まとめ

過去ログ825 2019/5/17 7:10

★注目馬
G1クロノジェネシス3走前のアイビーSは要所で動き出しが問われましたが、内か外かでコスモが外に行きそうだったので内を狙うも失敗してしまい、ワンテンポ置かれて加速地点で外に出しての追い出し開始となりました。L2の最速地点までにこの入り方だと難しくなるはずですが、それでもここで一気に切れ味を発揮して馬の性能が高さに助けられた勝利となりました。L2の地点で3馬身半ぐらいあった差を外に出してから1馬身弱まで詰めており、自身推定10.7秒ぐらいのトップスピードの質の高さを見せてきました。ラストも11.0秒でまとめており、トップスピード戦として相当性能が高い面を見せました。北村騎手はとにかく距離ロスの無い進路を狙うタイプの騎手で、壁があっても空くのを待って踏み遅れることも多く見られます。この馬はそういった場合でもそれを補えるほどのギアチェンジ力を持っているので北村騎手のミスが目立たず、そういう意味では『ジョッキーに合っている馬』と言えます。2走前の阪神JFでは出遅れてて外を回したために最速地点の4角でロスが多くなってしまい、押し上げながら一つ外を回す競馬で最後まで脚を維持してきた点はかなり大きな材料と言えます。まともに競馬をすれば世代トップレベルの1頭で、トップスピードの質とすぐに動けるギアチェンジ能力は最大の武器で、阪神JFは出遅れて早めに外から脚を使わざるを得なかった分だけこの馬の良さが削がれましたが、それでも同世代の強敵相手に2着に好走しており、しっかりと流れに乗って進められればここも勝ち負け必死の1頭と言えます。-----------G1Cクロノジェネシス前走のアイビーSでは器用さを全面的に活かしての勝利となり、鞍上が迷っても楽々反応してしまう機動力の高さを見せました。直線に入った段階で進路を決めてない、スピードに乗せていく過程で上手く作れていないというのは普通の馬では動き出しの遅さに直結してしまいますが、この馬はそれを感じさせませんでした。一気に直線で加速出来たギアチェンジの性能の高さは強力な武器で、L1まで落とさなかったトップスピードの持続力も高いレベルにあります。グランアレグリアがここに使ってきていた場合でもスローの決め手勝負なら互角以上に戦えるパフォーマンスを示している1頭と言えます。--------------winクロノジェネシス前走のアイビーSはL3に入ってくる段階で4馬身の差があり、これをL3の段階では進路も決め切れずに差を詰められず、L2で11.0まで前が加速する流れの中で外に誘導してからこの地点だけで1馬身差まで詰めており、L2の入りで3馬身あった差を2馬身は詰めていることを考えれば10.7秒の脚を使ってきている計算となります。L1では11.1秒を1馬身差で差し切っていたため、11.0秒を切るレベルで相当切れる脚をL1まで維持してきました。前が離れていて上がりの差がつきにくいレースでしたが、上位勢と比較しても明確に違いを見せててきた点はかなりのパフォーマンスで、トップスピードの質の高さ、ギアチェンジ性能の高さはここでは一枚上の評価となります。---------------kkkmaクロノジェネシス世代最強クラスの1頭で、ペースが上がった前走の阪神JFでは出遅れ最後方からになったとはいえ、初めて前後半フラットな展開を経験しての2着。出遅れて4角では外々を追走するロスが有馬がらも最後まで脚を維持してきたトップスピードの持続力はトップレベルの相手でも戦えることを証明しました。前走の競馬ができるならただのスロー専用機ではなく、スローならトップスピードの質で世代で最強といってもいいレベルのものを示していますが、持続力もダノンファンタジー相手に外から動いて最後まで迫った事からトップクラスのレベルにあると言えます。この馬は緩い流れから踏み遅れても動ける高いギアチェンジ能力を持っており、後半3要素は全てトップクラスと言え、トップスピードの質はその中でも一枚上の存在と言えます。ゲートが不安定というのはありますが、しっかりと出て中団で競馬ができれば問題なく、。クイーンCは差し込みが利きにくいレース傾向でクロノジェネシスにとってはあまりいい舞台ではありませんが、まともに出れば新馬・アイビーSはある程度ポジションを取ってきただけに、好位〜中団ぐらいからの競馬なら確勝級の1頭と言えます

