まとめ

過去ログ513 2015/7/30 22:12

★土曜日
札幌4レース
サトーリアス
久々での初芝となった2走前は出遅れてしまい参考外の1戦で、明らかな叩き台のレースです。
前回は叩き2戦目でダートに戻され、ハナを切れるメンバー構成となり、ハナを切って3着。

前走は乾いて標準の馬場状態で、やや外枠優勢、先行有利の状態でした。
少頭数でも大半が出遅れ、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる展開となり、向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列。
その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリードを広げましたが。
直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離してしまう格好で6馬身差の圧勝。
道中は楽に運べていましたが、ワンペースな走りのため、早めに交わされると苦しくなってしまいました。
コーナーの緩い札幌に替わる今回はプラス材料で粘り込みが叶いそうです。
ただ、この馬は硬い馬場が苦手なため、理想はパサパサの良馬場となります。


デュアルフレイム
前走の福島は乾いてパサパサ、前有利でスピード必須の馬場状態でした。
逃げたモエルアも追っ付けてそれを2番手以下がどんどんつつく流れとなり、向正面でも緩められないままで、3コーナーから先団がみな追っ付け通しの追走。
上手く内に潜りこんでロスなく立ち回れたクワッドアクセルが、4角直線と内を掬って2番手で粘るハイヴォルテージに並んで差し勝った格好で、本来は差し馬向きの流れだったので、好位で踏ん張れた馬はそれなりに評価が必要な1戦でした。
デュアルフレイムは展開が嵌っての4着となりましたが、終始追われ通しだったため、本質的に小回りコースは合っていません。


ディーエスレイザー
連闘で挑んだ4走前はハイペースのバテ合い追い込み決着となり、後半5F13秒台が続くバテ合い戦。
強気にこの流れを作っていったサクラモチはさすがに最後は苦しくなってしまい3着で、2着の同馬は展開恵まれた1戦です。
5走前は強風で時計が平凡な1戦となりましたが、ペースは遅くても全馬が消耗する状況で、前に行った馬が流れ込む決着。中団の外目にポジションを取って2着馬をマークする形で進め、4コーナーでは前を射程圏に入れて直線はメンバー最速の上がりで差を詰めるも流れが落ち着いた分上位2頭とはポジション差が響いての3着。
この馬はブリンカーをつけてから上昇しており、4前走はこれまでで一番長く良い脚を使っており注目したい1頭ですが、中6週→中3週→中1週→連闘→中2週→中3週→中3週の1戦となり、上積みは見込めません。
4走前は連闘でも坂路で追われていましたが、3走前時は美浦南Dコースで追われていました。勝浦騎手騎乗で69.4-52.6-38.5-13.5 (良馬場)(9)(馬なり) これまでも何度かDコースで追われていますが、この時計はかなり緩めのタイムでした。
2走前も同じく美南Dコースで追われ、以下の時計をマークしています。
助手騎乗で68.4-52.0-38.2-13.3 (稍重馬場)(7)(一杯)
助手騎乗で69.6-52.7-38.9-12.7 (良馬場)(7)(稍一杯)
助手騎乗でも良馬場で以前は67秒台で走っていただけに、この期間のタイムは「デキが下降気味」を感じさせます。
前走は適性のある福島に使われましたが4番人気で7着。今回は札幌で使われ、さすがに疲労困憊の1頭と言えます。

★土曜日
札幌4レース
サトーリアス
データ
久々での初芝となった前走は出遅れてしまい参考外の1戦です。今回は叩き2戦目でダートに戻され、ハナを切れるメンバー構成。硬い馬場が苦手なため、理想はパサパサの良馬場となります。

乾いて標準馬場。やや外枠優勢、先行有利。少頭数なのに大半が出遅れ、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる。向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列。その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリード。直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離してしまう。メンバーレベルが低く、追走すら苦労する馬同士で楽な流れになったもの。


デュアルフレイム
乾いてパサパサ、前有利でスピード必須の馬場。先ほどの2Rとは違い、逃げたモエルアも追っ付けてそれを2番手以下がどんどんつつく流れ。向正面でも緩められないままで、3コーナーから先団がみな追っ付け通しの追走に。上手く内に潜りこんでロスなく立ち回れたクワッドアクセルが、4角直線と内を掬って2番手で粘るハイヴォルテージに並んで差し勝った。本来は差し馬向きの流れだったので、好位で踏ん張れた馬はそれなりに評価が必要。1番人気のケンベストカフェは乾いた馬場が苦手か?

