まとめ

過去ログ511 2015/7/30 18:17

★土曜日
新潟6レース
キールコネクション
脚抜き良い重で外差し優勢の馬場。好スタートを決めた初ダートのクールエイジアが先手、他にも積極的に絡んでいく馬が多くペースはなかなか緩まない。隊列こそ縦に長かったが後ろは出遅れた馬で、先団はずっとひと塊のまま速いペースで流れていた。3角過ぎから徐々に脱落馬が出始め、捲り接近の馬も直線で止まってしまう。逃げたクールエイジアは脚取り確りではないものの一杯に振り切り、追走に脚を使って他馬がバテてしまう流れを押しきった。2着も好位でロスなく立ち回っていたキールコネクション。馬群の外を回ってた差し馬には不利な流れ。

脚抜き良い馬場。ロングスパート戦で時計勝負。ペースアップが早く、持続力要求度の高いレース。それでいて馬場の影響もあり時計が速い。大分篩いにかけられた印象で、それぞれの着差がそのままスタミナの差という結果。

タピゴン
表面だけ湿り気あり脚抜き良い良馬場、やや前残り傾向。序盤の入りはかなりゆったりしていて、抑え切れない手応えで外枠の馬が捲り気味に3角で先頭に立つ。ラテラスとリミットブレイクが一騎打ちの体勢のまま直線に向き、ラテラスがそのままペースダウンすることなく振り切って好タイム勝ち。道中一切ペースが落ち込む箇所がなく、一貫したラップで凌ぎ切った勝ち馬は強い。短距離馬として質の高い内容。前が潰れる余地が全くなかった展開なので、後ろで待っていた馬は仕掛け所がなかった。

湿って脚抜き良く上がり脚優位の馬場。序盤に4頭で並んで案外ペースが速くなり、コーナー進入からペースを落とすものの4角で馬群が横一線。外を回した差し馬の勢いが良く、逃げ馬筆頭に1列目の馬は全く抵抗できず。脚を溜めて競馬できるセンスのある馬に流れが向いた。3着タピゴンは序盤挟まれる不利を挽回して外を回すロスがあり、次走は注目。

ドリームキラリ
湿った馬場。向正面で捲りが入りペースUP。それでも逃げ馬が渋太く後続を突き放すが、勝ち馬だけがこれを捕まえた。

脚抜き良い馬場。スローで後半3F勝負。逃げ馬が渋太く抜け出して勝利。2着は差し馬2頭が並んで抜け出した。

ヌーナ
乾いてパサパサ、前有利でスピード必須の馬場。先ほどの2Rとは違い、逃げたモエルアも追っ付けてそれを2番手以下がどんどんつつく流れ。向正面でも緩められないままで、3コーナーから先団がみな追っ付け通しの追走に。上手く内に潜りこんでロスなく立ち回れたクワッドアクセルが、4角直線と内を掬って2番手で粘るハイヴォルテージに並んで差し勝った。本来は差し馬向きの流れだったので、好位で踏ん張れた馬はそれなりに評価が必要。1番人気のケンベストカフェは乾いた馬場が苦手か?

やや内側が荒れ始めた状況だが、まだ内目優勢。内枠から人気のヌーナ、ジャンゴ辺りが先行するが、大外枠のメルヴェイユが2コーナーで強気に主張してきて先手を奪う。しかしその後は争わず、向正面から4角までは緩いペースで流し、直線入口は馬群が凝縮。そこからの直線3Fで速い上がりを比べる決め手勝負になり、切れる脚を持ってる差し追い込み馬が逆転。先行勢は全く抵抗できなかった。勝ち馬には先行馬が勝手に止まってくれる、いい条件が揃ってた。

パンパンの良馬場で速力必須。前回逃げていたコパノハミルトンが今回も2角から強引にでも先頭に立った。道中早くから緩んで向正面3角まで何もなく、直線に向いてからの急加速3F勝負。しかし上がり対応できる馬は限られており、マコトギンスバークが早め先頭に立った所に、初出走のレアリスタが一枚違う脚色でキッチリ差し勝った。3着以下はただ先行していただけの馬。

★土曜日
新潟1レース
タイガーヴォーグ
時計遅い低レベル戦。前半こそ追って出していく馬が多かった分、速めの流れになったが、直線では脚を使えている馬は1、2着馬くらい。それも他が伸びてない分もあり、上がりは平凡なもの。時計的にもかなり遅い。

カゼノカムイ
テン争い激しくなりHペース消耗戦。各馬押しての先行争いで隊列も前掛かり。消耗戦の形になっても、差して来れた馬は3着馬だけだった。

★土曜日
札幌6レース
ジュンファイトクン
データ
4走前は雨影響で柔らかい馬場譲多で、平均ペースで2頭が離して逃げる展開。同馬は出遅れてしまい後方からの競馬となりましたが、ラスト500mあたりで追い出しを開始し、直線は外に進路を取って懸命に脚を伸ばすも僅かに及ばず2着となりました。2、3走前は2400m戦に使われて4,3着。前回は1ハロン短縮しての2200m戦となりましたが3着。3~4コーナーで少しゴチャついてしまい上手く捌けていませんでした。ここで相対的に位置取りが悪くなってしまい直線に向いてもスペースが無く、バラけてから伸びていただけにもったいない競馬となりました。

荒れ始めてるが先行有利、外差し不発の馬場。外枠各馬が良いスタートで、サウスポールツアーがかなりペースを落として逃げる。スタンド前はほとんど一団。2コーナーから最後尾に居たウインスペクトルの捲りに対応する形で、人気のジュンファイトクンが先頭に立つ。前半楽していた分、そこから一気のロングスパート勝負になり替わり、他の馬は徐々に引き離される。最後は上位人気馬が直線で生き残る形になり、ゴール前でウインスペクトルが先頭に変わった。ズブい馬でも動けるほどのレース展開で、小回りに合う合わないが案外結果に出た様子。

ワンディトウショウ
向正面で捲り入り、後半4F勝負。先行勢には厳しい流れとなり、後方待機組に展開が向いた。その中では3着馬が早め先頭からよく粘っている内容。

パンパンの良馬場で上がり性能必須、差し有利状況。内枠のサンセドナが後続を1秒以上離す大逃げで、結構速いペースで逃げていて直線バッタリとなる流れ。好位組がしっかり上がりをまとめて、最後まで追い込み馬の台頭を封じた展開。好位でロスなく立ち回って、上がりを34秒前半でまとめたことが勝因だが、差し馬もそれほど鋭い上がりを使える馬がいない時期。バンデイアは能力差を考えれば過剰人気だった。