まとめ
過去ログ500
2015/7/23 18:30
★日曜日
函館6レース
クイーンズターフ
データ
前走は高速馬場で少頭数の超スローで上がり3F勝負。道中は3列目の内から進め、行きたがるのをなだめて3〜4コーナーでは外からジワジワ間合いを詰めてきて直線入り口では持ったままの手応えで勝ち馬の後ろに進路をとりましたが、最後5頭がまとまって叩き合いとなり半馬身差の2着。2走前のクイーンカップは内枠3頭が序盤から争って外からも競る形になり、コーナーに進入してもペースが落ちず、クイーンCにしては速い流れとなりました。直線半ばでやっと横一線となり、脚を溜めていた差し馬が坂上で徐々に追い付き始め、ゴール前でやっと追い込み馬が間に合う展開。上位9頭まで0.4秒差の接戦で同馬は8着。これは過去10年のクイーンCで一番速いタイムとなり、比較的厳しい流れでここまでタフな流れになると、牝馬限定戦ではさすがに差し追い込み馬が有利となりました。同馬は4コーナーで外から被せられてしまい、リズムを崩してしまいましたが、そこがスムーズならもっと際どかった内容です。
雨降り馬場で脚抜き良い状況。大外枠のサードグラッドが先手を主張し、ほぼ3歳勢が先団を固めそうだったが、出遅れてたブレーヴマンとモンサンアルビレオが一気に向正面で捲って隊列が突然入れ替わる。当然先手を奪い返してからは唐突にペースアップ、ロングスパート勝負に近いバテ合いに。外枠有力馬が4角で固まって直線に向き、ブレーヴマンは脚色怪しいながらも叩き合い5頭相手に凌ぎ切った格好。時計はそれほど速くはない。3歳馬同士の決着。
ヴィータアレグリア
断然人気のスマートがハナを奪う形も、テンから絡まれてハイペースに。結果的に差し馬に流れが向いたが、勝ったミキノは終始手応えも良く運べており、終いの反応もしっかり。
乾いた馬場で内有利状況。最初のスタンド前でキャンバスが先手を確定させ、息を入れながら先導。向正面で捲ってくる馬がいたが、隊列が急変するほどではなく、好位組はそれを制しつつ大崩れせずに直線へ。捲ったタマモネイヴィー含めた前4頭が後続を大きく引き離し始め、4頭の叩き合いから逃げたキャンバスがもうひと伸びして完封。2着争いは降級馬のティーポイズンが凌ぎ切った。上位は好タイムだが走破力のないメンバーが多かったようで、離された組は情状酌量の余地なし。
雨が強まり濃霧が出る。脚抜き良い馬場で上がり脚必須。先ほどの6Rとは一転して前半非常に速い争いとなり、5頭以上がずっと雁行で息の入りにくい流れ。直線に向いて先団と後続とで差が開いていたが、最後まで脚色衰えず上がりをまとめられた先行馬はおらず、出遅れてた分一つ後ろから進めていたヘヴンズチョイスに流れが向いた。しかし走破タイムも良く上がり脚も上々、内容は褒められる。ずっと前で主張して直線バテた馬は見直す余地あり。
バイレ
データ
前走は初ダート戦で2着となりましたが、楽に2番手を奪うとリズム良く追走して1ハロン標で先頭に立って押切を狙うもゴール前で差されての2着。このレースは前日の雨の影響が残って脚抜きは良いものの、重くて時計が掛かる馬場状態でした。スローの直線勝負でしたが、上がりも平凡でレベルの低い1戦だけに大きく評価はできません。
不良持久戦。勝ったパイレが終始楽な手応えで運び、危なげのない快勝。それでも馬場を考慮すれば時計は速くなく、相手に恵まれた感はある。
★日曜日
函館3レース
モーグリ
脚抜き良い稍重。先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す。番手以下の馬がむしろ先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走苦労。逃げ馬は直線遊び遊びながらも後続を引き離し、全馬脚色一杯のバテ合いになって着差が開いた。勝ち馬は馬場なりの好タイム。2番手ノーブルクリスタルは手応え絶好だったのに弾けられず、立ち回りの差で浮上。
ローレルウラノス
データ