ディーエスレイザー
データ
2走前はハイペースのバテ合い追い込み決着となり、後半5F13秒台が続くバテ合い戦。強気にこの流れを作っていったサクラモチはさすがに最後は苦しくなってしまい3着で、2着の同馬は展開恵まれた1戦です。3走前は強風で時計が平凡な1戦となりましたが、ペースは遅くても全馬が消耗する状況で、前に行った馬が流れ込む決着。中団の外目にポジションを取って2着馬をマークする形で進め、4コーナーでは前を射程圏に入れて直線はメンバー最速の上がりで差を詰めるも流れが落ち着いた分上位2頭とはポジション差が響いての3着。この馬はブリンカーをつけてから上昇しており、2前走はこれまでで一番長く良い脚を使っており注目したい1頭ですが、前走は中6週→中3週→中1週→連闘後の中2週の1戦となり、疲労がたまってしまい結果は1番人気ながら5着となりました。2走前は連闘でも坂路で追われていましたが、前走時は美浦南Dコースで追われていました。勝浦騎手騎乗で69.4-52.6-38.5-13.5 (良馬場)(9)(馬なり) これまでも何度かDコースで追われていますが、この時計はかなり緩めのタイムでした。今回も中2週で使いづめの1戦となりますが、この中間は同じく美南Dコースで追われ、以下の時計をマークしています。助手騎乗で68.4-52.0-38.2-13.3 (稍重馬場)(7)(一杯)助手騎乗で69.6-52.7-38.9-12.7 (良馬場)(7)(稍一杯)助手騎乗でも良馬場で以前は67秒台で走っていただけに、この中間のタイムはデキが下降気味を感じさせます。前走は『速い時計に対応できなかった』という点で、『今回は巻き返す』と人気を集めるようなら危険な人気馬となる可能性があります。

向正面捲り入って体力勝負に。先行勢には厳しい流れとなって、4角では既に一杯になって脱落する馬も。完全に差し追い込みに向いた流れで2〜7着までが捲りも含めた後方組みだったが、そんな中で勝ち馬は前の位置から圧勝。ここでは力が違った内容だった。

ラヴィダフェリ-ス
軽めの馬場。平均ペースで縦長展開。先行2頭が渋太く粘るが、勝負どころで外を進出してきた勝ち馬が突き抜けて圧勝する。

★日曜日
新潟3レース
ティースワロ
前半のポジション争いで少し速いが、一旦落ち着く。湿った馬場で前残り傾向。消耗戦だが、後続もほとんど脚はなかった。結局隊列を取った者勝ち。

パサパサに乾いた良馬場で時計標準。牝馬限定未勝利戦で前半4F50秒切るペースで行くのは暴走に近い水準だが、カナラズカナラズ筆頭に前の3頭が飛び出した形。徐々に後続も3角手前から追い付き始め、4角では捲り差ししてきた馬含め5頭雁行。しかし2番手のモアアピールが先に抜け出し、ナナイロボタン以下追撃を凌ぎ切った格好。本来は差し馬に向いたはずのバテバテ展開。勝ち馬の評価は高まる。

ラックアサイン
脚抜き良い高速重馬場。出遅れ多数いたが、先行争いも5頭ほどが最初並んでいて、中からラックアサインが抜け出す。それほど中盤も緩まず進んだが、スピードの乗りがいい馬場で先行勢の手応えは楽な様子。2番手追走のショウナンマラークが最初に直線で抜け出し、逃げていたラックアサインもなかなかの粘り。むしろ後続も脚色一緒になってしまって、速い上がりでまとめての行った行ったの決着に。馬場の影響もあって走破タイムは非常に速い。スピード性能がないと厳しい状況だった。

まだ脚抜き良い馬場だが表面まで乾いている。前内有利状況。外枠で好発を決めたフォークスグローブが内から抵抗するウッチースネールを制してハナに。他の先行勢の抵抗もあり若干ペースは速かったが、2番手集団に抵抗する実力がなく徐々に単騎になり始める。直線入口ではほぼ1頭、その後は後続を引き離す完封。最後にラックアサインとヘッドドレスが併せ馬で接近するも、逃げ馬に及ばず。上位3頭が後続を大きく引き離していて、先行勢も存外バテてしまった形。地力が問われた持続力勝負だった。

ドラゴンハピネス
開幕週Aコースで内有利馬場。マルターズアポジーが行き切った後はかなりのスローペースに落ちて、その後徐々に尻上がりにラップが速くなる展開。マルターズアポジーがしょっちゅう外へ逃げて2列目の馬を遮るので集団が追い上げにくくしてた様子はあった。悪い癖を見せながらも他馬に絡まれず逃げられたマルターズアポジーが、4角でも外へ膨れつつ二枚腰を発揮して逃げ切る。好位組は勝ち馬よりも最後の脚で見劣っていて、むしろ後方集団の馬もバテ気味になっているほど。直線でしっかり伸びたのは3着馬だけ。