★注目馬
。-----------1ninダノンファンタジーマイルの距離に関して問題無いのは前走の阪神JFで証明済で、未勝利勝ちは馬なりで2馬身差の圧勝を決めており、この馬はまだトップスピード持続で底を見せていない点が大きな魅力です。2走前のファンタジーSは力のいる馬場でエンジンがかかってからの良さとトップスピードを引き出せており、直線は外から捩じ伏せるようにして差し切る圧巻の競馬となりました。ファンタジーSのペースはかなりのスローでしたが、11.8 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 11.4とL2最速戦で中団外目からしっかりと勢いに乗って直線序盤で勝負を決める脚色の違いを見せており、最後は流す余裕を見せましたが3着のジュランビルが万両賞で強い勝ち方をしていた点も評価できます。新馬戦では当時最強2歳牝馬だったグランアレグリア相手に最後まで伸びて抵抗しており、3F勝負ながらL1まで落ちない中でしっかりと最後まで食らいついた点も評価できます。前走の阪神JFではクロノジェネシスのブロックを掻い潜って馬体を併せての激しい追い比べを制しており、「桜花賞でもチャンスがある馬」と陣営の期待が大きい1頭となります。G1ダノンファンタジー2走前の阪神JFはこちらも後ろからだったとはいえ、クロノジェネシスが出遅れるという恵まれた面もあり、前走のチューリップ賞はあまりメンバーレベルが高くなかっただけに完勝しましたが大きな評価はできません。今回は別路線組がかなり手強く、新馬で負けたグランアレグリア、トップスピードの質は非凡なクロノジェネシスの2頭との勝負付けはまだ済んでいません。ただ、ダノンファンタジーは明確な弱点が無く、パフォーマンスを徐々に上げている点は前述2頭に対してはアドバンテージと言えます。グランアレグリアは朝日杯が内容的にイマイチで、クロノジェネシスはクイーンCで叩き台とはいえビーチサンバにクビ差まで食らいつかれていました。ダノンファンタジーの成長は他馬よりも大きい印象があり、ゲートも安定して出るようになってきているだけに馬券的には外せない存在と言えます。-------------blastダノンファンタジー2走前の阪神JFのペースは平均で中盤12秒台には入っているように少し緩みがあり、そこからのL3最速で仕掛けが早かったパターンと言えます。阪神JFはL3最速11.0でトップスピード持続力と前半のスピード面が問われた1戦で、3角で前がペースダウンして少しずつ馬群が凝縮していく過程で後方外目から我慢させて4角で外からクロノジェネシスが上がってきたタイミングで仕掛け、クロノジェネシスとともに直線に入ると外から食らいつくクロノを競り落として半馬身差の勝利となりました。前走のチューリップ賞では直線序盤で外に出す形となり、ノーブルスコアを捕えて外からくるシゲルピンクダイヤの追撃を凌いでの勝利となり、ここまで盤石のレース内容で連勝しており、ここではスキの無い1頭と言えます。

★注目馬
121ダノンファンタジーデビュー戦でグランアレグリアと対戦した時のパフォーマンスが重賞級で、その時の時計はアルテミスステークスで3着と同等の時計でした。2戦目は1400mのファンタジーステークスに使われましたが、ファンタジーステークスでしっかりとマイル仕様の溜めて末脚を伸ばす競馬を実行しており、血統的にも母父グレイソヴリン系で淀みない流れのマイル戦に対する適性の高さを見せて阪神JFを制しました。前走のチューリップ賞では1番枠から好発を切ってある程度促しつつ、逃げを窺わせてから控えて2列目のポケットにという競馬。少しだけ掛かり気味になっていましたが、落ち着かせて前にスペースを置き、3〜4角でもジッと我慢させてメイショウが外から上がって行った中でその後ろに誘導しながら直線に入ると、直線序盤で外に出す形で先に抜け出したノーブルスコアをL1で捕えて外からくるシゲルピンクダイヤの追撃を問題としない完勝となりました。これまでのレースでは不安材料を払拭してきており、同世代のマイル戦では頭一つ抜けた存在と言えます。