでスタートしてすぐにコーナーだけに、外枠だった分出して行けずに序盤で位置を取れずに後ろからの競馬になりまいたが4角で先頭まで追い上げて直線は内の勝ち馬との追い比べに持ち込んでの2着(勝ち馬はその後1600万AB着)。
斤量差と枠順の差、勝負どころでの内外の差を考えると勝ちに等しい内容の競馬をしており、前走時は3コーナーで包まれてしまいスムーズに動けず、位置取りが悪くなってしまいましたが盛り返して最後は0秒3差。
コースを問わずに不利が合っても堅実に走れており、ここも上位評価の1頭となります。

ドンアルゴス
新馬戦を勝った後は3戦連続3着となり、500万下を勝った後は2戦連続で2着と安定している同馬。
スタートが不安定な面と、前半に掛かってしまうために最後は甘くなっていますが、前走は距離短縮で挑んで最後方からの競馬で渋太く脚を伸ばして接戦の2着争いを制しての2着となりました。
今回は再度2400m戦となり、折り合い面の課題が生じるだけに、ここも2〜3着に取りこぼしそうな1頭と言えます。

チャロネグロ
加速に時間が掛かるタイプの馬で、外をノビノビ走れるならパフォーマンスを高められる1頭。
休み明けの前走は返し馬の歩様が硬く、外にヨレ気味に出て最後尾からの競馬となり前半は動きが硬くて追走に忙しさがありましたが最後は良い脚を使っての2着となりました。
2走は外を回らずに馬ゴミの中に入れて直線に入る競馬で脚を余す格好で4着となり参考外の1戦です。
叩き2戦目で硬さも解消されてくる今回は更にパフォーマンスを上げそうな1頭です。

★注目馬
日曜日
東京12レース
ドリュウ
昇級緒戦の前走は後方馬群で脚をタメる競馬となり、直線で外に持ち出したところで前が詰まってしまう不利があり、そこから内に戻ると狭いところをこじ開けるようにして伸びての4着。
2走前の1000万下勝ちは休み明けで外を回るロスが大きい競馬で着差以上に強い競馬をしており、前走の内容を見ても準OPでも即通用の競馬をしていました。
中8週を叩いてスムーズなら更にパフォーマンスが上がってきそうな1頭と言え、ここは勝ち負け濃厚の1頭です。

1ninハルクンノテソーロ
東京のこの条件を含めて左回りで2勝を挙げており、青竜S、ユニコーンSで2着して、準オープンに再昇級して連続2着。
2走前は連闘で挑んで楽に2着を確保し、前走時は中山開催をパスして得意の東京1400m戦に照準を合わせてきましたが、前にいた勝ち馬を追いかけるも差が詰まらずに置かれてしまう格好での2着。
以前は時計の掛かるダートで好走していた同馬ですが、2走前は締まったダートでも対応できており、今回も得意条件で勝ち負け必死の1頭と言えます。

グロワールシチーwin
3走前の1000万下戦が面白いレースで、逃げ馬が3角で急激に下がってきたことで2列目外から番手外に上がる格好となりましたが、急激なペースアップで仕掛けが早い競馬となり、3角の下りで勢いをつけながら4角付近でかなり速いラップを踏んでいてここで一つ外を回す形になった分だけL1で甘くなってしまい3着。
2走前の中京1400m戦は平均ペースから12.2 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 12.2とL2最速で一気に加速して好位外から抜け出してそのまま押し切る好内容。
休み明けとなった前走は初の東京コーでも立ち回りの上手さを見せて3着となり、これまでの感じからもこの馬は要所でスッと加速するのが武器と言え、好位の外ぐらいから加速性能を活かせれば面白い1頭です。

土曜日
東京10レース
ヘリファルテ
今回の2400メートルは@@@A着と安定している馬で、スタートがそれほど速くないだけに、ゆったり走れるこの距離が合っているようです。
2走前の2000m戦では直線で伸びそうな感じがありながらも最後は弾けず7着に崩れ、2400m戦の前走は久々の競馬で最終追切でも最後は追わないまま余裕を残したデキで挑んでの2着となりました。
今回は前走時とは違って意欲的に追われており、このクラスでは1枚違う本来の決め手を見せられそうな1頭です。

土曜日東京
キングリッド(東京・古500万)
前走はスタート直後で躓き、ダッシュを利かせて好位のポケットを確保するもスローで流れて直線ではなかなか進路が開かずに待たされるロスがあり、ラスト200mでようやく進路が出きましたがヨーイドンの瞬発力勝負となり自身は脚を使っているものの、各馬とも上がり33秒台の脚で伸びているだけに、上位3頭との差が詰まらずに4着となりました。
前走の敗因は明確で力負けではないだけに今回は巻き返し濃厚の1頭です。

土曜日
トランスナショナル(東京・3歳未勝利)
新馬戦でクビ差の相手がランフォザローゼス(重賞2着2回)で、3着に下した相手が既に2勝のサトノジェネシス。
新馬戦の後は休養に入り、休み明け初戦はスローで流れて前の馬がバテずに前が開かず、4角で外を追い上げられて包まれる競馬で直線でも前が開かずに参考外の5着。
叩き2戦目の2走前は早めの競馬を行うも「ボコボコした馬場が影響しました」との事で2着。
そして前走は前の馬がフラフラして馬込みを捌くのに手間取り、馬群を突いた分、包まれてしまい、外から来た決め手のある馬にやられる格好の3着となりました。
休み明けの3戦は力を出し切れていないだけに、スムーズならアッサリ勝てそうな1頭と言えます。