4走前は最初に複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げ、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなっていました。コーナーで緩みはしましたが、後続が追い上げ4コーナーで5頭雁行、直線横一線からの決め脚勝負となり先手争いした組が直線で壁になってしまいほとんど後退し、後方で待っていた組が直線坂上で逆転する格好。ここではハナ差の2着となり、3走前は1番人気となりましたが結果は7着。内枠のフクノコニャックがいいペースで行って、ドリームメモリーが早めに並ぶ展開。コーナーでもそこまで緩まず進み、隊列がなかなか崩れない持続力勝負となり、2列目以降の差し馬が最後の根競べでズバッと抜け出し、上位3頭が標準並みの走破タイムでの叩き合いで4着以下はまともな上がりを使えていませんでした。1番人気のローレルウラノスは前回の集中力を全く見せられずに7着。4走前のように溜めれば良い脚を使えますが、3走前のように勝ちに行く競馬では甘くなるだけに、小回りコースでは狙いづらい1頭です。また、砂を被ると良くないタイプだけに、内枠では割引が必要です。東京コースに戻ってから狙いたい1頭です。
パサパサに乾き時計掛かるダート。最内枠減量騎手のウソハッピャクが押して逃げ、外枠各馬が付かず離れず接近。道中目立った動きは特になかったが案外ペースも締まり、常に1列目が4頭以上雁行で進んで直線はバテ合い。上がりはかなり掛かったが、先行3頭もそれなりに耐えていて、差してきたクロイツェルと拮抗した争いに。最後はコースロスなく運べた利が活きて、サトノコスミックがクビ差凌いだ。枠順・隊列が別なら結果は変わったはず。
ガンクラブチェック
データ
前走はこれまでとは違い、いつもより前で競馬をしていた1頭。前走は脚抜き良い稍重馬場で、先手争い4頭も内枠のインフェルノが制し、ペースを緩めず行く気に任す展開。番手以下の馬が先に一杯になり、追い上げる差し馬も追走に苦労していたほど。ガンクラブチェックは好位からの競馬となりましたが、外目を立ち回って勝負どころから進出するも反応がひと息で3着馬に交わされてズルズル下がっての6着となりました。嵌れば良い脚を使ってくれる感じはありますが、集中力に課題が残り、シャドーロールの効果は見られますが、それでもまだ要所での反応がイマイチだけに狙いづらい1頭です。
乾いて標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。少頭数なのに大半が出遅れ、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる。向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列。その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリード。直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離してしまう。メンバーレベルが低く、追走すら苦労する馬同士で楽な流れになったもの。
★日曜日
函館2レース
カルーセルフリック
やや速いペースで流れで縦長展開。先行した2頭が抜け出して渋太く粘り後続の追撃を凌いだ。
脚抜き良い馬場。前半競り合うがコーナーで落ち着く。平均ペースで流れ、番手から勝ち馬が抜け出し快勝。
ヌンチュルラ
乾いた馬場でHペース時計勝負の行った行った。未勝利で9秒台なら及第点。時計が速めで、隊列を覆せるだけの時計性能を持っていた馬がいなかっただけのレース。先行して上位に残った馬もほとんど伸びらしい伸びは見られず。
モンサンナシーラ
Hペース差し決着。前に行った2頭が競り合い、その1列後ろにいた馬に展開が向いた流れ。勝った是句とはコレまでにない決め手をみせ、やや軽目の馬場だったことも良かったか。
ロックフォール
データ
前走は休み明けの1戦で、内枠から好位のポジションを狙いましたが複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げたため、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなってしまい、二の脚がつかずに中団からの競馬となりました。コーナーで緩み、後続が追い上げて4コナー5頭雁行となり、直線横一線からの決め脚勝負。先手争いした組が直線で壁になってしまいほとんど後退し、後方で待っていた組が直線坂上で逆転しての追い込み馬のワンツー決着。叩き2戦目で上積みが見込め、1300mも3走前に強い競馬で2着の実績があり、ここも上位可能です。
脚抜き良い馬場でMペース持久戦。テンに押して出していった馬は多かったが、極端に速い流れにはならず。4角で前の方に付けられていた馬がそのまま追い比べになった。後方から伸びている馬もいたが、ほぼ圏外でのもので。