--------------winダノンファンタジーマイルの距離に関してはこれまでの実績からも問題無い馬で、未勝利勝ちは馬なりで2馬身差の圧勝を決めており、グランアレグリアが不在だったとは言え、ハイレベルの阪神JFを制しており、この馬はまだトップスピード持続力で底を見せていない点が大きな魅力です。ファンタジーSでは力のいる馬場でエンジンがかかってからの良さとトップスピードを引き出せており、直線は外から捩じ伏せるようにして差し切る圧巻の競馬となりました。この時のペースはかなりのスローでしたが11.8 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 11.4とL2最速戦で中団外目からしっかりと勢いに乗って直線序盤で勝負を決める脚色の違いを見せており、最後は流す余裕を見せましたが3着のジュランビルが万両賞で強い勝ち方をしていた点も評価できます。新馬戦では現時点での最強2歳牝馬のグランアレグリア相手に最後まで伸びて抵抗しており、3F勝負ながらL1まで落ちない中でしっかりと最後まで食らいついた点も評価できます。これまでは10秒台のラップを踏めていませんが、今の阪神の馬場で流れた場合には10秒台のラップまで問われる可能性は低いだけに、その流れでトップスピード持続力引き出せればこの馬が最有力と言えます。-------------11netダノンファンタジー新馬戦の後半4ハロンは12.1-1.3-11.1-11.2という高速持続型ラップグランアレグリアの2着。グランアレグリアは次週の朝日杯に出走予定ですが、現時点での2歳牝馬ナンバーワンの馬と言え、グランアレグリア不在のメンバーなら能力上位の1頭と言えます。前走のファンタジーSは前半がスローで流れたわりに、後半4ハロンが平凡ペース戦と言う中で勝ち切っており、前走は400m戦に使われましたが「1600mのイメージをもってゆっくりとレースをさせました。初めて強く追い出した事もあって動き出しに鈍さはありましたが、動き出してからは期待通りの脚を使ってくれました。」との事で文句無しの快勝。阪神芝1600mという舞台や淀みなく流れそうな展開を考えても、絶好枠を引いたディープインパクト産駒のこの馬も上位の1頭となります。-----------G1Cダノンファンタジー阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬。過去のチューリップ賞のレース結果を見ても阪神ジュベナイルフィリーズを勝利した馬が圧倒しています。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ2着のクロノジェネシス は次走でクイーンカップ1着となっており、3着馬ビーチサンバは次走でクイーンカップ2着と、2、3着馬が次走で圧巻のパフォーマンスを見せています。優先出走権3枠のうちの1つがダノンファンタジー確定と言えるだけに、ここを避けた陣営が多くなってしまい、今年はダノンファンタジー以外の馬はかなりレベルの低いメンバー構成となりました。阪神JFは2?3着馬がクイーンカップでワンツーしたようにかなりのハイレベル戦で、今回のチューリップ賞はクイーンカップよりもメンバーレベルが低いだけにここは確勝級の1頭と言えます。未勝利勝ちは馬なりで2馬身差の圧勝を決めており、この馬はまだトップスピード持続で底を見せていない点が大きな魅力です。2走前のファンタジーSは力のいる馬場でエンジンがかかってからの良さとトップスピードを引き出せており、直線は外から捩じ伏せるようにして差し切る圧巻の競馬となりました。ファンタジーSのペースはかなりのスローでしたが、11.8 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 11.4とL2最速戦で中団外目からしっかりと勢いに乗って直線序盤で勝負を決める脚色の違いを見せており、最後は流す余裕を見せましたが3着のジュランビルが万両賞で強い勝ち方をしていた点も評価できます。前走の阪神JFは最後方からの追い込み競馬となりましたが、テン乗りだったC.デムーロ騎手がかなり下げて乗った感じがあり、主戦の川田騎手に戻る今回はそこまで後ろからの競馬になるとは思えません